初めての発達相談(区役所にて 臨床心理士) | 〜あおぞら湯〜大阪市北区中津 子育て世代の居場所☆3児ママ保育士&心理カウンセラー

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3人育児に日々奮闘するママ保育士&心理カウンセラーのほっこりブログ♪【あおぞら湯】→3人の子ども達のそれぞれの名前から❤︎ (あお、そら、ゆい)
青い空を眺め、あったかい湯につかるように、自分の育児を見つめてみると小さな気づきと共に幸せな気持ちが見つかるはず!

長男の生きづらさって?具体的になんだろう~


なんでこんな不器用に生きてるのかな?


漠然と母として特別なサポートの必要性を感じながらも、身近な人たちからの「気にしすぎ」や「そのうちマシになるよ」「慣れの問題でしょう」とかいろんなアドバイスで、


気にしないでやり過ごした方がいいのかな?母親ってついつい深く考えすぎるしな...保育士なんだし、少々のやりづらさは私の持っていき方でなんとかできるやろ(やるべきやろ)とか思って過ごしてきましたが、



いよいよ就学まで1年と少しになり、焦りと不安と自信ない自分と同時に、パニックを起こしたり、こだわりを発揮した彼に強い苛立ちを覚え始めてイライラを止められない自分に気づき、葛藤が大きくなるばかりの日々を過ごしていました。


そんな自分の気持ちを楽にすべく、何より、生きづらい彼自身が楽になれるように彼の特性を客観的にかつ具体的に知るため、区役所の臨床心理士による発達相談に行くことに決めました。



冬休みの17日がその日でした。



相談に行く前日、まじめな私は相談の概略をまとめようと机に向かいましたが、ん?冬休み荒れてない!穏やかな日々を過ごし過ぎていて、「相談内容」がパッと思い出せない?いやいや12月あんなに荒れてたじゃないか..


そうか、やはり集団生活の中にストレスの素因があるんやな!


家庭では、なんとなく母である私の対策で、彼ペースに動いたり、スケジューリングすることで彼は不安なく、ストレス少なく過ごせているから荒れないんやな?


そういえば、最近、自分からその日のスケジュールを知りたがったり、行く場所の情報を欲しがったり、気持ちがうまく切り替えられないとき呪文のように「まいっか」と言って自分で気持ちを切り替えようとすることなど、彼も自分のしんどさに手探り状態で、回避する方法を知りたがっているんやな。


やはり、


今がその時なんだよ!と



大阪府が作っている資料(ええやんちがっても~広汎性発達障害理解のために~http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/13282/00000000/eeyan_jido1.pdf )を元に彼の特性を心理士さんに伝える内容を作成してみた。


人に伝えようとすることも大切だわぁとしみじみ。


今までぼんやりしていた彼の特徴もはっきり見えてきたり、あーこうなるときはこうしてるなとか自分の対策も見えてきたり、新たな気づきもありました、この作業。


この特徴をはっきりさせて、先生に伝えたりすることで双方理解につながるなと。


区役所に到着し、心理士さんと小さなプレイルームでお話しスタート。


大好きなウルトラマンが豊富にあるお部屋で長男、次男夢中で遊び始める。


心理士さんとのお話で、なんか自分が抱えていたものがほろほろ軽くなる感覚というか、もうすでに楽になってきている。


発達障害の診断を受けることは決して障害のレッテルを貼ることではなくて、特性を知り、生きやすくする方法なのだ。


本で読んでて知っていたよ。


自分でもそう言い聞かせていたよ。


でも、一歩踏み出せない何かがあって、そこは社会的な差別が怖かったりいろいろかな?なんだろうな。話していけばいくうちに「きっと楽になれるだろう」って思えたよ。



人と話すことってやっぱり大切。救われた。



結局、再度、医師も交えての発達検査の簡易なものを区役所で受けて、医療機関紹介、必要であれば療育を受けるという流れが決まり、ほっとして帰宅する。



ひとつ、心理士さんともその問題性を話したことがあって、そもそも、セミナーや研修を受けようと思うと医師の診断が必要ってところがしんどいなと。


我が家もそうだったけど、夫や祖父母に発達障害って決めなくてもいいやんって抵抗感を示されたとき、


母親というものは「じゃあ自分がなんとかせないかんのちゃう?」って思ってしまって、独学するために本やネットで情報を拾う、


その中から独自の対策を練って考えて、実践して、失敗する。つらすぎる...怒りが爆発する。正直、手をあげてしまいます。「こんなに頑張ってるのに!!」って「こんなに我慢しているのに!!」ってそんな自分が嫌でつらくなる。これを繰り返すことが悪循環。


こういうつらさを共有したり、情報を得たりするのに、まず、診断を受けるって...ハードル高くないですか??


もっともっと身近なこととして、差別の対象になったりせず、育てづらいを少しでも育てやすいに変えられる環境が作り出せたらいいなと願います。


そうすることが障害受容、あるがままのその子の姿を受け入れるということへの近道なのにと思います。


私も少しずつ扉を開けて、育児をもっともっと楽しもう。

彼らの個性を楽しもう。

自分の生き方を楽しもう。


相談内容もまた記録します。



昨日は安堵感から早々と子どもたちに挟まれて眠りについていました♪