ハネト初体験 | 青い森鉄道アテンダントのブログ

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青い森鉄道のアテンダントが沿線や青森の魅力をお伝えします!

こんにちは、青森駅 アテンダントの ふじ みねこ です。

ご無沙汰していましたが、その間に、青森ねぶた祭、終わってしまいました~。祭りの後の淋しさを感じている間もなく、私はつい先日まで、激しい筋肉痛に見舞われていました A=´、`=)ゞ

と、言いますのも、8月6日の青森ねぶた祭、夜間運行最終日に、私は念願の跳人(ハネト)デビューを果たすことができたのです
でも、わずか40分程でしたが、アラフォーの私には ややキツいハネト初体験でした(涙)。

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青森ねぶた祭りのハネトは、どなたでも参加できますが、 ハネトの正装」 (詳しくは 青森ねぶた祭りオフィシャルサイト をご参照ください)で、参加するのが約束です。
今回、私はレンタルで、着付けもしてもらって、だいたい3000円でした。

足元は草履と足袋が基本で、この2アイテムは買うか、自分で用意します。私は2つとも購入、1500円位でした。跳ねていると草履が脱げるので、豆絞り(日本手ぬぐい)を裂いて、細いひも状にしたもので縛ります。

花笠も必須アイテムで、3000円位で購入できます。破損しやすいことから花笠はレンタルではなく、買い取りのところが多いそうで、しかし、持ち帰るには結構大きくて、かさばることもあってか、最近、装着率が減っているそうです。

また、浴衣につける鈴も別売で、ビギナーの私は安全ピンでつけましたが、慣れている人は自分で浴衣に縫い付けるそうです。たくさんつけると、ハネる度にシャンシャン音が出て、楽しさ倍増です。

この鈴はハネていると、ちゃんと縫い付けていても外れて落ちてしまうのですが、その落ちた鈴は縁起ものだそうで、沿道のお客様に渡してあげると、たいそう喜ばれました。

7月初旬くらいから青森市内の百貨店やスーパー、駅前の売店等では「ねぶたコーナー」が出現し、浴衣や鈴などのねぶたグッズが販売されます。来年以降も参加しようと、いう方は、レンタルより購入した方が安上がりかもしれません。

また、無料でハネト正装を貸し出してくれて、着付けまでしてくれる団体もあるようなので、興味のある方はインターネット等で検索してみてください。

ところで、ハネながら沿道の皆さんを見ると、皆さん、とびきりの笑顔で応援してくれて、ちょっと涙ぐんでしまったほど感動しました。

頑張ろう、日本
ケッパレ、東北
いっしょに、青森


3月に未曾有の震災が起こって、私自身に被害はなかったけれど、各地の被災状況を報道で知る度に、泣いてばかりいました。しかし、そんな中で、私はご縁があって、青い森鉄道のアテンダントに採用していただきました。

人間の世の中では、明日に何が起こるかわからない、だからこそ、一瞬一瞬を後悔しないように、精一杯生きていきたい。そんな気持ちで仕事もプライベートも、走り続けてきた私にとって、今回の青森ねぶた祭は、特に心にしみた、ありがたい体験でした。

皆さん、来年は一緒にハネましょう!

来年のためにも、今年のうちに青森に来てください!

青森に来たら、青い森鉄道に乗って下さい!


初の青森ねぶた祭り参加で感激のあまり、今日はちょっとアツく語ってしまった ふじ みねこ でした。
最後までおつきあいくださって、ありがとうございました! 

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