人の生きる希望になっているという報告、第4回目です。
ふつう、動物愛護団体は譲渡した犬や猫が
譲渡先で虐待にあったり、
留守が多くてきちんと面倒をみてもらえなかったり
再び捨てられたりしないようにと
譲渡の審査がとても厳しくなっています。
(信じられないことですが、里親詐欺というものもあって、
虐待するために引き取る人がいるのです。)
でも青い鳥動物愛護会は、他の愛護団体なら譲渡先として
お断りするかもしれないご家庭にもしばしば譲渡しています。
それは会長Kさんが「条件」で見るのではなく「人」を見るからです。
Kさんは犬猫をもらった後のご家庭と緊密に連絡をとって
きめ細やかにアフターフォローし、1年後も訪ねていくと決めていますが
本当にどのご家庭も素晴らしい方々で、
犬猫たちがとても大切にされているのです。
前回ご紹介した「ハナちゃん」をもらってくださった一人暮らしの男性も、
サポートする人がいないということで通常は動物愛護団体は
譲渡をためらう条件ではないかと思います。
また、「プーマくん」をもらってくださった
ご家庭も、「可哀想な犬を助けたい」と志し
何度も愛護センターに通ったそうなのですが
譲渡してもらえなかったそうですから
このあたり、飼いたい人(野良犬を助けたい人)と
譲渡側の意識にミスマッチがあるようで少し残念です。
家庭状況で「譲渡してもこのワンちゃんやネコちゃんが
幸せになれないのではないか」と案じて譲渡条件を
厳しくし過ぎるのも少し再考の余地ありだという気がします。
さて、前置きが長くなりましたが今日は
ヒメちゃんです。先日の「おひめちゃん」とは別の子ですヨ。(‐^▽^‐)
●ヒメちゃん
ヒメちゃんは身体が茶色くて顔が黒い女の子で
一般には黒が入っていたり顔が黒かったりすると
人気がないのです。
でもヒメちゃんをもらってくださった
母子家庭のお母様とお子さん3人は、本当に温かくて優しい方たちで
ヒメちゃんをとてもとてもとても可愛がってくださっています。


おめめがつぶらで可愛いですね。
ヒメちゃんはまさにアイドルで、
3人のお子さん1人が1通、ヒメちゃんのことを知らせて
くれるお手紙を書いてくれて、Kさんのところに送ってくださり、
Kさんは感激したそうです。
さらに後日お写真が送られてきましたよ。



お子さんたちに抱きしめられているヒメちゃん。よかったね♡
しかもコタツに入ってくつろいでいますね。



真ん中の写真はよく見るとヒメちゃんは頭に
リボンをつけてもらっています。
お気に入りの毛布の上でくつろいでいますね~。
お写真を送ってくださって本当にありがとうございます。
ヒメちゃんはこの温かいご家庭にとても可愛がられているだけでなく、
ヒメちゃんもそのご家庭の「希望」になっている様子が
伝わって来て、本当に心があたたまりました。
本当によい出会いでした。

にほんブログ村