古文,読んでみよ? -6ページ目

”拡散希望札幌でワンちゃん連れ去り”

 早く見つかりますように…

 本当に胸が痛い。

源氏物語⑤

こんばんは。

読んで下さりありがとうございます。

またまた「帚木」から。

光源氏 
「その片かどもなき人はあらむや」とのたまへば
頭中将
「いとさばかりならむあたりには、誰かはすかされ寄りはべらむ」

現代語訳
「今の話のような、ひとつもとりえのないという人がいるものだろうか」
「まったく、それほどひどい女がいるとしたら、そんな所には、誰がだまされて寄りつきますか」
(新全集の訳より)

 有名な雨夜の品定め。結構、黙って聞いてれば💢みたいな(笑)。
 でも、紫式部はすごい。なぜ、男性の気持ちも女性の気持ちも、こんなにもわかるのだろう。
 というか、昔の方が明け透けに、こんな話をしていたのだろうか?おもしろい。




源氏物語④

こんばんは。

読んで下さり、ありがとうございます。
『源氏物語』は、本当に単語の勉強になるなぁ、と思います。

今日は「帚木」から。

源氏
「さりぬべきはすこし見せむ。かたはなるべきもこそ
(現代語訳)
 さしさわりないのなら少し見せてあげよう。みっともないのがあってはね。

・「かたは」=不完全、見苦しい
・「もこそ」=「こそ(あらめ)」。「もこそ」は
       危惧・不安を表す。
        (『新全集』頭注より)

光源氏が、中将に手紙を見たいとせがまれ、渋っているところ。