新年明けましておめでとうございます。
新しい年を迎え、実家で過ごしたり、いつも多忙なパパさんと家族旅行に行き
思いを巡らせた「家族のかたち」について書き綴りたいなと...
過去、現在、未来の「家族のかたち」ってどんなものなのだろう?
子育てについて論じていきたい私は、「家族のかたち」について漠然と危うさを感じ
ています。
少子化対策、女性の社会進出、うんぬんかんぬん...
施策のみが先走って、実際の家族形態は破壊され、家族が存続しにくい世の中へ加速
しています。
家族が生きにくい(存在しづらい)社会は、楽しく子育てできない社会なんじゃない
の??って思います。
やっぱり、子育てしていてママ友や旧友との楽しいおしゃべりで共感しあえたりでき
ることはあるのですが、わが子の隠しようのないリアルな姿を知るのは父と母であ
り、父性も母性もかたちが違っても、どちらも子どもにとってはかけがえのない愛情
なのではないかと感じます。
(いろいろな事情があって、離婚という選択があるのですべて否定する気はありませ
ん。)
でも、結婚生活が続けばいいな~と先日も離婚相談を受けながら考えておりました。
結婚生活は他人が家族になり一緒に生活をするわけですから、相手を許し、信じ、同
じベクトルで居続けるにはかなり努力が必要です。
30代多忙を極める我が家のパパさんともたまには喧嘩します。
お互いのニーズが食い違い、すれ違い怒りに変わったりします。
仕事において需給バランスの食い違いで怒りますか??
相手の本当のニーズを知ろうとして、自分の供給のズレを修正しませんか??
それが、家族になったとたんできないとなると「甘え」なんじゃないかな?とかよく
話し合います。
そして、相手のニーズを知る努力をします。相手に自分のニーズを伝えようとしま
す。
心理面での対策のほかに、一番の懸念が。
経済面。
高度経済成長期と異なり、男性の稼ぎだけでは豊かに暮らせない時代が続いています
よね。
それを逆手に女性が働きやすい社会って...
選べてないし!
苦痛に満ちた共働きゆえのすれ違い、相手を許すゆとりを奪う..
仕事は食うためなんだから、甘いこと言うなとか叱られそうですが、仕事と家庭を両
立させることは容易ではありませんし、乳児期に母性が育児に占める割合はかなり高
い中でのお仕事かなり苦しいです。(経験あり、挫折しました)
私も少し前までは、女性もキャリア積んでバリバリ働かないと存在意義を見出せない!と突っ張っていましたが、不可能な状況を認め、育児も自分にしか出来ないことと言い聞かせつつ、じょじょに母である自分を認め始めました。
母になるにも階段を上がるように過去の1人の女性として生きた自分を見直し、変わっていくのです。急にお母さんなんだからって名札貼らないでください(笑)
逸れましたが。
『選べない』人生は、誰かのせいにしたくなって、離婚という選択で『選べない』のは旦那のせい!となっているのも一理あるんじゃないでしょうか?
女性が必ずしも家庭にいなきゃいけないわけでもないし、わたし主婦レベル低すぎて、社会人として評価されていた頃のイキイキした感じは失ってるけど…
今の我が家の『家族のかたち』はこれを『選んでいる』と納得しています。
発達障害の疑いありの長男と身体障害をもつ次男、よちよちの長女3人の笑顔に囲まれる選択が出来てよかったと思っています。
それぞれの『家族のかたち』は政治では決められないので、皆さんも一度考えてみてください。
皆さんはどんな『家族のかたち』で子育てを楽しんでいますか?
新しい年に考えたテーマでした。