最近の「いじめと学級崩壊」 | マイペースな日々

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『中学生 いじめと学級崩壊』というタイトルを変更しました。
息子は2024年に大学生になりました。

あおいです。


このブログのタイトルは「いじめと学級崩壊」です。
今、息子の学年が学級崩壊をきたしているか、実はそれは分かりません。

コロナの影響で、参観授業がありません。
学校へ出向くのは、高校入試説明会や三者面談のときだけです。
運動会や文化祭は、ビデオ映像などを駆使して、絶対に保護者と生徒が交流出来ないシステムを組まれています。
なので、授業の様子は、息子のクラスのみ、しかも、息子と担任の先生の証言からしか分からないのです。

担任の先生は、もうクラスのことをベタ褒めです。
「こんなに褒める?」というくらい持ち上げます。
個別ではともかく、全体では「うちのクラス最高!」「うちの子たち最高!」と全身で表現してくださり、結果、息子のクラスの生徒たちの大半が担任と思想を同じくしています。
…まぁ、真面目な子が多いクラスですからね。
担任の先生の熱血を嗤わない生徒が集まった結果なのでしょう。
 → 新しい担任、新しいクラスメイト

息子曰く、女子パリピ勢のナンシーさんは授業中に騒ぎはするけれど、一緒になって騒ぐ人が一人しかおらず(男子が一人いるらしい)つまらないと感じるのか、今となっては静かに寝ているそうです。
 → 授業を支配する
部活動を卒業した運動部の生徒の中には、やはりエネルギーが溜まっている子もいて、そういう子はクラス活動を新たな自己実現の場所と定め、活躍しています。
息子のクラスで言うと、野球部の部長をしていた生徒がコレであり、学級委員長を差し置いてリーダーの役割を果たすようになりました。

運動会も合唱コンクールも全力投球。
息子に対しても、サクッとLINEで繋がり、毎日、励ましのメッセージを送ってきます。
「アキト(息子)なら出来る」「正直、アキトが頼りだ」「走り方のフォーム、すごく良くなってきたな」「男子パートの要はアキトだ」………等々、担任の先生にも負けないほどのベタ褒めぶりです。
勝負に負ければ泣いて悔しがり「それでも心の一番は、俺たちのクラスだ!」と立ち直っていく、まるで青春作品の主人公のような生徒です。

そういう出来事を聞いているので、もはや卒業までは学級崩壊を気にしなくても良い状態だろう、と思うことにしました。
国語と理科の先生との相性が悪く、あれだけ得意だった国語の成績はガタ落ちしていますが、それも息子本人の問題なのだと受けとめています。

もう一方の軸である、いじめの話。
こちらは、直近で先月、問題が発生しましたが、解決しました。
息子に対して、擦れ違いざまに腹パンチをしていく男子生徒が2人、SNS上でのハンドルネームを面白おかしく吹聴してまわった男子生徒が2人…すべて、違うクラスの生徒でした。

腹パンチの方は、息子が筋トレしたいと口走ったので、それを強化してあげるつもりだった、ということでした。
2人が「悪気はなかった」と謝罪し、息子はそれを受け入れました。
息子が「パンチされたら、やっぱり痛いから、もう止めてね」ということで解決。
先生からは「みだりに他人の身体に触れるな!」というお叱りがあったそうですよ。

SNSの方は、息子が「止めて」と言ったからには、もう二度と吹聴するな、ということで解決。
息子に対しても、SNSをするということは、そういう個人情報を晒しているのと同じ事だと認識しなさい、という指導が入ったようです。
この2人は、インターネット上で知り合いのアカウントを捜すのが趣味だったようで、フォロー繋がりから本名も個人情報も載せていない息子のアカウントを特定したようでした。

2つの件とも、息子から私には報告はなく、全てが解決したあとに担任の先生からの連絡で発覚しました。
どうやら9月から始まったことらしく、10月になって我慢できなくなった息子が先生に相談したようです。

なんとなく、いじめというか嫌がらせの方は、まだまだ卒業までに色々出てくるかもなぁという印象があります。
高校受験シーズンが到来するんだから、他人にかまけている暇など、本来はないと思いたいんですが、そういうストレスがあるからこそ、息子がはけ口に選ばれている可能性を捨てきれません。