あおいです。
息子が「地区外の高校へ行くしかない」と決意することになった話について、徒然なるままに書いていこうかと思います。
まず、この件は、息子にとっては「いじめ」であるという認識はありません。
学校を始めとして、私たち大人に状況を知られることを極度に嫌がっており、実は私も担任の先生も事情をそこそこ知っていますが介入はしていません。
騒動の途中で「学校に行きたくない」という局面になり、私は息子のスマホを無断でチェックしています。
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3年生のクラス替えで、息子のクラスには仲が良いと呼べる友達が一人もいないという話をしました。
→ 新しい担任、新しいクラスメイト
→ 学校側の変化
私は、このクラス編成について、実に良く出来ていると思いました。
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話を中学1年生のときに戻しましょう。
入学早々、トラブルの渦中にあった息子は、当時の担任の先生から次のようなことを提案されました。
「友達は選んでいいの。例えば、アキト(息子)さんだったら、リズさんがオススメ。真面目だし面倒見もいいから。あとは、転校してきたJくん、まだ彼には友達がいないから、仲良くしてあげて」
Jくんとは、その後、悪意ある噂を流したり、カバン事件の当事者になったりした生徒です。
が、1年生の頃は、教室内でもいつも一緒にいてくれる友人でした。
→ 悪意ある噂
→ カバン事件
リズさんは、息子とは違う小学校出身の女子生徒です。
学校内で決して息子のことを助けてはくれませんが(…)一ヶ月に一度は息子を校外の施設に呼び出し、一緒に遊んでくれる子でした。
2人で映画やショッピングに行ったり、我が家で勉強したりする仲でしたが、息子曰く「断りきれなくて…」という関係らしく、彼氏彼女の関係ではなさそうでした。
そしてKくん。
ブログ上では「キング」くんの表記もしている隣のクラスの男子生徒。
友達トラブルが絶えない息子の話を、ちゃんと聞いてくれる友人でした。
学校側は、ちゃんと考えてくれたのでしょう。
翌年のクラス替えで、息子はこの3人と同じクラスになり、トラブルになった生徒とは違うクラスになりました。
ですが、そのハッピーなはずのクラスで、JくんとKくんが息子をイジメ始めたわけです。
→ 中学二年生上半期の登場人物
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…という歴史があり、息子にとって仲が良い子も排除されたクラス編成は、実に良く出来ていると思ったわけです。
息子が仲良しだと思っている子ほど息子のことを尊重してくれない、という考えが私の中にはあって。
学校も同じ考えにいたってくれたのかな? と安堵する気持ちになりました。