「映画クレヨンしんちゃん暗黒タマタマ大追跡」は、しんちゃん映画の新時代!?






今回は「映画クレヨンしんちゃん暗黒タマタマ大追跡」を紹介していきたいと思います。しんちゃん映画も5作目となり、今回から妹のひまわりが映画初登場します。正直しんちゃん映画は前作のヘンダーランドまでが、初期4部作だと思っていて、今回の暗黒タマタマからは、新時代のクレヨンしんちゃんだと思っています(原恵一監督シリーズでもあります)


監督が変わった事によりしんちゃん映画のイメージががらっと変わりますが、シリーズを確立化させ、しんちゃん映画は面白い、大人でも泣ける、という印象を付けた最初の作品が暗黒タマタマであると思います。



前作に続きホラー要素も


今回もホラー要素強めですが、恒例のオカマキャラのおかげで物凄く面白い作品に仕上がっていると思います。



内容はひまわりが誤って飲み込んでしまった珠を、敵の組織の珠黄泉族が狙い、オカマたちが所属する珠由良族がひまわりたちを守りながら逃走する王道のロードムービーです。


まるで「ターミネーター」をコミカルにした感じで、どこか洋画のような雰囲気があります。


ひまわりがメインの映画ですが、勿論しんちゃん映画なのでいい意味で大活躍します(笑)


クレしん映画史上最強の敵キャラ



今回の敵キャラのヘクソンはしんちゃん映画の中でも1番と言っていいほどの最強キャラだと思います。相手の心が読める為、次々と仲間が倒れ、ひまわりをあっさり誘拐してしまうシーンは子どもの時に見た時は本当に恐怖でした。


しかし弱点があり、こちょこちょに弱いのと頭を空っぽにしながら戦うことで攻略できるあっさりな展開でした(笑)



珠由良ブラザーズ



長男ローズ、次男ラベンダー、三男レモンの3人の面白さと強さは本当に良かった!

彼らがいるだけでこの映画魅力は十分に引き出されています。


しんちゃんのお兄ちゃんとしての成長


ひまわりがメインの映画のため、ひまわりが大事にされている中少ししんちゃんは嫉妬しています。しかしひまわりを必死に敵から守ろうする姿が何よりもお兄ちゃんとしての成長を感じとても感動しました。


今までのしんちゃんは、テレビシリーズや映画でもワガママ強めで、5歳児の割に少し幼さを感じましたが、ひまわり登場後はしっかりお兄ちゃんしていて正直性格や言動なども少し大人ぽくなったと思います。しんちゃんがカッコいいと感じる場面が沢山できたのもひまわりのおかげかもしれません。


まとめ


しんちゃん映画は特に繋がりがないので、どの作品から観ても大丈夫ですが、今回のようにしんちゃんの成長をより感じたい方は、1〜5までは順番に見るといいかもしれませんね。そして必ず観て欲しい映画の1つでもあります。また次作の「ブタのヒヅメ大作戦」は、いよいよカスカベ防衛隊もメインに入ってくるので近いうちに感想を描きたいと思います。