1月24日の土曜日。
特に興味を惹かれるネタもないし、だったら「ヒガハス」行こうよ!
てコトで今年初の「ヒガハス」遠征でございます。
3月のダイヤ改正で廃止になっちゃうあたし的ココロの恋人、寝台特急「北斗星」号をメインに
運転日がずれたおかげで寝台特急「カシオペア」号も珍しく土曜日に上ってくるしね・・・
てコトで朝の6時半に現地に到着したあたしでしたけれど、
これまでこの時間に到着すれば悪くても5番目以内だったのですけれど、
さすがに「北斗星」号もカウントダウン的な感じで既に20名近くの同業者さんが参集。
それと、マルキが1名・・・
何がマルキかって言うと、「ヒガハス」訪れたことのある方なら分かると思うんですけれど、
基本的に屋敷森の塀に沿ってみなさま1列に並ぶのが通例なのです。
ところがこのマルキ、通常の最前列よりも3~4mも前に立っていて、
しかも3m近くも三脚上げてのハイアングル。
さらにはファンのみなさまが並ぶスペースに車乗り入れてるって始末。
おかげであたしもマイポジションに立てなくて泣く泣く塀沿いに並ぶコトに・・・
実はこのマルキ、昨年12月20日に遠征した際にも同じように立ちはだかっていて、
その時は同業者さんの数もそれなりだったし、みなさま眉を顰めて冷笑するだけでしたけれど、
さすがに今回はみなさま殺気立っていて声高に「迷惑なヤツ」なんて言い出す始末。
まだ暗いうちにやってきて陣取ってるってコトで暗黙のルール的には仕方ないのですけれど。
やがて「カシオペア」号通過まで20分くらいになった頃やってきた1人の同業者さんが
ある意味激パになってるのは承知の上のようでしたけれど、マルキに対して明らかにご立腹。
そしてマルキが車の中からおっとり刀で出てくると・・・あ~あ、やっぱり始まっちゃったよ。
迷惑マルキに対して穏やかだけれど、決して優しくない口調でけしかけます。
参集した撮り鉄同業者さん全ての心情を代弁してくれてるだけに周りからは賞賛の眼差し。
それでもさすがに大人の対応で不必要なテンションになることなくマルキを諭す姿がカッコ良い。
そうですよ、暗いうちに1番乗りしたからって何やっても良いってワケではありませんわ。
EF510-510 + E26系12B 蓮田 - 東大宮
そんなこんななうちにやって来た寝台特急「カシオペア」号。
雲ひとつない冬晴れの下、朝陽に照らされた築堤とその手前に落ちる屋敷森の影が作る
コントラストがなかなか絶妙な感じがしてしまうのはあたしだけかしら?
これまで「ヒガハス」で正調編成捉えようとすると決まって曇りだったり
周りの田んぼから水蒸気が揚がって靄ってたり・・・て感じだっただけに、
ようやくベストなコンディションの下でぱしゃりするコトが出来ましたわ。
EF510-513 + 24系12B 蓮田 - 東大宮
そして廃止へのカウントダウンが始まっちゃったあたし的ココロの恋人「北斗星」号ですけれど、
まさかの普電裏被り!
これまで定刻でも時変でも遅延してても、普電の裏被りなんてなかっただけに
ホント、しょっきん極まりないのでございますわ。
うぅ~ん、まぁ、これはこれで記録として良しとするしかありませんわね・・・
てか、マジ泣ける・・・(T T)
そうそう、やりあってる時にマルキが“レンズがないからここまで前に出ないと撮れない”って
確かにそう言っていたのですけれど、あたしが撤収する時に見たら、
屋敷森の塀沿いまで下がったマルキ、明らかに70-200㎜クラスのレンズに交換してるじゃん!?
てか「ヒガハス」での画の作り方を知らないだけじゃん!
屋敷森の塀の角からならAPSCで70㎜ぴったんこなんだよ!!
あたしもそうですけれど、みなさまもきっとこの先、ダイヤ改正で姿を消す列車を追いかけたり、
もちろんそれ以降も駅や沿線で列車にカメラ向けたりすると思うんですけれど、
撮影地に1番乗りしたとしても、立ち位置選ぶ自由度が高いってくらいなだけで、
周りをよく見渡して、他の同業者さんの迷惑にならないようにしたいですよね?
1番乗りしたからって何やったって許されるってワケではないですからね。