おまじないコブラはじめました。 -140ページ目

おまじないコブラはじめました。

河内美雪さんの『借金王キャッシュ』好きが昂じてこのようなタイトルをつけましたが、中身は数学オタク中年乙女のボヤキです。悪しからず御了承くださいませm(_ _)m

科学的考証とかできてないため、ウンチクは話半分で読んでください。

「おい、酔っ払い」

と、どこからともなく声がすれば

「はい、お呼びでしょうか」

と反射的に振り返ってしまうワタクシですが、実はそんなに量が飲めるわけではありません。

統計をとった訳ではありませんが、むしろ量的には飲めない方だと思います。

そんな低容量の自分が、これから先出会えるワインの数と、もう一度逢いたいワインの数を考えると、安ウマワインを狩りに毎日量販店に繰り出す、というような飲み方はどうもワタクシ向きではないようです。

何故突然そのようなことを言い出したかというと、先日

『こんな高価なワインばっかりポンポン開けてるわけではなかですよ』的発言をしたにも関わらず、振り返ると思いのほか高価なワインをポンポン開けていたことに気付いたからです。

要は言い訳ですな、ハハッ。



さて、気を取り直しまして。

その壱、その弐はフランスアルザス地方の白でしたので、今回はイタリアの赤など。


ヴィナイオーリ・コントラソアルダのムッソ・オリーヴァ2011年。

直訳すると『ロバのオリーヴァちゃん』てなところでしょうか。

実際にワイナリーにで草を食んでいる子の名前で

「アタシもテロワールの一部よ」という言葉と共に、ラベルにシルエットが描かれています。


そして、もうひとつ

ガッジオン2012年。

こちらもヴィナイオーリ・コントラソアルダのものです。

どんだけこの生産者が好きなんだ?と言われそうですな。

 
もう皆様はお忘れ(そもそもそんなに興味もない)と思いますが、以前ヴェスパイオーロというのを飲みまして、とても美味しかったのですね。

で、ネットでいろいろ検索してみたら、なんか、めっさエエとこみたいなんですね。

イタリアはヴェネト州(北の方ですな)のバッサーノ・デル・グラッパの丘にあって、アヒルやらロバやらが畑の中をのんびり歩いているようなところらしいです。

で、ワイナリーの中に、地元食材とワインを楽しむレストランがあるそうです。

↑人様のブログから拝借しました。

嗚呼、行ってみたい。

作られるワインは全てオーガニックですが、味で選んでもらいたいから敢えて認証は取っていないそうです。なかなかの自信ですな。



今回のワインは、両方とも最近のマイブームであるマルツェミーノ・ネロというブドウが主体になっています。

濃い味しっかり系の中でも、ワタクシ好みというだけあって、酸の強いブドウです。

ガッジオンの方が、マルツェミーノ・ネロ100%なんで、よりストレートにこのブドウを味わえます。印象としては、とても男前な感じです。

対してムッソ・オリーヴァはピノ・ネロとカルメネーレがブレンドされており、女の子の名前を冠しているだけに少し丸みとジャムっぽいフルーティさが加わります。

どっちも美味しいです。

バッサーノ・デル・グラッパの丘の景色を思い浮かべながら飲むと、いっそう胸の奥が満たされるような、そんな気がします。

どちらも

「肉を喰らえ!」

といわんばかりのワインなのですが、ワタクシ、あまり肉が得意ではありません。

困ったもんだな。


間をちょっとはしょりまして。

師走の幕開けは、前回と同じくドメーヌ・ジョスメイヤーから

“A Noir”にしました。

いつもこんな高価なワインばっかりポンポン開けてるわけではなかですよ。

カルヴァドスで風味付けされたクリームチーズに合いそうなものを、とフンパツしたのです。

同ドメーヌの他のワインと少しテイストの違う、スタイリッシュなラベル。

そして、こんな色ですが、分類としては白ワインとなります。総じて、とても個性的なワインです。

ワインの名は、使われているブドウ品種であるピノ・オークセロワ※(Auxerrois)とピノ・ノワール(Noir)の短縮であり、そしてランボーの詩の一節にもちなんでいるそうです。

※一般的には“オーセロワ”と表記するみたいですが、輸入元の記載に合わせてます。

ピノ・オークセロワもピノ・ノワールの変異種のひとつで、白ぶどうになります。

が、ネットで特徴などを調べてもあまりよくわからないのです。

マイナー品種と思われているんですかね。載ってても『だいたいピノ・ブラン』みたいな雑な解説です。確かに、アルザスではピノ・ブランにピノ・オークセロワを混ぜてもピノ・ブラン100%名乗っても良いよ的なルールはあるようですがねぇ。

そんなピノ・オークセロワが90%、のこり10%がピノ・ノワールという構成になっています。

このワインでまず特徴的なのは、甘いナッツ系の香りです。ナッツ香も色々あるのですが

「白いヘーゼルナッツクリームがぼってりかかったパンケーキってこんな匂いなんだろうな~、食べたことないけど」という感じです。若干バニラ的というか。これが、ピノ・オークセロワの特徴なのでしょう。

そして、飲むと辛口で重厚、ピノ・ノワールがいい感じで効いています。

あまりにおいしくて「ムホホ~」と妙な呟きが口から洩れ出ましたよ。



ただ、残念ながら、カルヴァドスのクリームチーズは思いのほか不マッチでした。チーズの甘さが相対的にワインの酸味を強めてしまったのです。

あさりの酒蒸しとの方が普通に合ってたな。

マリアージュってムズカシイ…
ジョスメイヤーの春、夏、秋。

本日は秋の巻です。

秋なんで、撮影モードもちょっと調整して、それっぽくしてみました。

ル・フロマントー2013年。

ピノ・グリという葡萄からできています。

品種名を直訳すると『灰色のピノ』といったところでしょうか。

ピノ・ノワールの変異種のひとつで、ほんのりとアントシアニンを帯びた薄いピンクというか、紫というか、灰色がかった果皮を持つことからそう呼ばれるそうです。

辛口ですが酸はそんなに強くなく、味わいは深くて丸みが感じられます。

そしてなにより、ハチミツのような甘い余韻が長く続き、まさしく秋の夜長にピッタリの一本と言えましょう。

栗などホックリとした食材との組み合わせをお店の方からオススメされましたが、なるほど、一緒になればマロングラッセのようだろうな~

と思いつつ、栗の収穫を待ちきれず9月初めに飲んでしまいましたとさ。

翌週には栗ご飯炊いたのに、オレってバカ…