「映画クレヨンしんちゃん電撃ブタのヒズメ大作戦」の感想




しんちゃん映画も本格的に洋画シリアス路線に!!


ついにしんちゃん映画もシリアス路線になります。正義の組織SMLが悪の組織ブタのヒズメが企むサイバーテロを阻止する為にウィルスソフトを盗み出すことに成功するが、何やかんやして、しんちゃんたちを巻き込み一緒に捕まってしまう所から始まります。


今回からカスカベ防衛隊も映画で大活躍し、SMLの工作員おいろけとカスカベ防衛隊が一緒に行動して行く流れと、SMLの工作員筋肉と野原一家が一緒にしんちゃんたちを救出に行くという2つの流れが同時進行で進んでいくので、まるで洋画のように飽きさせない展開がとても面白いです。


またアクションシーンや銃撃戦も迫力があり、本格的なスパイ映画を彷彿されるような演出や終盤にはしんちゃん映画定番の涙の感動シーンもあります(大人が観ても泣けます)


登場人物が本格的



まずはSMLのお色気は本格的なアクションがとにかく最高。後に筋肉とは元夫婦という事が判明。



SMLの筋肉、恐らくモデルがシュワちゃんだと思います(吹き替え声優も玄田哲章さんなので)筋肉と言えば、みさえに下剤入りのお茶を飲まされるシーンが最高に面白いです。



ここからは敵の組織の紹介です。




・バレル

足の短いおじさんとイジられますが何となくタランティーノ監督の「パルプフィクション」に出てきたジョン・トラボルタに風貌が似ているような気がします。







他にも女子プロレスラーのようなママ、刃物を得意とするブレイド、そしてブタのヒズメ、リーダーのマウス、どうしても違和感を感じるのできっと誰かをモデルにして作られたキャラクターなのかもしれないです。


もし分かる方はコメントで教えて下さい。


救いのヒーローぶりぶりざえもん


ブタのヒズメが作ったコンピューターウィルスが何としんちゃんが考えたぶりぶりざえもんでした。


(コンピューターを作った大袋博士がたまたましんちゃん家付近を散歩していると、しんちゃんが書いたぶりぶりざえもんの絵をみさえが外に投げ捨て、それを拾ったのがきっかけで開発が進められる)


しかし、しんちゃんとの出会いで救いのヒーローとして改心するが、データを消去した為しんちゃんとのお別れが訪れます。

ここがとても切なく泣けるシーンで、もう一つ最後に感動シーンがあるのですが、是非とも自分の目で観て貰いたいです。



最後に

ここら辺のしんちゃん映画は前作と同等に面白いクオリティで作品を作り上げているように感じます。多分今でもしんちゃん映画が好きな理由は映画としてのクオリティの高さと面白さ、そして大人も引きつける魅力があるからだと思います。


次回はしんちゃん映画初の2本立て、

「温泉わくわく大決戦」をレビューしたいと思います。



4・ヘンダーランドの大冒険の感想はこちら↓



5・暗黒タマタマ大追跡の感想はこちら↓