義両親への信頼を失った理由』の義父母の言動と対応を踏まえ、まずは義父の健康状態のお話から。

 

以前にも少し書いていますが、義父は膀胱癌で、化学療法もしたことがあります(副作用がきつくて中断)。おそらく転移したのだろう腎臓を1個を摘出しました。足も相当悪く、誰の目から見ても歩行困難で杖または歩行器が必要です。が、病院で見かねた看護師さんから車椅子を勧められても拒否。さらに呼吸器系に問題があり、肺活量は60%程度で、常にゼーゼーヒューヒューと鳴らした呼吸をしているから見ているこっちが苦しくなります。

 

これまで私達夫婦は何度も話し合い、オットーから義父に保険適用される療養施設に旅行したり、足の治療を受けるように話してもらいましたが、

 

👴「そんなんいらんわ。家のほうがええ」

 

と、癌治療を面倒くさい事と考え、なるべく手のかかる治療やセラピーを避けていました。

 

こんな感じが続き、

 

去年末、新たに膀胱に3ミリの癌が見つかり、今月18日に切除し、これから化学療法の予定です。驚愕するのは毎回、手術後数日で退院すること。今回は切除が済んだからもういいやろと術後2日で退院しようとしましたが、医師から駄目と言われて3日目に退院になったんやと不満を漏らしていました。

 

病院

 

最初に癌が見つかって以来、義父の要望で再発してはその部分を切除して一時的に安心するという、その場しのぎをやってはまた再発→手術を繰り返しているだけです。

 

はっきり言うと、

 

義父自身が怖くて癌と向き合っていないのと、病気と高齢で補助が必要なのを認めたくなくて自分でやろうとしているのが問題。いつも「ちょっと切り取るだけだから無問題」みたいに言って濁します。癌の状態や医師から何を言われているのかを私達に話す勇気もなくて話しませんが、真実はもっと深刻なのはたしかです。

 

というか、


何年も自分自身を誤魔化して癌と呼ぶのさえ避けて「腫瘍」と言い換え、大したことがないように振る舞う義父の臆病さに、

 

ちょっと不満「うちがあの人に『あなたは膀胱癌ですよ』てハッキリ言うたる。きちんと話し合わなあかん!」

えー?「あれが本当のこと話すと思うか?そんな厳しく問い詰めても何も言いよらんし、変わらへん」

 

と、

 

オットーの義父母と波風立てたがらない態度に夫婦喧嘩に発展したことがありました。逃げてばかりで「対症療法」しかしていない。生活改善・食事療法も全くしていない。会うたびに健康状態が悪くなっていく義父は命をどぶに捨てている。世の中には生きようと必死に毎日癌と闘っている義父よりずっと若い人達に義父の命をあげれたら、なんて悪い事を考えたりしました。

 

が、

 

舅姑で夫婦仲が悪くなるのは馬鹿馬鹿しく、信用も失くしてどうでもよくなっていたから気に病むのをやめました。

 

病院

 

義父がガン克服を頑張らないのは義父自身の責任もありますが、ほとんどの責任は義母です。

 

その義母のお話は次回に続く