フェアリーブルーミングのウンチクその5
こんばんは、たまです。
今日は浜松から生徒さんがいらっしゃいました。
月に一度おいでになるその方は、とてもレッスンを楽しみににしてくださっています。
作り始めると集中し、とても綺麗にブルーミングなさいます。
さて今日はステムをご紹介します。
このステムにはとても不思議なご縁を感じます。
1本50円(インストラクター価格税抜き)のステムを私達は何とかお手ごろな価格にしたいと思っていました。
私もクリエーターですから、皆さんと同じ立場。
少しでもお安く気兼ねなく使えたらこんなにうれしいことはありません。
しかし日本だけでなく中国に聞いても価格は下がりません。
しかしある社長さんとの出会いが、一つの扉を開けました。
そして生まれたのが、このステムトップ。
その美しくかつ機能的な形は、さすがデイーリンクスのデザイン。
デイーリンクスのデザイナーは以前カルチェやエルメスのウインドデザインをしていた方です。
ちょうど6枚の花弁のような形は、少しのグルーでしっかりお花を留めることが出来ます。
以前写真を載せましたが、横から見ると優しいカーブはお花のオシリに自然に沿っています。
しかも1グラムと言う軽さ。
なんと値段も38円(インストラクター価格税抜き)
このステムトップを作るための機械は、驚くなかれ全くの無駄を出さない機械です。
通常95%の工業廃棄物が出るのに、このトップを作る機械は100%製品にします。
これぞ本当のエコ!!
この機械、キット産業革命を起こしますよ。
初めて見たとき大興奮しました。
そしてもう一つお話ししておきたいことがあります。
このトップとステムを合体させてくれているのは、障害を持った方たちです。
毎月安定したお仕事をとても喜んでくれています。
毎月増えていくと良いですね。
色々な人との出会い、ご縁によってこのステムは皆さんにお届けしています。
ブルーミングされたお花をしっかり支えるだけでなく、みんなの気持ちもしっかり支えています。
たった1グラムの縁の下の力持ちです。暮れなずむ表参道にたたずむ少女NINAROZA
こんばんは、たまです。今日は新潟から生徒さんが来てくださいました。昨日からいらしていたのですが、昨朝出てらっしゃるときは雪が降っていたそうです。私は庄内平野の出身です。山形の中でも雪の少ない地方ですが、雪の降る音が私は大好きです。周りの音を全て吸い取り、音の無い世界の雪の降る音です。 いま表参道はしゅかしゅか音がしています。色づいた木々の葉が落ち始め、それを車が踏んでいきます。乾いた風の中、車が通るたんびにしゅかしゅか音がします。 このサイン、気に入っています。まあるく切り取られた空間から見る風景は、まるで書院の窓のような効果があります。毎朝この窓から覗く空や木々が愛しいこのごろです。
青山に初めてこの看板が立った時、うれしくてどきどきしました。町を行く人たちがこれを見てどう思うかなー。よって見ようと思ってくれるかしら。2000年に自宅でCASA DE NINAROZA をスタートしたときとこまで続けられるかしらと思いました。いつまで続けさせてもらえるかしら、、が本心かな。自分でも不思議ですが、この8月で8年目になりました。小さい赤ちゃんだったNINAROZAは8歳の可愛い女の子に成長しました。みんなに可愛がられて。心からありがとうございます。
フェアリーブルーミングのウンチクその4
こんばんは、たまです。今日は会社のネットが壊れました。午後からメールを下さった方はごめんなさい。明日の午後まで無理でしょう。
さて、今日はウンチクのその4です。それはブルーミングステイックです。始めはこれを作る予定はありませんでした。でもサンプルを作って使い始めると、生徒の誰もが欲しいと言いました。でも予算が、、、、。だって、ブルーミングパットより型代が高いんですもの、、、うううう。でも欲しい!!制作会社に我がままを言いやっと実現。 しなやかなシリコン部分は花びらに優しくタッチし花びらを壊しません。しかも適度な摩擦があるので、開きやすさが違います。とくに可愛いお花のオシリ部分は、このステイックの微妙な使い方から生まれます。
私は自分用のステイックは一本このようにカットしています。カスタマイズですね。 1番や2番のお花を開くのに向いています。黒刃のカッターで、すーとカットします。こうすると小さい花が開き易いと同時に、弾力の強さを変えることが出来ます。 こういう色々なアイデアをお教えできるのもレッスンのよいところ。デモはご予約でご覧いただけます。 表参道のニーナローザでお待ちしています!!
フェアリーブルーミングのウンチクその3
こんばんは、たまです。今日はフェアリーブルーミングのウンチクその3です。
これはブルーミング専用グルーです。何だか太目のマカロニですが、ホントはとっても透明です。 白いテーブルなので、黄色い紙を敷いてみました。あんまりうまく映ってないな~、、、しょんぼり。フェアリーブルーミングにグルーは欠かせません。しかも透明度の高いものを探していました。この前ウンチクその2で専用のブルーガンの話をしました。そのグルーガンと共に探していたのは最高のグルーでした。何しろガンとの兼ね合いもあるため探すのは大変。あちこち頼んでやっと見つけて輸入してもらいました。
ねー、すごくない。この柔らかさ!あっ、こっちは透明さが出てますね!!低温用でこの透明なものはどこにもありません。それを高温で使うのでその感触は温泉のよう。ん?ん?だから、肌にまとわりつくようでいてさらっと>してるのよ。 大変!色が付いちゃった。いやナニ、部分的に単語を染めようと思ったのに。 とに角、このグルーはお花のオシリにうすーっくついて、まあるく可愛いオシリにしてくれます。 これは、20本で945円です。 12月から1344円に上がります。お買い求めはお早めに。 今日は三郷から、明日は新潟から、土曜日は大阪から、月曜日は浜松からフェアリーブルーミングのレッスンにいらしてくださいます。お花を開くことはヒーリングだと生徒さんが言っていました。うれしいです!皆さん、心から楽しんでくださってありがとうございます。 ご予約は表参道のニーナローザまで。
フェアリーブルーミング開花のウンチクその2
こんばんは、たまです。あは、やっと小さい画像で登場です。ネットの先生クレア先生曰く、画像が大きいで~す。はい、今日は忘れませんでした。 今日はウンチク、その2、ブルーミング専用グルーガンです。今まで9年間色々なグルーガンを使ってきました。何しろ耐久試験をやらせるなら、ニーナローザへおまかせ、、というアトリエですから。ホントにちっちゃな物から3万円以上もする代物まで、使ってみました。特に今回フェアリーブルーミングをするにあたり、どのグルーガンが一番良いかは大事なポイントでした。かなりのプロ使用まで取り寄せて、グルーが楕円のものまであったりして。過去には煙がでたものもあり、、、。その結果栄えある一番!!に選ばれたのがこれです。 小さくてハンデイにもかかわらず、その性能は抜群です。1.まず、解けたグルーが逆流しない、これ一番大事ね。 逆流したグルーが後ろから流れ出すことがつまりの原因。2.解けたグルーがポッタポッタ、これも少ない。3.高温、低温の切り替えが付いている。4.たとえ高温にしても、高く上がり過ぎない。あるガンは、煙が出ました。5.グルーの出口が小さいので、細かな作業に向いている。6.小さくて軽いので貴方の紅葉のような手にもぴったり!、、、などなど。 銀色のFBCマークがクールでしょ!! ブルーミングキットに入っています。
ブルーミングカラー
この植物の名前は知りません。この夏突然道端に育ち始めました。ブルーミングキットレッスンを始める頃でしたので、私にはとても意味がありました。 イギリスと日本で生花を教えていたのですが、子供も小さいこともあり続きませんでした。そして花から離れて久しい頃、この花がベランダに芽を吹いたのです。180センチのベランダでしたし、綺麗なつるを伸ばし始めたので興味がわき観ていました。たまに観るとどんどん大きなブッシュになって行きます。そして綺麗な黄緑のつるにブドウのような緑の実を付け始めました。 ある日ベランダに久々に出てみると、実は濃いブドウ色になっていました。すると私の目の前でその黄緑色のつるにさーっとブドウ色が走り始めたのです。勿論そんなことはありえないのでしょうが、私の目にはホントに色が走って見えたのです。 あー、実がブドウ色になると、つるも同じ色に染まっていくんだ~~と納得したのでした。 それまで、ぼんやり不思議だなーと思っていることがありました。自然は緑と色の組み合わせだな~。でも緑と合わない色だってあるだろうに、、、、。 花屋に行ってバラを観ました。白いバラの茎や葉は、黄緑です。赤いバラの茎や葉は、濃い緑です。そして濃い紫のバラの茎や葉は、濃い緑に紫がすーっと入っていたのでした。 神さま、すご~い!! そのすごさを教えてくれた花がこれです。誰か名前を教えてください。 ブルーミングキットレッスンを始めるまさにそのときに、神さまからの祝福であるかのように又、自然からのエールのようにも感じました。 わたしは、ここにいるよ、、、。冬の足音
今年初めて美しい富士山が見えました。
朝カーテンを開けたとき富士山が見えれば寒い日。
霞んでいれば暖かい日です。
いったい日本人にとって富士山とは何なんでしょうね。
今日も思わず手を合わせて”ありがとう”って言ってしまいました。
ホントに理由なく感動してしまう私です。
私は海の側に住んでいます。
運河といったほうがいいかな。
先週はたった5羽ぐらいだったのに、もう30羽を越してました。
今日はとってもいいお日和。
快適な旅だったでしょうね。
ここに住むまで鴨が渡り鳥だという実感がありませんでした。
この子達が冬を運んでくるようです。
大きく広げた羽の一つ一つに北国の凛とした空気を含んで、、、。お帰り!















