外閉鎖筋&上下双子筋物語③ | 変形性股関節症 でもヨガな日々

変形性股関節症 でもヨガな日々

変形性股関節症末期歴7年。趣味の庭ヨガと運動療法で試行錯誤な未手術温存的日常生活。

月日が経つのは早いもので股関節暦的には数年ぶりの【令和の大不調】から早くも1ヶ月が経過してしまいました爆  笑

 

 

結果としては、その後なんとか回復し、この不調の経過は記念にブログに残さねば!と文章書き始めたものの相変わらず話が長いためとてもじゃないけど1話では完結できず笑い泣きなんとか顛末記①②まで到達してあとは完結編③を残すのみだ〜〜パーと思ってからまた1週間経っておりますがアセアセその間何をやっていたかと言えば、ありがたいことにアーシングヨギーな日常生活と畑仕事と梅仕事。

 

 

 

 

 

 

今年は家庭菜園を真面目にやっていることに加え、お陰様で家の梅も大豊作だったものでラブラブ

 

 

でも

 

 

久しぶりの大不調で気分が深海に潜っていた2日間というもの、久しぶりに「股関節痛」と「人工股関節置換手術」のこと以外一切何も考えられないという変形性股関節症末期アルアル的深海マインドに陥ったことを考えるとガーン、朝起きて晴れ普通に日常生活が楽しく送れることのありがたさが毎日しみじみと実感され

 

 

お陰様で回復して以来なんだかずっと

 

毎日めっちゃ幸せだった〜〜〜ラブラブルンルン

 

 

そもそもヨガには「すべての出来事は意味があって起こっている」という考え方がありまして、怪我や病気は気づきを得るための大事なきっかけとして敢えてそこに訪れているというのは良く言われること。平穏な日常生活を送れることに感謝出来る人になれ、と天に言われ続けているような気がする今日この頃、あ、天だけじゃなく、これぞ恩師PTの教えの根幹でもあったんでしたがパー

 

 

というわけで今日は完結編③ですにっこり

 

 

 

その前に、①と②は何?って人はこちらから。

 

 

 

 

 

 

 

というわけで、朝チャレ前に股関節痛直したい一心で手持ちの治療カードを切りまくった2日間でしたが、治療を受けて一旦は回復してもすぐに元に戻ってしまうという状況が続き、2日目には無力感から一旦何も手につかなくなりましたガーン魂

 

 

でも

 

 

その時点で既に申込済みだった6月朝チャレのスタートが翌朝に迫っていた為、とにかく1ミリでも回復させて臨むしかない!という切羽詰まった客観的状況もありまして。

 

 

この時、自分にとって良い材料は、主治医PTからの新たなご指摘、外閉鎖筋&上下双子筋の硬さをほぐそうと、マッサージガンではなく、より深部に届くマッサージボールに乗ってみたところ

 

 

限度を超えた激痛を感じたこと!ピンクハートラブラブ

 

 

ここが今、これだけ痛いということはラブ、この痛みを取ることは全体の回復に関係するに違いない!グーニヤリメラメラ

 

 

 

そう信じて、とにかく痛くても頻繁にマッサージボールに乗り続けることをまずやりました。

 

 

 

で、毎回出してしまいますが、今回主治医PTから指摘された要ケア筋肉ラインナップはこちら

 

1)お腹周り→大腰筋

2)大腿筋膜張筋

3)外閉鎖筋、上下双子筋

4)腰方形筋

5)足裏(ゴルフボール、足裏左右マッサージ、足MP関節回す、指を逸らす筋肉が硬い→魔女トレでも良い。これが硬いと歩行で最後の蹴るところが行かないのでちゃんとやる!)

6)ふくらはぎの内側とか、膝下筋も

 

 

お腹周りは師の教え通り骨盤職人の上に仰向けに乗ってゴリゴリやった後で徒手。その後マッサージボールに乗って大腿筋膜張筋と外閉鎖筋、上下双子筋をざっくりほぐした後、この時以来結構活躍してくれるのが今通っているヨガスタジオで購入した、大きいラップの芯みたいなマッサージグッズ(画像参照↓)。

 

 

 

 

マッサージボールが当たりにくい細かいところをこのグッズに乗って自重でさらにほぐし、足裏については主治医PTがインスタに挙げてくださった足ケア動画(←ご興味ある方はここクリックすると内容見られます)に魔女トレを一部ジョイントさせて行うことにしました。あ、そうそう、ヨガの前に行うほぐしは10秒を超えてやらないこと!と主治医から指示があったので、ヨガ前には1から6のざっくりと全体を行ない、お風呂上がりに再度全部をじっくりと行う、という時間配分にも気をつけました。

 

 

 

 

 

 

朝チャレ初日は、まだ回復状態が十分ではなく、ヨガにはこわごわ参加した感じでしたが、その後も毎朝毎晩、同じケアを地道に繰り返しながら、7日間続く朝チャレに参加し続けたところ徐々に状態が好転して行くのが自分でもはっきりとわかるようになって来て・・・。

 

 

ああ、これは

 

このケアを続けることで、多分回復出来るなパー

 

と自分で思えればシメタモノ。

 

 

 

結局、痛みにマインドが凌駕されるメカニズムの最大トリガーは「打つ手なし」と感じてしまうことのように思います。

 

 

つまりセルフコントロール感の欠如が心身に与えるマイナス要素は計り知れない(これはいつも師がおっしゃっていることでもあります。)

 

 

さらに

 

 

今回私の回復状況がイマイチと知った主治医PTが追加で教えて下さったピラティス由来の運動療法が下記の2種類。

 

 https://wellness-salon-hinata.com/bent-knee-fallout/

 

 

 

 

 正直、状態が悪い時はどちらをやるにも制限を感じて歯が立たない状況だったのですが、回復と共に徐々にこなせるようになって来て、今ではケア項目1から6までを行った上で、チェックの意味で2種類の運動療法をやってみて、そこで引っ掛かりを感じたら、引っかかっている筋肉を追加でほぐしてまたチェック、最終的にはスムーズに動くことを確認してからケアを終えてヨガ、というやり方をルーティン化させております。

 

 

実は昨年来ケアの中心的存在だった大腿直筋から鼠蹊部のほぐしが現在のルーティンケア1から6に入っていないため、大体この段階で鼠蹊部3兄弟あたりに簡単な追加ケア(軽い方のマッサージガンか或いはてい鍼か徒手)を入れる感じにはなるのですが、動きがイマイチだったのがケアすることでスムーズに動くようになることが実感出来る→つまりケアし甲斐がある!ということで、この部分は毎回小さな達成感&嬉しい気持ちでやらせていただいております。(←お陰様ですっかりワクワク感謝体質上矢印

 

 

 

というわけで

 

 

 

今回の大不調については結果的に、主治医PTと仙人先生のところにそれぞれ1回ずつ行っただけで、痛みの深海からセルフケア主体で回復出来た!という経験になったわけでてへぺろその事実はアーシングヨギーとしての自分にとって、結果大変ポジティブなものになりました。

 

 

 

(やってみると効能がはっきりわかるため)これからも出来る限り長く続けたいと強く思っている朝ヨガチャレンジのフローメニューの中には、変形性股関節症末期患者にとっては負担になるアサナが1つや2つ、そりゃ、ありますよ!(ここ数ヶ月というもの開脚スクワットからのバリエーションがやたら多いのが臀筋後面の尋常じゃない硬さにおそらく影響タラー

 

 

 

不具合を累積させないためには日々の地道なセルフケアに勝る薬も神の手もないのだと今回思い知ったわけですが、それでもやっぱり予想を超えた不具合が起こる未来もまだ当然あるとは思う。

 

 

 

でも今後そんな未来がまたやって来ても多分、主治医PTのところに駆け込めば、少なくとも不具合の筋肉がどこであるか特定してもらえるだろうし、仙人先生の治療院に駆け込めば、必要な鍼治療をしてもらえることでしょう。散々こじらせた結果生じさせている究極の痛みは即日完治しなくて当然なのだという今回の貴重な経験を生かしアセアセ今回同様に回復できる未来をただ信じて、主治医PTご指摘の問題筋肉を集中ケアして行けば良いのだと、その時もきっと思えるはずOKつまり、今回の令和の大不調のお陰で未来のリスクに対する変股症ヨギー的レジリエンスはおそらくアップ!←そう思うだけで心は安定方向になります音符

 

 

 

で、最後にもうひとつ

 

 

 

今回主治医PT診療の際に、1から6の筋肉を順番に緩めて修正してもらった後にやった、最終に近い歩行チェックにおいて、まだ唯一残っていた痛みが右腓腹筋外側頭だったので、「最後に右腓腹筋を修正してください」とリクエストしたわけなのですが、それに対して主治医PTが最後に1箇所だけほぐして全ての痛みを一旦解消した場所というのが腓腹筋ではなく

 

内側広筋キラキラ

 

だったのでした。

 

 

自分だったら普通に腓腹筋外側頭ほぐす以外思いつかないんですが専門家ってやっぱりすごいなぁ拍手。以下、なぜ内側広筋なのか、についての主治医PTの説明が印象的だったので記念に記録残します。最後はニーインの話で終わっているのもミソ爆  笑。これからもどうぞよろしくです。以下主治医PT説明メモより↓

 

 

大腿筋膜張筋が硬いと外側が固くなり、外側広筋の上に大腿筋膜張筋の先の腸脛靭帯が乗ってくる形になっている。外側を使うことが多いので、そっちが優位になっていて、内側広筋は使いにくくなっている。結果的に膝下は外にねじれ易い。歩行の際に内側広筋がうまく使えれば外に残らず母趾の方に力が抜けて腓腹筋の痛みが取れる。

 

大腿筋膜張筋が硬いと骨盤前傾、反り腰になり易い。大腰筋や腰方形筋が短縮し易い。

 

→お尻の後面の筋肉&腹部の筋肉にパワーが出易い状態にする(10秒ほぐして使える状態にする)

 

→そこをほぐせば上に乗っている大臀筋とかはほぐれてくる。

 

→股関節の動揺を止めるためにも働いてくれる。

 

後面が働くと股関節を外に捻ってくれるから、ニーインも防ぐ。後面の働きが悪いこともニーインに影響している!

 

 

はい、というわけで、身体は全部繋がっていることが改めてわかったところで照れ

 

 

外閉鎖筋、上下双子筋

 

 

今も毎朝毎晩

 

しっかりとほぐしてから、お陰様で真夏の庭ヨガを楽しんでおります!