「ヒドく熱かった12月3日」編、その第三弾でございます。
いつものように上野駅14番線ホームの端から尾久へと推進回送で帰ってゆく「北斗星」を捉えるべく
移動中なあたしを後目にそそくさと帰って行ってしまった「北斗星」
“ちぇっ! なんだよもぉ~”なんて落胆しながら中央改札口方向に歩き出した
あたしの耳に聞こえてきたアナウンス・・・
「まもなく13番線には青森からの寝台特急・・・」
“えっ!?”
一瞬、何を言われているのか解らないあたし。
でも駅のアナウンスは確かにそう言っているわ。
そして振り向いたその瞬間! 何と!!
寝台特急「あけぼの」 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!!
(てか、使い方あってます? あたし??)
寝台特急「あけぼの」 2022レ EF64-1053 + 24系
上野駅
実に定刻から遅れること4時間!
何と青森からの上り寝台特急「あけぼの」、まさかの入線です!
これにはさすがのあたしも驚きましたよ!
確かに早朝4時の時点で日本海側の大雨の影響で遅れているって情報はキャッチしていたけれど、
だって新幹線の窓から尾久車両センターを見た時、「あけぼの」らしき24系が1編成そこにいたのですもの。
一瞬期待はしていたけれど、尾久に佇む24系を見て
「あぁ、あけぼのはもう戻ってきちゃってるのね? そうよね、定刻から2時間も経ってるものね」
なんて勝手にあたしの中で納得していたのですけれど・・・
寝台特急「あけぼの」 2022レ EF64-1053 + 24系
上野駅
4時間遅れながらも運転打ち切りにならないだけエライって思うあたしです。
恐らくは高崎駅から新幹線による乗客の代替輸送が行われたとは思うんですけれど、
それでも結構乗客の方々が残っておられたのには驚きでした。
寝台特急で旅をしているのですもの、そうでなくっちゃね。
時間に追われるなら最初から新幹線や飛行機を利用すればよいのですわ。
寝台特急「あけぼの」 2022レ EF64-1053 + 24系
上野駅
定刻だと朝の7時前に上野駅に到着する寝台特急「あけぼの」
普段見ることの出来ない列車が、とんでもない時間に、
そして何ひとつ期待なんてしてないあたしの目の前に現れました。
今までは夜の下り青森行き、2021レしか見たことなかったあたしにとって、
昼間見る「あけぼの」の姿は何て新鮮なのでしょうか。
もう、無我夢中でシャッター切りまくりのあたしです。
やがてロクヨン独特のブロワー音を響かせて、ゆっくりと尾久へと帰ってゆきました。
いやはやアツいぞ! 今朝の上野駅13番線ホーム!!
2時間そこそこで583に2レに2022レ・・・もうお腹一杯だわ、あたし。
そんなふうに思うあたしでしたけれど、それでもアツい1日は半分を過ぎようとしたところ。
まだまだアツい1日は続くのでした・・・