行ってきました、花見キャンプ。

千葉の開花は東京より一週間遅いんですってねって、まあそんなこと言っても少しくらい咲いてるんでしょ?って楽観的に出かけたんですけど、まー咲いてなかったですね!
まあ、桜が咲いていないのは仕方ない…仕方ないけど桜が咲いていないことよりも、真の問題は風が強くて暴風レベルだったことでした…!

おしゃれにセットしていたキャンパーさんのタープは、留守の隙に吹っ飛んでいろいろ崩壊していたし、うちのお隣のサイトではなんとテントが破れたらしく、テントよりお母さんの機嫌が最悪でした。恐ろしや、強風!

うちのタープとテントは傾斜を調整して、通常の倍くらいがっちりペグ打ちしてまあなんとか。それでも強風の夜があけた朝にはロープがだいぶ緩んでました。
風の中のキャンプって大変なんだなあと実感…うちはかなり簡易な設備でキャンプしているので、今後は風には注意していきたいです。テントが風で浮いたよー

そして焚き火・炭火・アルスト・固形燃料・シングルバーナーと、持っていったキャンプ用火器すべて強風で火が流れてしまって使い物にならず。
予定よりだいぶ時間をかけて(火がまともに当たらないから)完成した、今回のキャンプごはん。

プランクグリルでラムチョップのロースト

プランクグリルの本番デビュー、杉板(ウッドプランク)は前日に水とウイスキーで浸して真空パックにして冷蔵庫に入れておきました。

プランクグリル(Plank grilling)

炭火は強風でとてもムリだったので、焚き火でなんとか。板は一回使い切りにするしかない焦げっぷりでしたが、肉はなんとかおいしく焼けました。
熾火が飛んでいかないように注意しつつ、風をうけてみるみる燃え尽きていく薪との戦い…!疲れた!!!

漬けまぐろ、イクラ丼

まぐろサクをドリップ吸収シートでまるごと包んでナイロンポリ袋に入れ、真空パックに。しょうゆ酒みりんを煮切った漬けダレを別で真空パックにして持参しました。 

現地でマグロを刺身にして、30分くらいつけダレに漬けたら引き上げます。炊き上がったごはんにマグロとイクラを盛り、鰹節、炒りごま、ワサビをのせて完成。

やはりきっちりドリップ吸っとくと臭みも出ずおいしいですね。次回は昆布締めにしようかな。

ユニ・チャームのフレッシュマスター

肉や魚の表面のドリップをきっちり吸って、鮮度を保持してくれます。塩豚やパンチェッタなどの製作にも。ロールとカットタイプがあります。
小分け冷凍するものにもこれを使えば、おいしいまま解凍できますよ。

ごはんはあらかじめといで水を切り、ポリ袋に入れた状態で持参。ごはんクッカーでポリ袋炊飯しました。ちゃんと炊けるし、洗い物も減りますし。

ポリ袋炊飯と最高に相性がいいクッカー Keith Ti6300
Keithチタン製ライスクッカー+ポリ袋+いろんな燃料で冬の野外炊飯

豚汁

やっぱ寒い時のキャンプは豚汁よねー、ということで。豚、根菜類、油揚げなどの具を前日に炒めて少量のだし汁で煮て、真空パックにしたものと、即席みそ汁の出汁入り味噌を持っていきました。鍋で合わせて水を足して温めるだけ。かんたーん。

あとはアスパラガスの生ハム巻きとか(巻いて焼くだけ)、つまみ少々くらいでした。
わたしの場合、キャンプ場で下ごしらえに時間と手間をかけたくない派なので、ほとんどの品を半調理状態で用意しています。
なので強風の中でもまあなんとかなりましたが、もし用意してたキャンプごはんがダッチオーブンで作る本格煮込み料理とかだったらと思うとねー。まあそういうのは作らないんだけど、強風ホント危険。

翌日は穏やかに晴れたので、食べきれなかったピザを焼きました。

デロンギのピザストーンは直火では使用できないんですけど(割れることがあります)、炭火ならまあいいかなって。プランクグリルの要領で、片面焼いてひっくり返し、ピザを乗せて使い捨てアルミプレートの蓋を乗せて焼きました。さっくり焼けてなかなか良し。

キャンプは楽しかったですが、強風が手強いことを体で学びましたよー。
予報では風力は終日5〜6くらい、一番強い時で瞬間的に7くらいでしたか。強風時はタープを諦めることも必要だとか、時には撤退も考えるべきとか、風の日の高台はヤバイから地形も考慮するべきとか。

ビューフォート風力階級表

あと次からはガスコンロ系も予備熱源としてかならず用意したいと思います…!そんな文明の利器持ってくなら他の熱源持って行く意味なくなっちゃうのでは、って思ってたけど、何もできないキャンプになっちゃうよりはるかにいいですもんねえ。
できれば風に対応できるグリルとか、風が当たらない屋内で調理できるテントも欲しいところ。物欲物欲。

アウトドアこんろ タフまる

ダッチオーブンもらくらく乗せられる対荷重20kg!カセットフー「風まる」でもいいんですけど、とにかく風に強くてガッチリしているといういことで、キャンプで特に強風の時のことを考えて購入するなら「タフまる」でしょう。