「映画クレヨンしんちゃん 爆発温泉わくわく大作戦」感想



何と今回はしんちゃん映画最初で最後の2本立てという珍しい映画です。

そして温泉をテーマにしている映画であり、実は当時この映画だけはあまり興味が持てず、TVで放送したら見ようかな‥ぐらいな気持ちでした。


温泉がテーマに至った経緯としては、作者の臼井先生と原監督が打ち合わせした場所が健康ランドだった為、ノリで決めたとか笑


あらすじ


しんのすけ、みさえ、ひまわり、シロは不発弾処理のために一時避難するように警察官に促されるが、彼らは一家を眠らせてどこかへと連れ去ってしまう。


そして温泉Gメンの登場で温泉をめぐる大活劇と謎の巨大ロボット出現による人類の危機を野原一家たちが救います。


登場人物


温泉Gメン

・草津


・指宿と後生掛


彼らは温泉を守る組織温泉Gメンのメンバーで今回の味方ですが、野原一家はいつも世界レベルの秘密組織に巻き込まれているイメージですね笑



テロ組織「YUZAME」


今回の黒幕組織、巨大ロボを使って地球温泉化計画(温泉を掘って全てを沈める)を企んでいる。

お風呂が嫌いというちょっと不潔にも見えるが、焼肉を食べているシーンは何故かとても美味しそう!!


・巨大ロボ


このロボットが春日部を破壊しまくります!!

ゴジラのような感じで、自衛隊も出動したり、戦車が細かく描かれているなど、この映画は実はクオリティがもの凄い高い作品だと思います。


・妖精の精(丹波)

今回の重要人物

最初のシーンでしんちゃんが倒れているところを助けたことにより、後に奇跡を起こします。

声優は何と丹波哲郎さんが務めています。


実は名作映画!!


しんちゃん映画にしては、あまり話題にならず、興行収入も低い結果だったそうですが、改めて見ると実は子ども向けではなく、大人向けの作品だった事がわかります。

特に自衛隊がロボと戦う場面は本当にゴジラのようで、特撮好きの人にはきっと刺さる作品だと思います。


そして今回は二本立てという事ですが、



「クレしんパラダイス メイドイン埼玉」


これは本当不思議な映画でした。

きっとオマケ作品が子ども向けだったのかなと。


ドラえもんの映画が当時3本立てだったのもあり意識はしていたのかもしれませんね。


でも、クレヨンしんちゃんの映画はメイン一本で十分だと思いました。



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