1970年に前後に、日本各地の国有林に、ダイオキシン枯れ葉剤が撒かれたことを、ご存じだろうか。

その後、日本各地の国有林に“廃棄”された。

このダイオキシン枯れ葉剤を製造する時に、副産物として生じる物質は、田んぼへの除草剤として10万トンも撒かれた。

 高度経済成長期、すでに日本列島はこうしてダイオキシン汚染されていたのだ。

 真っ先に犠牲になったのは、ニホンザル等の野性動物たち。

 その上に、軍事基地からの化学物質汚染、核実験による放射能汚染、原発震災による東京電力の放射能汚染……こうした人災が重なっている。

 私たち人間のおとなは、どうやって子らを守ったらいいのだろう。つながるいのちの、子らを。