早いもので今年も後半戦が開幕。
7月の訪れとともにJRの臨時列車も春臨から夏臨へと衣替え。
長野の夏臨、その一発目は小牛田の「びゅうコースター風っこ」が登場でございます。
去年までは115系の湘南色とかスカ色とか、自前の車両で手を変え品を変え・・・的な
長野の夏臨でしたけれど、そんなレア車が在籍してたのも今は昔。
いきなり「風っこ」レンタルするなんてなかなかやるなぁ・・・なんて思っていたら、
来年に備えて今年の夏は「信州プレデスティネーションキャンペーン」が開催される長野県。
そのキャンペーンのオープニングイベントってコトで開幕週から大物登場と相成りましたわ。
松本駅では出発セレモニーなんかもあって、それなりに盛り上がったみたい。
そんな記念列車にチョイスされた「北アルプス風っこ」号が松本駅を発車する頃にはもう、
信濃森上の定番お立ち台であたしはスタンバってましたケド。
DD16-11 + キハ48形改“びゅうコースター「風っこ」”+ EF64-1053
信濃森上 - 白馬大池
大糸線北部の有名撮影地「信濃森上」。
北アがくっきりクリンビューなら鉄板お立ち台なのですけれど、
梅雨真っ只中なこの時期、北アが綺麗に出るはずもなく・・・
となれば同業者さんの参集も鈍るだろうってコトで敢えてこのポイントをチョイス。
朝の8時前に現地入りした時は薄暗くて生憎の空模様でしたけれど、
徐々に雲が切れ始めて朝の空からは想像も出来ないような梅雨の晴れ間が。
「チビロク」に「風っこ」、そして「ロクヨンセン」が連なる快速「北アルプス風っこ」号・・・
朱に白緑、そして青ってチンドコ編成が夏のような景色の中を駆け抜けて往きます。
EF64-1053 + キハ48形改“びゅうコースター「風っこ」”+ DD16-11
白馬大池 - 信濃森上
空にはまたしても雲が広がり始めてきちゃいましたので、
南小谷駅から折り返してくる「北アルプス風っこ」号はこんな雰囲気でぱしゃり。
大糸線が走る大北地域も長野県内有数の米処ですもの、
田んぼですくすくと育つ稲を大きく取り入れて画をまとめてみましたわ。
「チビロク」が掲出したヘッドマークは列車名でしたけれど、
ロクヨン側は「世界級リゾートへ、ようこそ。山の信州」ってキャンペーンのキャッチコピーを
デザインしたヘッドマークでございました。
どうせなら表も裏も「北アルプス風っこ」ってHMが良かったのですけれど、
これはこれである意味、レアかも?
だってこのHM、次に掲出されるか分かりませんもんね?
ひどい時は“激パ”なんて言葉じゃすまないくらいに撮り鉄参集の「信濃森上」ですけれど、
朝の8時前に現地に着くと昨年もここでご一緒しました松本さんお1人のみ。
あたしの読み通り山が出ないだけあって同業者さんもそれほど集まらず、
終始穏やか和やか平和な撮影会となりましたわ。
さぁ、長野支社で1番盛り上がる夏臨シーズンも開幕。
梅雨明けはまだまだですけれど、気温は既に30℃オーバー。
暑くてアツい長野の夏の始まり・・・って感じですよね?