最終回は舅姑に怒る嫁と実父母にあくまでも冷静に対処していたオットーがついに怒った2件の出来事です。

 

下矢印この続き

 

【1件目】

オットーは週イチで義父母に電話していたのですが、義実家の固定電話にかけたら留守でした。義父のスマホも繋がらなかったので、オットーが両方に伝言を残しましたが返事は来ず。

 

それから何度も電話とメールをしても何も連絡がないまま3日目になり、オットーは義実家の向かいの家の方に電話をして様子を見に行ってもらうように頼みました。

 

するとしばらくしてから我が家の固定電話が鳴り、

 

義父「なんかなあ、ルーターがおかしいみたいで全然わからんかったわ」

 

と、"風呂に入ってたから電話が鳴ったのがわからなかった"的に何も問題ないように言いました。もちろん、心配かけて申し訳ないのひと言はありません。義父の連絡が取れなかった間にどこで買い物して何を食べたとか、くだらない話が始まったときブチッとキレた音がしたように感じました(笑)。

 

ムキーッピリピリ「そんなんクソどうでもいいねん!こっちは何かあったんかと思うて、何回も電話とメールして、近所の人にも迷惑かけたんやぞ!!」

義父「そやかてここんとこルーターの調子が悪かってん」

ムキーッムカムカ「ほんならそうとわかった時点で言ってこいや。どんだけ心配したと思ってんねん。これからはそっちから電話してこい!!」

 

何か言い訳がましくもごもご言ってる義父を無視し、オットーはガチャン!と電話を切りました。数日してから義父から連絡があり、新しいルーターに買い替えたらしいです。

 

【2件目】

私が子宮摘出手術で入院中のとき。入院/手術日の数週間前から見舞いの日時とその間のムスメの預かりについてオットーは義父母と予定を立てていました。当時、面会時間と人数はコロナ規制で厳しい制限があり、時間通りに必ず来るように義父母に念入りにお願いしていたそうです。

 

が、

 

なんと1時間遅刻で来たそうです。「渋滞」というのが言い訳ですが、渋滞の間に出来るだろうひと言の連絡もなし。夜に酒飲んで、朝は9、10時に起きたらテレビを見て、ようやく昼過ぎから動き始める、みたいな定年後の生活なので朝が起きれずに遅れて出発して渋滞に巻き込まれた、とみています。

 

当然謝りもなくてオットーはキレたのですが、面会時間が終了に近づいていたので義父母に怒りながら家を出たとか。見舞いに来たオットーは、

 

えー?「もうあかん。あんなん信用できへん」

 

と愚痴をこぼしてました。

 

とは言っても、

 

やはり一人息子のオットーは義父母とは他人の私のように心底嫌いにはなれず、怒るというより心底失望した感じです。これらの出来事以来、オットーも義父母に対して距離を置くような接し方になりました。

 

というわけで、

 

穴茄子家全員が義父母への信頼を失くし、次回の義父の手術と義母の術後が重なったけど義実家訪問NGという話に続くわけです。

 

それでは