会話をしているとき、
「そんなつもりで言ったんじゃないのに…」とか、
「何でそんな言われ方をしなきゃならないの?」と、
思った経験ありませんか?
最近、人の話を聞くときの自分の「聞き方」に、
気づいた出来事がありました。
【小アルカナ 水の7 PROJECTIONS(投影)】
あるグループワークをしていた時の事です。
話のやり取りをしている最中に、
急に「イラっ!」とした感情が湧き、
「そういうつもりで聞いたんじゃなくてぇ…」と、
思わず語気が強くなってしまいました。
側にいた人が、
「マァマァ…」と、私をなだめようとする動きに、
“えっ?そんな制止される程の感情を出しました?私。⁇
って、逆に驚く私。
後々までモヤモヤ感が残ったので、
その時の場面を、振り返ってみたんです。
「そういうつもりで聞いたんじゃない」と言いたくなったのは、
私が、意見を押し付けているかのようにその人は、
私の言葉を聞いている、と感じたからでした。
意見を押し付けている気は全然ないのに、
なぜ、聞き手はそのように聞こえているのだろう?
また、何で私はこの時苛立ちを覚えたのだろうと思いました。
「ある特別な過去の記憶が、 ふと頭に浮かぶ時がある」と、
その人 の体験を聞いたとき、
特別な体験には、感情が伴っているはず、後々にも
その時の事が浮かぶということは、未消化な感情があるのでは?
と、頭に浮かびました。
私「その時、どんな感情が伴った?」
A「感情は伴ってない」
私 (そんな筈はないでしょう)
「悲しいとか、辛いとかは無かったの?」
A「無いです」
私「後になって、その時の記憶が浮かんでくる、
それほどの体験には、何らかの感情が伴うんじゃないかと思って
質問しただけなんだけどねー」
すると、Aさんは、
悲しいとか悔やむ気持ちとかは、本当に無いのだと、
堰を切ったように弁明を始めました。
「イラっ」としたのは、その時でした。
Aさんは、私の意見を押し付けられて、責められてると
感じていると思ったのです。
事実、Aさんはそう感じていたかもしれませんけどね。
私は、Aさんの気持ちを分かろうとして、
質問しているつもりでしたが、こうして振り返ってみると、
私がしていたことは、自分の仮説の検証のようです。
“特別な体験は、感情も深く揺さぶられるに違いない”
という自分の観念を前提に、聞いていたんですね。
どうりで「感情は無い」という返事では、納得しないワケです。
「知りたいから質問している」という仮面をつけて、
実際にやっている事は、無意識ですが「そんな筈は無い」と攻めている。
本当の所は、
意識できないだけで、感情はあったのかもしれません。
でも、ご本人が「無かった」と言っているの以上、それは「無い」のです。
「あると思っていたんだけど、無かったんだ~」と、
そのまま素直に受けとめれば、それで済む話なのに、
OKになれない、私の聞き方が問題です。
「こうなるはずだ」(ならなければおかしい)
「こう感じるはずだ」(感じないはずはない)
「こう思うはずだ」(思わないワケがない)
自分の持論が正しいと、強く思っていますよね。
分かろうとする態度じゃないですね~。^^;;
このように、相手を決めつけるような聞き癖は、
子供の頃に、威圧的な態度の親に育った江影響が大きいといわれています。
コミュケーションの取り方でお悩みの方、
会話のなかで、沸き起こる「ネガティヴな感情」があったら、
その感情が、ヒントです。
***********************
【4/23】精油の香りを楽しむ会 只今募集中
***********************
杉並区南阿佐ヶ谷にあるリラクシンは
疲れきった心と身体を充分に癒して幸せ度を上げるサロンです
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
ヒーリングアロマサロン リラクシン
HP → http://www.relaxin-hp.com/
営業時間 10:00~21:00
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚