心の牢獄から抜け出すたった一つの方法!ヨーガ・スートラの教え、その2 | YOGAと瞑想、倍音の世界へ 青山雅明のブログ

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ヨガと瞑想、倍音でより大きな意識と繋がりましょう。
Let's Enjoy!

 

 

 

みなさん、こんにちは!

ヨガや瞑想を教えている青山です。

地無し尺八を演奏したり、倍音発声法で歌を歌ったりもしています。

 

 

今日もヨーガ・スートラを学んでいきましょう。

古代の瞑想の中から生まれた智恵は、きっと現代に生きる僕たちにもとても役にたつと思いますよ!

 

 

 

 

 

『心の牢獄から抜け出すたった一つの方法!』

ちょっと釣りタイトルっぽくなってしまいましたね、ゴメンなさい。

 

 

 

ただ事実、これが『心の牢獄から抜け出すたった一つの方法!』なのです。

 

今日も「ヨーガ・スートラ」を学んでいきましょう!

ヨーガ・スートラについてはこちらこクリック

 

 

やっと、2番目です。

道のりは長いですね。

 

ヨーガ・スートラ その2

 

YOGAS CHITTA VRITTI NIRODHAH

ヨーガ チッタ ヴルッティ ニローダハ

心の作用を止滅することが、ヨーガである。

 

 

ヨーガ=ヨガとは

チッタ=心(意識)

ヴルッティ=心の動き

二ローダハ=止める、鎮める

 

 

 

スワミ・サッチダーナンダ先生によると、いきなりこの2つ目でヨーガ・スートラの結論が出てきているそうです!

いきなり最終奥義が出てきている。

 

『このスートラが結論です。その後は全てこの一つのスートラの説明にすぎない。』

 

心の作用(働き)が止滅したら、その人はヨーガの最終目的をはたしたことになる。

 

パタンジャリ曰く「心の波立を制御することができたら、その人はヨーガを達成していることになる。」

 

 

確かに、心が彷徨ったり、揺れ動くことで悩みや苦しみが生まれるのであり、

心がいつでも静かな状態で、例え自分の心が波打っていてもそれに巻き込まれることなく、

静かに眺めることができたらそれが悟りの状態なのかも知れませんね。

 

もう少し詳しく解説します。

サンスクリット語の用語も覚えてください。

 

 

チッタ=心の総体

 

マナス=欲望、感覚

 

ブッディ=知性、識別能力

 

アハンカーラ=心の基体、「私」という感覚

 

 

何のこっちゃ?ですよね。

 

例えでお話しすると

 

あなたが、仕事を終えて夕飯時に『今日は何を食べようかなー』

と道を歩いていました。

どこかのご家庭から、カレーのいい匂いがしてきます。

何だか急にカレーが食べたくなってきた!

 

 

となるとします。

 

いい匂いを感覚でキャッチする→マナス(欲望、感覚)がいい匂いがしてきた、なんだか美味そうだ!

 

この匂いはカレーだな、しかもスパイスカレーだ、スパイスは体にもいい→ブッディ(知性、識別)

 

今日はカレーを食べよう→アハンカーラ(私という感覚)

 

 

この3つは一度に一つずつ起きるが、あまりにも早いので見分けがつかない。

 

 マナス=欲望、感覚 → ブッディ=知性、識別能力 → アハンカーラ=心の基体、「私」という感覚。

 

 

感覚が刺激される→欲望が起こり→欲望を満たす行動をして→満たされた→ 心が落ち着く。

 

日常の自分の内側を観察してみても、確かにこの通りですね。

 

 

 

でも、心が安らいでいるのを乱すのもこのサイクルなのです。

 

心が落ち着いている→感覚が刺激される→何らかの欲望が起こる→満たされない→イライラする。

 

 

チッタ・ヴリッティ=心の作用が その平安を乱す。

 

 

自分の機嫌の良い時→世界は美しい、素晴らしい、ハッピー

自分の機嫌の悪い時→世界は醜い、生きてくのは大変、ツライ

 

結局のところ、自分の内面が世界を作り出しているのですね。

 

 

ヨーガの箴言(戒めとなる短い文)

「人は心なり。束縛あるいは解脱は汝自身の心中にあり」

 

束縛を感じているのは自分の心。

解放感を感じているのは自分の心。

 

 

最後にサッチダナンダ先生の、こんな例え話をご紹介します。

 

 

私は受刑者たちにこう言った。

 

「看守たちを見てごらん、彼らも同じ壁の中にいる」

 

看守たちは給料をもらえるから壁の中に入りたい。

君たちは外に出たい。囲いは同じだ。同じ牢獄の中で時間を過ごしている。

でも看守にとっては牢獄ではない。

 

なぜだと思う?

同じ壁の中にいてもどこが違う?

 

受刑者たちは、ここを牢獄だと思い

看守たちは、働いて糧を得る場所だと思っている。

 

心のあり方が違う。

 

ここを囚われの場所と思わずに、人生に対する心の態度を変え、浄化する場だと思えば

浄化されたと感じるまで君たちは喜んでここにいようと思うだろう。

 

実際にそういう受刑者がたくさんいて、彼らは刑務所を出た後もヨーガ的な生活を送る。

そして獄中生活に感謝すらする。

 

思考形態を制御し、それらを思い通りに変えることができれば、外界によって縛られることはない。

 

世界は何も変わらずにそこにある。

アプローチの仕方によって、天国にも地獄にもなる。

 

この世の中何ものも、あなたを縛ることがない。

 

 

 

あなたは、もうすでに自由です!

 

 

 

 

 

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