こんにちは、いとです。
昨日、無事稽留流産の手術が完了しました。
私が通院しているクリニックでは、日帰りで手術ができ(でも10週目までしかできないらしい)、全身麻酔での手術になります。
まず、朝昼絶食。
朝8時以降は水分もNG。
12時15分に来てくださいとのことでした。
とりあえずお腹空くよね。ぐーぐー言っとりました
持ち物は生理用品パンツ型2枚と普通の日用3枚、手術同意書、飲み物、軽食。
金曜だからか午前の診療が押しに押しまくり、結局内診→手術の始まりが14時過ぎとなりました。待たされ過ぎ。
内診時、
先生「あれ?もう出切ってる?」
私「え!?でも塊そんなに出てないですけど…」
先生「出てたら手術しなくていいんだけどね」
私(よっしゃー!それならそれで最高!)←心の声
ぐりぐりエコーでくまなく探す先生。
先生「あ、こんなところに居た。頸管に引っかかってる。こりゃ手術しないと痛いぞー。」
私「…お願いします。(なんだよ、無駄に喜ばせないでよ)」
一昨日のお尻の奥と子宮の入り口辺りの激痛はこれが原因だったのね。
出ようとしてくれてたけど、私の頸管が硬くて出てこれなかったのね。ごめんよ、赤ちゃん
ということで、予定通り手術開始。
麻酔を入れ始めたら、先生と看護師さんと私で何故かお酒が強いかどうかの話。
普通に飲めますとか言ってたところで私が落ちたんでしょう。
麻酔が効き始めてからはとにかくインド的な歌がずっと鳴り響き、緑と紫のサイケな世界。なんなんだこれは。夢なのか。
多分手術台でまどろんでる時、インド的な歌から何故かミスチルに(笑)
後で先生に聞いたら音楽なんて流してないよと。
麻酔によるトリップか。
そのあとベッドへの移動中ところどころ記憶があります。
3人がかりで移動させてもらってほんと重いよねすみません、って思ってた。
ベッドで1時間くらい寝てたのかな。
小さいクリニックなので、看護師さんや事務員さんの話し声や作業音がうるさかった。
なのでほんと何度もうるせーって目を覚ます、笑。
点滴を受けて16時過ぎまで休ませてもらって、再び内診を受け、手術着から服に着替えて帰宅しました。
手術費は10,300円。2万くらいって聞いてたから意外と安かった。
帰りもまだ麻酔の影響かフラフラで、ほんと彼がちょうど休みの日で迎えにきてもらえて良かった。
雨もザーザーだったし涙雨かな。
そういえば流産宣告受けた日も雨だったな。
帰りに処方箋受け取りもあったけど、フラフラで何も考えられなかったので彼が代わりに受け取ってきてくれました。
その後も何をする気も起きなくて、謎の倦怠感と喪失感。
お腹の中もう空っぽなんだ…と思うと死にたくなり、ずっとソファで横になってました。
とりあえず薬を飲むために何か食べて寝ようとしましたが、何も食べる気がしない。
そしたら彼がコンビニでウィダーインゼリー的なものを買ってきてくれたので、それを飲んで薬飲んで30分ほど仮眠しました。
そしたら少し復活。
謎の感情はだいぶ良くなりました。
全身麻酔の影響なのかなぁ。
多分一人だったら帰ってこれなかったと思う。
クリニックでは麻酔切れたらすぐ帰れますよ〜って軽く言ってたけど、相当しんどかったです。
このままこの謎の感情が消えなかったら生きていけないなと不安になったほど。
手術後の腹痛はほとんどなく、出血もしばらくしたら少量に。
手術内容は全く問題なかったけど(先生は結構へばりついてて大変だったと言ってましたが)、ほんと全身麻酔が私は無理だった。
もう全身麻酔の手術は2度としたくないです。
するなら翌日くらいまで入院できるところがいいけど、そんなとこなかなか無いですよね。
大体即日帰される。
そんな感じで私の40年の人生史上一番壮絶な一日が終了しました。
ひとつの命とのお別れだと思えばこのくらいの衝撃が無ければいけませんよね。
10週と2日私のお腹の中に居た赤ちゃん、また会えるといいね
でもまた妊娠→稽留流産→手術となるのが怖過ぎる現在です。
稽留流産手術の体験談もたくさん読んで予習していたけど、全身麻酔の影響とかあまり書かれていなかったので、その辺細かく書かせてもらいました。
私の体質なだけかも知りませんが。
みんな大体帰る頃にはスッキリ目覚めてる印象だったので安心しきってました。
後で調べたら、せん妄かもと。手術前日まで痛み止めを多用してたのでせん妄になりやすかったのかもしれませんね。
素人なのでその辺推測ですが。
ではでは、長文読んでいただきありがとうございました