口紅に残像を | 黒歴史の塊

黒歴史の塊

ブログの説明を入力します。

おはこんにちは!

 

実は私、小説読むのが大好きなんです。

昔では考えられません。学生時代まで、文字を見ると虫唾がはしる程で、

朝の読書の時間は苦行以外のなにものでもありませんでしたね。

仕方なしに「涼宮ハルヒの憂鬱」とかラノベを読んでたりしました。

(友人は麻雀の基礎なんて本を読んでましたが、、、それよりはマシと思っています)

 

まず、私の母が本が大嫌いで、その影響が大きかったと思います

 

私に本を読むきっかけになったのが、中学から大ハマりしていた「インターネットラジオ」

今でこそネット配信は珍しくもないですが、当時はニコ生なんてものもなく

ライブドアねとらじ、ぴあーキャスト、スティッカム、ライブチューブなどなど

 

当時大好きな配信者さんがいまして、その方がとても本を読む方で

その方の語彙力に魅了されて「私もこんな風に言葉の引き出しを増やしたい!」

と、別に最初から激おもしろくてはまっていったわけでなく、

勉強のつもりでいやいや読みだしたのが最初。

今では月8冊~10冊ペースで読む程、本が大好きになりました。

 

ちなみに当時大好きな配信者さんだった方が夫になります。

 

結果から言えばただ読み腐っているだけで感想も思いいれもなく数を増やしているだけですので

特に文章力があがったとか、本を多く読んでいるからこその何か!、、、みたいなことはめったにありません。

 

はい。

前置きが長くなりましたが今回読んだものが、評価も高い

筒井康隆先生の「残像に口紅を」です。ずっと読みたくて期待しておりました!

筒井康隆先生といえばSF小説の巨匠!

代表作は「時をかける少女」(アニメで見ちゃったから読んでない)

私が好きな作品は「旅のラゴス」これはね、めっちゃ面白い。

滅多に読み返さない私も読み返したくなる作品!

 

で、今回「口紅に残像を」ですけど

私小説は意地でも読み切りたいタイプなんですけど

正直、、、、、読み切れませんでした;;兎に角難しい!

 

主人公は作家。その主人公が次々に1文字ずつ消えていく虚構世界を消えていく文字を楽しみながら過ごす話。

テーマも説明がむずかしい!

例えば「あ」が消えたとする。するとアルパカはこの世から消えるのです

周りの人間が次々に消えていく、消えた人間は記憶もぼんやりと霞む

本棚のアガサクリスティーの小説も消えるし名前も思い出せない

 

そしてこの小説のすごいところは消えたとする文字は使用せず

常に違う言い回しで完成されているというところ!

 

なんと素晴らしく難しい!

読めませんでした!いや天才だと思う!

しかし理解力に乏しいわたしには難しすぎた、、、!

終盤であきらめた。無理だった。

最後まで面白くよめていれば、このブログ記事だってなにか一文字くらい制限して書いてやりたいくらいだ、、、!

 

年間100冊ペースで読む私が読み切れなかった作品は

サリンジャー「フラニーとゾーイ」と今回の2作です

サリンジャーも大好き!ライ麦畑はほぼ読み返すことのない私が5回は読み返した!

これを書いていてもライ麦また読みたくなってくる、、、!

 

断念したことが本当に悔しい!いつか必ず再チャレンジしたい、、!

 

好きな小説は主にミステリー

何度も読んだ作品は西尾維新の化物語とサリンジャーのライ麦畑です

 

相変わらず勉強不足で文章もめちゃくちゃ、どうも締まらない私のブログですが

今後エッセイとかも読んでみようかななんて思っているし

 

ちょこちょこいろんなレビューをしていこうかなと思っているので

自己満足ですがお付き合いください

 

長くなってしまった、簡潔に収まらないのもバカの象徴ともいえる。

では