所用で長野の街中をふらふらと歩いていたら、
何やらブルサンが単機で篠ノ井線を下ってるみたい・・・
そんな情報をキャッチしちゃったら、見逃すワケにはまいりますまい。
ブルサン単機なんて、早々狙って撮れるシロモノじゃありませんもん、
良くも悪くもある意味、なかなかレアなシーンですからねぇ。
そう思ったら即断即決、マッハ50で線路端へと向かいます。
EH200-18 回****レ 姨捨 - 稲荷山
やって来ました“ブルサン”こと、EH200形電機でございます。
どうやら南松本から篠ノ井への単機回送で、送込みなのか疎開なのか、
詳しいことはあたしにも良く分かりませんわ。列番すらよく分かんないし。
冠着峠から続く25‰の峻嶮な山道を下る姿は正に山男。
勇壮なブロワー音を轟かせて駆け抜けて往きましたわ。
5775レ EH200-20 + タキ*B 坂城 - 戸倉
帰宅の道すがら坂城駅の様子を伺うと、午後の5775レがスタンバイ中。
坂城駅発車まで20分程度ってコトで帰りがけの駄賃とばかりにUターン。
久しぶりに葛尾トンネル出口で狙い撃ちでございます。
葛尾山の西側ってコトで終日光線具合は良ろしくないポイントですけれど、
西日に照らされた山肌と逆光で薄暗い列車とが描くコントラストが
冬らしい雰囲気を感じさせてくれますよね?
いつもならどっちかって言うと“ついで”感の強いブルサン牽引のカモレ。
それでも今日は地味に本気モードで狙い撃ちしちゃったあたし。
普段は脇役のブルサンも、今日ばかりは主役を張った冬の午後でございました。