Nostalgia | 遠くで汽笛を聞きながら

遠くで汽笛を聞きながら

鉄道大好きなあたし、葵ちゃんのブログへようこそ。

名車651系と運命を共にするんだろうなって、

あたし的にずっと思っていた特急「水上」号。

最初は特急「谷川」って列車名で、登場3年後には「新特急」グループの仲間入り。

てか、「新特急」て今思えばめっちゃ懐かしい響きですなぁ。

1997年に上越新幹線に列車名を譲り「水上」号へ名称変更。

定期列車時代はそれなりの本数がありましたけれど、

やがて土休日のみ設定の臨時列車に変わり、

しまいには季節運行にまで格下げされた薄幸な特急列車ですな。

季節運行とは言ってもここのところ年末年始の設定しかなくて、

それも毎年あるってワケでもない。

設定されなかった年もあって、地味にひっそりと廃止されたのかな・・・?

なんて思う時もありましたけれど、この年末年始、無事に設定されましたわ。

とは言っても651系も廃車されちゃったし、ニゴナナの55で走るんだろうな・・・

なんて思ってたあたしでしたけれど、充当編成見て目がテンでございます。

 

 

 

E653系 K70 特急「水上」送込み回送 回9725M 上牧 - 水上

 

今回、特急「水上」号に充当されましたのはなんとビックリ、

勝田のE653系K70編成、いわゆる「国鉄特急色風」でございます。

誰がなんと言おうと、これは見逃すワケには参りません。

例年なら雪が心配なあたしでしたけれど、

今年は雪のゆの字もなっしんで、勇躍、水上へ出撃でございます。

特急「水上」号と言いつつも、実際には送込み回送を狙い撃ち。

まぁ、ヘッドマークもありませんし、良いんじゃない?

当初は違和感しかなかった国鉄特急色風なK70編成ですけれど、

クリームにエンジのラインを纏う唯一の車両。

別に“風”だって、これはこれでアリって思うんですケド。

 

 

 

E653系 K70 特急「水上」送込み回送 回9725M 上牧 - 水上

 

国鉄特急色“風”な列車を迎え撃つんですもの、

今回も当然、気合のカメラ2台体制でございます。

まぁ、このポイントのあたし的定番ですけれど、

正面気味かサイド気味か迷いに迷って後悔するくらいなら、

エクステケーブル延長して欲張りセッティングで一挙両得で良いじゃない。

あたし的にはねぇ、↑の正面気味アングルよりも、

こっちのサイドアングルの方がお気に入りなんですけどね。

冬晴れの空の下、懐かしいカラーリングの列車が駆け抜けて往きます。

“風”はどこまで行っても“風”ですけれど、

やっぱりこのカラーリングはフォトジェニック。

どんな景色の中でもマッチングはばっちりですね。

 

水上駅到着から9分で特急「水上」号として折り返してくるK70編成。

さすがに本走を撮影しに河岸を変える時間もなっしんで送込み回送を一撃必撮。

往復6時間、滞在1時間て強行軍でしたけれど、

カッコ良いK70編成を記録することが出来て気分上々でしたわ。

てか、館林軍団メンバーでしたJRさんにめっちゃ久しぶりにお会いしました。

団長もお元気でおられるとのことで、懐かしいメンバー談議に花を咲かせましたわ。