季節が変わる頃 | 遠くで汽笛を聞きながら

遠くで汽笛を聞きながら

鉄道大好きなあたし、葵ちゃんのブログへようこそ。

5月25日のお話。

しなの鉄道の臨時列車、快速「おばすて棚田紀行」号に充当された189系が

旧あさま色のN103編成だと判明。

そうなると長野 - 直江津間で運行されている「妙高」号に国鉄特急色のN101編成が

充当されている可能性がかなり高まります。

これまで「しなのサンライズ」号やなんかでたくさん撮影してきたN101編成ですけれど、

ヘッドマークが「快速」とか「回送」ばっかり。

でも「妙高」号ならオリジナルの絵幕掲出なので、どうしてもその姿を撮影したくって・・・

そんな姿を捕らえるべく、黒姫に行こうってなったのですけれど、

犀川鉄橋から現地まで車で1時間半くらい。

N101編成が充当されてる確率は50%ですけれど、黒姫まで行って空振りじゃぁねぇ・・・

てことで途中の三才駅付近で上りの「妙高」4号で現車確認。

リンゴ畑の中をN101編成が駆け抜けてゆきます。

この「妙高」4号が長野駅で折り返し、「妙高」3号になるのです。

念願の国鉄特急色の「妙高」号を画にすべく、勇躍、「黒姫の大カーブ」を目指します。




遠くで汽笛を聞きながら-20130530_1
183・189系 N101 「妙高」3号 3322M

                     古間 - 黒姫


現場には通過の1時間前に到着してゆっくりと準備を進めますが、

やがて同業者さまたちが三々五々、集まってまいります。

この日はイベント列車「信越線125周年号」も運転されていて、

沿線にはいつも以上に同業者さまたちの姿が目につきますわ。

そしてやって来ました「妙高」3号。

初夏の陽を浴びて黒姫駅を目指してサミットを上がってゆきます。

やっぱりヘッドマークは字幕よりも絵幕に限りますよねぇ~。

念願のお姿にシビレまくりのあたしでございます。




遠くで汽笛を聞きながら-20130530_2
183・189系 N101 「妙高」3号 3322M

                     古間 - 黒姫


こちらは補機60Dの広角砲でサイド気味にぱしゃり。

春から初夏へと季節が変わりゆく景色の中、一路、信越国境を目指す「妙高」3号。

緑深まる長閑な山間に国鉄特急色が映えますよね。

奇跡的に復活した国鉄特急色ですけれど、

やっぱり旧あさま色よりも断然、スタイリッシュでフォトジェニックですわ。


あたしたちはこの「妙高」3号、1本を撮影するために訪れた「黒姫の大カーブ」ですけれど、

ぽつぽつと集まった同業者さんたちもこの列車通過後にはあっと言う間に撤収されてました。

やっぱりそこまでしてでも撮りたい列車ってことなのかしらね?