痛みに寄り添い自分を取り戻す、緩和ケアアロマセラピストの松浦智恵美です
パルシステム生活協同組合の情報誌「のんびる」の、
２月の特集が、
「お医者さんだけではできないこと」というテーマで、
私が長年通っている病院の、
緩和ケアボランティア活動を、ご紹介してくださいました。
いきなり見開き！
これで、
私が、どこの病院でボランティア活動をしているかが、
分かっちゃいましたね。
日本赤十字社が母体である、広尾日赤医療センターは、
自由と博愛の精神を基本的理念に掲げている病院です。
交通費も出ない完全なる無償です。
そこに私は、２０００年１０月から、
今現在もボランティア活動を続けています。
今日ボランティア室に入ったら、
掲示板にコピーが貼ってありました。
自慢したくなっちゃう私を大目に見てね。
このような、光栄な出来事は、
私にとって、滅多にない事なんですもん。
パルシステムから、取材依頼があった時、
病院担当者さんが、私にお声がけしてくださったとき、
私のボランティア活動振りを、日頃から見てくださっての
事なんじゃないかと思って、とても嬉しかったです。
正直言って、私はいわゆる「出来る人」ではありません。
どちらかというと、
人生を、不器用に生きてしまうタイプです。
不器用だからこそ、
失敗も多くて、その度に凹むんだけど、
気づかされる事も多くてね...、
私という人間を、病院が育ててくれている。
それは、今もそう思っています。
その日々を繰り返しをしているうちに、
気づくといつの間にか、
１７年という月日が流れてたんですよね。
ボランティア活動を始めた時、
まさか、こんなにも長く続くとは思っても見なかったですよ。
「長く続けてスゴいですね〜」
と、言われる度に恥ずかしくてね。
「オマエ（私）は、どんなにヒマなんじゃ」って声が
どこからともなく、聞こえてくるんですよ。
ええ、ええ。
そうですとも。
定期的なボランティア活動なんてのはね、
ある意味、そこに時間とお金をつぎ込めるくらいの
お人好しなヒマがないと、こうまでは続けられませんわ。^^;;
書いていて、ふと思いました。
ヒマって、
もしかしたら豊かさの象徴かもしれない。
そう思ったら、
今でもボランティア活動が出来るというのは、
環境と身体と精神に恵まれていたから続けられたんだなぁ。
自分には、無い無いなんてよく思ってしまいますが、
ボランティアが出来る、ヒマだけはあったよ〜
困っている人に、手を差し伸べた時、
「有難う」って、心の底から笑みが現れる。
もっとも嬉しくて幸せに感じる瞬間です。
緩和ケアのボランティア活動の様子を、
写真でご紹介していただき、
実際にボランティアの声を、
（民間に）ご紹介してくださったことって、
もしかして、初めてのことではないかな。。。
拙いながらも私の活動を、温かい目で見てくださり、
私を推薦してくださった日赤さんに感謝です。
この情報誌から、
病院内の様子を知っていただき、
病院内のボランティア、
「私もやってみようかな」と思ってくださるかたが
少しでも増えると、いいなと思います。
パルシステム「のんびる」２月号掲載
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