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本日、発達相談に日。
緊張...なんだけど
前日自身の子育て支援イベントで燃え尽きて、
清々しい♪という変なテンションのまま発達相談にでかけました。
事前に記入した問診票は、母と幼稚園担任の先生が書いていることがほぼほぼ似ていて
で問診票を見ていると、「2歳くらいはこんなんひどかったなーでも、いま減ったなぁと」
成長を感じられる部分も多かったのです。
途中で、2歳や3歳のころのことを掘り下げて聞かれると
「あー毎日同じ場所じゃないとプチパニックを起こすから毎日同じところに出かけてたなぁ」
「幼稚園年少の時は、毎日同じ流れ(儀式と読んでいた)で幼稚園行くまでの型にはめて、見通し立つように早起きしてたなぁ」
「絶対ダメだって言っても、駄々っ子になるから、周りの目も気にせず、床にひっくり変える息子を待って、説得して、冷ややかな視線や茶化すおばちゃんの言動に腹たてたりしたなぁ」
とか、いろんなことが思い出されて泣きそうになりながらも、たくさんお話を聞いてもらいました。
発達障害という言葉だけが先行して、誤解されて、こんなんもできてるやん~とか
声をかけられることも増えたりもした今日この頃、
発達障害は決して、「できないことがある。ハンデがある」ということではなく
定型発達という言葉に対すると、得意や不得意があり、それはしつけや努力では補えない
脳の仕組みのせいだとだから
「発達凹凸」「でこぼこ」というイメージです。
その理解が乏しくて、ついつい母親のしつけが悪いや本人の努力不足と勘違いされてしまうことが多いんです。
わたし自身、彼を育てていて
とびぬけた優しさや
記憶力。
気遣い。(子どもなのにね笑)
とてもとてもいい部分をたくさん知っています。
で、反面
とてもとても苦手なことがあります。
感覚過敏といわれるようなことであったり、癇癪だったり..
幼い彼が自分ではどうすることもできない逃げたくてもどうしていいかわからない
苦手なこと。
それを母は知っています。
でも、専門的な知識がないし、専門家のお話がなければ、小学校に伝えた時に
「これは避けていいことなんです。」
「こういう注意を払ってください。」
て、入学前に要望を連ねたら
「モンスターペアレント!!」って警戒されるのが現実でしょ。
彼は彼なりの発達の中で、努力し、だんだんと自分で苦手も理解して
克服しようとしている姿も感じる中で、
集団生活において、できないことが「ふざけている」「やる気がない」と叱咤激励されるばかりでは
自分は、「できない子だ」「やってもどうせ誰もわかってくれない」と
自分の感情や気持ちを大切にできなくなってしまいそう。
出口が見えなくて、困ってしまいそう。
幼稚園生活を送れているのに、過保護なんじゃない?という見方もあるかもしれません。
が、小学校入学前の今
第3子にだいぶ手がかからなくなってきた今
私自身がつらくなってきた今
だからこそ!
発達相談を決意しました。
結果、母子関係は良好です。
何か対策や解決策が見つかったの?いいえ、何も見つけていません。
相談しようとしていなかった自分
自分が彼の養育者やから自分が解決しなきゃいけないと思ってた自分
この自分は頑張りすぎて、破裂しそうにパンパンでした。
それを相談できることが知れ、
障害の診断を受けることにより新たに開かれる道の広さや豊かさの方に
希望が持てて、彼の成長を純粋に見つめていられるのかもしれません。
障害受容というのは、ただただ、あけっぴろげにすることでもないかと
次男の身体障害の件でも思います。
「うちの子手がなくてなー」ってあけっぴろげに言われても..なりますよね。
障害受容って、本人の成長と向き合う覚悟をしていくものなんかなぁとか漠然と考えています。
しかも、完全に100%受容なんて嘘だろうと。
そりゃあ、健康、賢く、格好良く、運動神経よくって上を見たらやっぱりうらやましく思ったり、
みんなのように手があったら、こんなんだってできるやろうし、
ってないものねだりをしてみたり、
葛藤だらけでいいんだと自分に言い聞かせています。
でも、わたしも弱虫なので、それを本音でぶつけ合える仲間が息子にも母にも必要。
そして、恵まれていることに仲間がいます。

それだけでいいんです。
長男、次男が苦労するかもしれない場面は、学校に進級したりしたら、ますます
フォローできるのは、母ではなく、友人である比率が上がってくると思うんです。
だからこそ、心の底から大好きなお友達を大切にしてほしいって願います。
今回、発達検査や医師の診断を受けようと思ったのは、彼をよく知るためです。
彼のフォローに必要なことを知るためです。
やはり、医師の診断で「発達障害」と書かれると障害者なのか..と落ち込みますよね。
家族内でも価値観に相違があり、四六時中一緒にいない父親は純粋に彼の「個性」だから大丈夫!心配しすぎ。とも言いますし。
それは、わが子が障害のレッテルを貼られるということへの抵抗とも思います。
我が家も、発達相談に踏み切るまで、実に3年以上は夫婦の中でコンセンサスをとるため、話をしました。そして、すり合わせて
やはり、家族の考えも大切に暴走しないように、折に触れ話をするようにしています。
医師も保健師さんも父親のスタンスを気にされていました。
どこの家庭にも父と母の温度差はあるそうです。
だって、四六時中一緒にいることと、休日しかいれないことと物理的に差があるし
男と女という性差もあるし
違っていいんです。
夫婦やのに、うち同じ意見じゃないんです。。とか聞きますが当たり前!他人です、残念ながら。
だから大切なコミュニケーション。
仕事人間のパパを家族タイムにはしっかり濃い話に引き込むテクを使いましょ(笑)
本日も充実した一日を過ごさせてもらいました。
感謝!!!!