認知症専門医:長谷川嘉哉さんの『ボケ日和』を、矢部太郎さんがマンガにしたものです。
そうとは知らず図書館予約してました。
春夏秋冬に分かれた目次を見て、やっと気づきました。
元は、こちらです。↓
相変わらずのうっかり者。
でも、矢部太郎さんのほんわかした絵に癒されます。
なので、こんなうっかりなら、あながちうっかりも悪くないなぁと思います。
認知症の最大の原因は、
「加齢」です。
つまり、「老化の一環」であり、ある意味自然なこと。
長寿家系で忘れん坊将軍の私は、慰められます。
大丈夫ですよ
人生いろいろ あったんだから……
そりゃあ
少しくらい 忘れますよ
「情報」という名の「安心」
街中で、久しぶりにあった人に「僕のこと覚えてますか?」と聞かれるより、「△△でお会いした〇〇です」と「情報」をもらえたら安心です。
お顔を覚えていても、名前が出てこないことって、ありますもんね。
私の場合は、顔認証も苦手ですが。。。
同じように、単に「ごはんだよ」と言うより「晩ごはんだよ」と伝えると、時間がわかって安心します。
確かに、これは解りやすいです。
試すというか、本当に理解できているかどうか確認したくなるのもアルアルですが、それをやめて、こちらから「情報」をプレゼントすると、相手が「安心」するというのに納得です。
思いやり
ただ見守るだけ というのは
つらいことです
でも
ただ見守ることが
思いやりなのかも しれません
あたりまえのこと
どんなに 手がかかった
おじいちゃんも おばあちゃんも
最期は必ず 亡くなります
あたりまえのこと なのです
命は永遠では ないこと
看取られる方にも
看取る方にも
さまざまな 後悔があること
死を通して
死んでいく者が
あたりまえの生を 見せること
そして
残された者が
それを受け止めて
自らの人生の糧と すること
みんな
あたりまえの
ことなのです
ことばのひとつひとつがやさしくて、いまさらですが、看取った母のことを思い出し、少し涙しました。