能役者 長山桂三の日々の出来事 -3ページ目
2014年08月05日 04時23分42秒

2014年 長山凜三 出演公演

テーマ:能 公演案内
私の長男 長山凜三の2014年度の出演公演をお知らせ致します。


まだまだ、お目まだるいところもあるかと思いますが、本人は能が好きで一生懸命お稽古に励んでおります。

どうぞ応援の程宜しくお願い申し上げます。





●1月13日 銕仙会定期公演  宝生能楽堂  
能「邯鄲」子方  シテ 観世 銕之丞


写真:銕仙会定期公演 2014.1.13   撮影:前島吉裕


●1月18日 大阪若手能(国立主催)  大槻能楽堂  
能「邯鄲」子方  シテ 長山 耕三


●3月22日 青山フェスティバル  銕仙会  
仕舞「田村 キリ」


●4月20日 花影会  観世能楽堂  
仕舞「田村 キリ」


●7月5日  国立能楽堂企画公演 国立能楽堂能  
復曲能「敷地物狂」子方  シテ 大槻 文蔵


●8月3日 観世会定期公演 観世能楽堂  
能「花筐」子方  シテ 野村 四郎


●8月30日 能楽座大淀町公演 奈良「あらかしホール」  
能「安宅」子方  シテ 大槻 文蔵


●9月14日 観世九皐会定期公演 矢来能楽堂  
能「船弁慶 重前後之替」子方  シテ 長山 禮三郎


写真:桂諷會 2013.11.2 撮影:駒井壮介



●10月4日  東洋大学能楽鑑賞  東洋大学  
能「隅田川」子方 シテ 観世 銕之丞


●10月18日  華諷会  喜多能楽堂  
仕舞「春日竜神」


●11月15日  能・狂言鑑賞の会-三代能記念公演-   大阪 大槻能楽堂  
能「猩々」シテ



写真:長山凜三初シテ 能「合浦」 桂諷会大会(長山桂三独立十周年記念) 2013.5.3  撮影:駒井壮介


●12月17日  銕仙会青山能 銕仙会能楽堂  
能「歌占」子方  シテ 長山 桂三
2013年06月13日 11時42分23秒

桂諷會 —義経・弁慶 主従の絆— 公演のお知らせ

テーマ:桂諷會
第7回 桂諷會 長山桂三独立十周年記念能
       —義経・弁慶 主従の絆




日時   平成25年11月2日(土)午後2時開演(午後1時開場)
会場 『国立能楽堂』 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1   03-3423-1331(代表)

$能役者 長山桂三の日々の出来事






入場券   SS席 (正面)    10.000円   S席(正面/中正) 8.000円
     A席(中正/脇正) 6.000円   自由席(脇正)   4.000円
 

お申込み・お問い合わせ  銕仙会

TEL 03-3401-2285 FAX 03-3401-2313 



$能役者 長山桂三の日々の出来事-桂諷會 チラシ 中面


プログラム



『橋弁慶』笛之巻
       弦師 

あらすじ

前シテ  常盤御前  長山 桂三
後シテ  武蔵坊弁慶

子方   牛若丸   長山 凜三

ワキ   羽田秋長  殿田 謙吉

アイ   弦師     野村 万作 
     都ノ者    石田 幸雄

笛          一噌 隆之

小鼓         観世 新九郎

大鼓         柿原 弘和

地謡         浅見 真州 浅井 文義 柴田 稔  馬野 正基
           浅見 慈一 長山 耕三 武田 文志 安藤 貴康

後見         清水 寛二 鵜澤 光


<休憩15分>


替間 『語 那須』   山本 東次郎

一調 『勧進帳』   観世 銕之丞   大鼓 亀井 忠雄


<休憩20分>



能 『船弁慶』重前後之替 早装束 
あらすじ 

前シテ    静御前  長山 桂三  
後シテ 平知盛ノ怨霊

子方     源義経  長山 凜三

ワキ   武蔵坊弁慶  宝生 閑

ワキツレ 義経ノ従者  大日方 寛

 〃     〃    御厨 誠吾

アイ      船頭  野村 萬斎

笛            藤田 六郎兵衛

小鼓          大倉 源次郎

大鼓          亀井 広忠

太鼓          観世 元伯

地謡           観世 銕之丞 山本 順之 長山 禮三郎 西村 高夫
            岡田 麗史  野村 昌司  長山 耕三 観世 淳夫

後見          野村 四郎 鵜澤 久


終了     午後5時45分頃




今年は、私が内弟子修業を終え独立させて頂いてから節目の10年を迎えます。
今回、能 橋弁慶(笛之巻)と、能 船弁慶(重前後之替)の二番を、息子 凜三と勤めます。

橋弁慶「笛之巻」の小書(演出)がつくと、前場で常磐が牛若を諌める場面や義経の持つ虫喰いの笛の由来が語られるなど、通常とは全く異なる前場となります。
この小書きは滅多に上演されません。

また、船弁慶は能屈指の人気曲。
「重前後之替」の小書(演出)がつくと、前場、後場ともに位が重くなり、シテの衣装、演出が大きく変わる重い習の小書。「早装束」は和泉流狂言方のみにある替間で、幕内にて素早く衣装を替える小書です。


その他、山本東次郎師による、替間『語那須』
源平屋島合戦。義経の奇襲に陣を焼かれ、平家一門は命からがら海へと逃れる。船中に扇の的を立て、これを射落とせと挑発する平家方に、義経は那須与一にこの的を射よと命じる…。
 能「屋島」の特別な間狂言を独立させ、狂言の仕方語りの技法を尽した重い習いの替間で、義経、与一、後藤兵衛実基の三者を一人で演じ分ける緊張感あふれる語り間。

観世銕之丞師、亀井忠雄師による、一調『勧進帳』
歌舞伎「勧進帳」の原型ともなった能「安宅」。そのなかで弁慶が勧進帳を声も高らかに読み上げる場面を謡物として独立させたもの。この「勧進帳」は「三読物」の一つに数えられる重い習いの謡物で、一調では謡と大鼓のみで聞かせます。

能を鑑賞された事の無い方にも、自信をもってお勧め出来る内容となっております。


先日より、チケット受付致しましたところ、予想外にチケットのお申し込みを頂いております。
国立能楽堂は、座席数が多いので余裕が有りますが、良い席でご鑑賞になられたい方は、お早めにお申し込み下さいませ。
2013年02月18日 07時40分06秒

2013.2.8 銕仙会定期公演『須磨源氏』長山桂三

テーマ:公演記録
能『須磨源氏』のシテ(主役)は、紫式部によって書かれた日本最古の長編小説『源氏物語』の主人公「光源氏」です。
現在でも色男、美男子の代名詞として様々な作品でモチーフにされております。

前場は、老人の姿で登場します。光源氏の化身。

能役者 長山桂三の日々の出来事

後場は、光源氏の霊が兜率天より、衆生済度のために天下り、青海波を舞います。

能役者 長山桂三の日々の出来事

今回、私の希望で、頭に『冠髪(かんむりかづら)』を付けました。
おそらく、私の所属する銕仙会しか無いのでは・・・・
これは、髪を上で結って、束ねた髪の上に初冠を付けております。

$能役者 長山桂三の日々の出来事


通常は、髪を何も付けずに(耳、シテの地毛がそのままみえる)初冠をかぶる格好。通称、私たちの間では「素頭(すあたま)」と云っております。

または、黒垂、馬毛頭という髪を使用し、髪を肩から下ろす格好

下記の写真は、私が 2010に勤めたときの、能「融」の写真です。
能面「中将」、初冠は、今回と同じです。髪だけが違い「馬毛頭(ばすかしら)」を使用しております。
見比べて頂くと、大分イメージが違うと思います。

$能役者 長山桂三の日々の出来事

能「須磨源氏」「融」は、月光のもとで貴公子が舞う点では共通しております。

能「融」のシテ『源 融』では、優雅に舞を舞う華やかなの中に、死後その邸宅が荒廃してしまった事の寂しさが含まれております。

能「須磨源氏」のシテ『光源氏』は、神となり兜率天からやってきます。(光源氏までも神にしてしまう、能のスケールの大きさというか壮大さに脱帽です)


$能役者 長山桂三の日々の出来事

聖なる救世主のイメージです。

$能役者 長山桂三の日々の出来事

面、装束(衣装)を決めるの事は、楽しみでもあり重要な事です。

近日中に、私のホームページにて、ここに掲載していない「須磨源氏」の写真を載せます。

次は、5月22日(水)銕仙会青山能にて、能「東北」のシテです。
「東北」のシテは、平安時代中期の歌人「和泉式部」です。
既に後場で使用したい着付けのみ、自分の中では決まっております。
袖を返した時に、チラット見えるくらいですが、素敵なはず!!??

ご来場お待ちしております。
公演詳細は、こちら
2012年10月19日 01時36分28秒

能楽公演 『銕仙会定期公演』 の御案内

テーマ:能 公演案内

能楽公演のお知らせ。初心者の方にも御鑑賞頂きやすい演目です。

11月9(金)午後6時開演 東京水道橋「宝生能楽堂」にて「銕仙会定期公演」がございます。

(最初から御覧頂きたいですが、6時開演なので、お仕事帰りの方は間に合わない方もおられると思います。能楽堂は、基本的に開演後、いつでも入場出来ますのでご安心ください。私が勤める『雷電』は、20:00頃の予定です)


能役者 長山桂三の日々の出来事-銕仙会定期公演 2012.11 チラシ




私は、菅原道真を主役にした『雷電(らいでん)』を勤めさせて頂きます。

御存知の方も多いかと思いますが、菅原道真が大宰府に左遷され憤死、死後雷となって内裏に祟ったというエピソードをもとに構成された能です。

その他、巴御前を主役にした能 『巴』、狂言 『縄綯』 が上演されます。



能役者 長山桂三の日々の出来事-銕仙会例会チラシ裏 2012.11



未だ能楽を御覧になられた事の無い方にも、鑑賞頂きやすい公演内容となっております。

現在、鑑賞し易い良い席をご用意出来ます。
御来場お待ちしております。

公演詳細

銕仙会定期公演


日時     平成24119(金)午後6時開演 (終演9時頃予定)



会場   宝生能楽堂  東京都文京区本郷1-5-9
 TEL 03-3811-4843 FAX 03-3811-4591


入場券   全席指定 正面席\6,000 脇正面席\4,000 中正面席\3,500 学生席\2,500


お申込み 銕仙会  TEL 03-3401-2285 FAX 03-3401-2313

        Webからもお申込み可能です


<プログラム>



能『巴』 


前シテ  里女

後シテ  巴御前    観世 淳夫


ワキ   旅僧    宝生欣哉

ワキツレ 従僧   大日方

 〃    〃   御厨誠吾

アイ   里人    内藤  


              藤田次郎

小鼓         曽和正博

大鼓         大倉 慶乃助

後見             浅見 真州  谷本 健吾

地謡 観世銕之丞 山本順之 浅井文義 岡田麗史

浅見慈一 北浪貴裕 安藤貴康 鵜澤光


          

〈休憩 10分〉


狂言 『縄綯 



シテ  太郎冠者   石田幸雄

アド  主人      高野和憲

小アド 何某     深田博治




能 『雷電』  


前シテ  菅丞相

後シテ  雷神          長山 桂三



ワキ  法性坊律師僧正   則久英志

ワキツレ 従僧      舘田善博

 〃    〃      野口能弘

アイ   能力       竹山悠樹


            八反田 智子

小鼓            森  貴史

大鼓            柿原光博

太鼓            徳田宗久

後見             長山 禮三郎  鵜澤 久

地謡 清水寛二 西村高夫 柴田稔 小早川修

馬野正基 浅見慈一 谷本健吾 安藤貴康 











2012年06月25日 05時01分11秒

FACE BOOK ページ 能・狂言鑑賞の会 『桂諷會』長山桂三

テーマ:ブログ

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