昨年の夏臨でデビューしました山梨県の塩山と長野を結ぶ臨時特急「甲信エクスプレス」号。
長野駅で北陸新幹線に接続して、空白地帯だった山梨県西部から北陸地方への
利便性を求めた列車でしたけれど、乗車率は“？”な感じ。
それでも秋臨でも引き続き設定があって、さすがにオリジナル絵幕のヘッドマークまで
用意して走らせるだけの肝いり特急・・・と思いきや、冬臨では設定されず。
まぁ、臨時特急であの乗車率じゃぁねぇ・・・なんて思っていたあたしでしたけれど、
走る時間帯や従来の日帰り運用から、長野でマルヨな一泊二日運用へと見直されて、
今年の春臨で見事に復活！ 嬉しい誤算でありました。
それでもと言いますか、やっぱりと言いますか、先ごろ発表された夏臨では設定されずに
残念ながら再び姿を消しちゃいました。
てことで、もしかするとこれで終わりかもしれない臨時特急「甲信エクスプレス」号。
その最後になるかもしれない訪信を狙いに２５日の土曜日、篠ノ井線へと出撃でございます。
189系 M52 特急「甲信エクスプレス」 9097M
姨捨 - 桑ノ原（信）
あたし的に篠ノ井線と言えば篠ノ井駅から旧羽根尾信号所までの区間でございます。
まぁ、聖高原とか坂北とか西条とか、有名なお立ち台が点在する方面は交通アクセス劣悪で、
見向きどころか行ってみよっかなって気にもならないんですもん、仕方ありませんよね？
それでも昨年の夏以降、篠ノ井から羽根尾（信）の間の手持ちのお立ち台では
一通り記録しちゃったあたしですもの、どこで狙い撃とうかなって感じ？
同じ画を量産しても仕方ありませんので、今回はお初なアングルで Let's Try！
このポイント、初めて訪れたのですけれどなかなかな雰囲気。
夏の深緑に染まる景色の中、１８９系Ｍ５２編成が山深い山岳路線を
善光寺平へと向けて２５‰を下って往くって感じでぱしゃり出来て良かったですわ。
気温は低いながらも雨上がりってコトで湿度ムンムンで汗だくでしたけれど、ここ選んで正解カナ？
この日の長野地方、梅雨空が広がって時折陽が射しこみましたけれど、
低く垂れこめた雲が抜けてくれなくて生憎な感じ。
梅雨晴れの青空が広がってくれたらもっともっと雰囲気出たんですけどね。
とは言っても朝方まで降り続いていた雨が上がってくれただけでも良しとしておきますか？
山々が紅葉に染まる頃、またここで狙ってみたいなって思うあたしですけれど、
そのためにも秋臨で再び「甲信エクスプレス」号が走るコトを今は切に願うばかりです。