心のケアは禅タロット、
身体のケアはアロマで癒す
緩和アロマセラピストの松浦智恵美です
アロマサロン リラクシンは
広島市安佐北区に移転しました
亡き義父と
共に過ごさせてもらえた
最後の１年間（正確には１年と１ヶ月）のあれこれ、
９５年からすると、
１年間なんてとても短いけれど、
私にとって、
この１年間は、時間には計れない長さです。
書きたいシーンがたくさんある。
まず最初に、
最後の日の、
特別な時空を共有していたような
最も深い時間、
自分の感じたことを混じえながら
書こうと思います。
あなたは、
息を引き取る瞬間を
見たことはありますか？
私は、義父が初めてです。
２０年間、緩和ケア病棟で
末期癌患者さんと接してきたとはいえ、
最後、看取りの瞬間に立ち会う
ということはありません。
（病室に伺った時、偶然息を引き取った
直後だった！ということはありましたが...）
以前のブログにも上げましたが、
いよいよ看取りの時期に入った！？
という直感した日はありましたが、
その様子はこちら↓
緩和ケア病棟のように、
「危篤なので近い親族は集まってください」
などと、
言われることは全くなかったので、
（その話は別記事で書こうと思う）
まさかその日に、
亡くなるとは思ってもいませんでした。
病院ではなく、
介護施設だったからでしょうか...
いろんなケースがあると思うので
うちの場合は、こうでした。
という形で、
亡くなったその日の様子を
書きますので
そのつもりで読んでもらえると
有難いです。
息を引き取る前日に、
施設と連携している医師と、
（義父の担当医でもある）
施設職員（看護師）、ケアマネさん、
そして私たち家族（３人）で、
その医院に集まって
面談をしたばかり。
主な話は、
医師から
＊義父の今の容態の説明
＊容態が急変した時の対応
＊家族の確認（延命措置はしない）
というもの。
まさか、
その翌日に亡くなるとは、
正直ビックリしました。
私が東京出張から帰った翌日から
毎日面会に行っていたので、
分かるのですが、義父の変化は
決して急変ではありません。
本当に、ロウソクがだんだん短くなって
最後の灯が自然にフッと消えていく
そんな感じだったなと思う。
つまり、
素人の私の目から見ても、
亡くなる前日（医療関係者と面談をした日）の
義父の様子は、あきらかにカウントダウンが
始まっている、
と、感じていました。
しかし、
そこは、家族ですね。
どこかで「まだ大丈夫。回復する」と、
その感覚を打ち消している自分でも
ありました。
それにしても、
後で思うと、特に亡くなる前日は
あきらかに様子が違ってた。
全体の雰囲気（義父から出るエネルギーというか...）、
呼吸の仕方もそうだし
体温も...
その変化に敏感なのは、
私が、緩和ケア病棟で２０年間、
末期がんの患者さんを観てきたからだろうか...
亡くなる前日、
面談の後、担当医が施設に来られ
義父を間近で見て
身体も診てもらったにも
かかわらず、「もう危篤の状態です」と
言われなかったのが、
今でも
「なんで？」と疑問に思います。
当日のことだけでなく
１３日間の容体の変化については
いろいろ感じたことがあるので
別記事で書きたいと思います。
息を引き取る
と言いますが、
本当に言葉通りでした。
なんか長くなりそうなので、
一旦ここで区切ります。
続きます。
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