失敗しない間取り相談 新築|リフォーム 間取りアドバイザー 坂口亜希子 -10ページ目

失敗しない間取り相談 新築|リフォーム 間取りアドバイザー 坂口亜希子

セルフチェックで「あなたのマイホーム図面」を辛口主婦目線に耐える図面に変身させます!
日々家事をこなす主婦であり建築士だから気づく!わかる!間取りのアドバイス。

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絡まった糸をどうほどくか?
小手先で整えるんじゃなく、根っこから見直すとスッと道が開けることも。

漠然としたままでは「踏み込んだプランができない」ーーー思い込みをほどくと、意外な糸口が見えてくる話。



 

I夫さんちは、共働き夫婦+将来子ども2人予定。

間取りも外観も、どちらも大事にしたい。



でも、予算に配慮して間取りを優先すると「のっぺり外観」に…。
外観に凹凸を出そうとすると、今度は間取りがイマイチ。
あっちを立てればこっちが立たず、手詰まり状態。



しかも、ビルダーさんのスタイルは「営業担当と間取りをつくる」方式。


営業さんはとても親切で、I夫さんの要望に真摯に対応してくれた。
その結果、間取り修正はなんと19回!

…とはいえ、そろそろ決めてほしいな、という雰囲気に。



 

 

やばい、そろそろ決めなきゃ…

 

営業さんも、Iさんご夫妻が「こだわり強め」と思っているのか、少し受け身な様子。

 

いつ頃からかI夫さんが考えた修正指示を営業さんが基本的にはそのまま図面にするというスタイルに…汗



立地や予算からどうしてもシンプルな形状になりがちで、
凸凹を無理につけようとすると、間取りにゆがみが生じてしまう。


I夫さんのコメント↓
 






 

 

思い込みに縛られてない?

 

元の図面は↓こちら。



気になるのは、北側にある赤〇の出っ張り。
これは「のっぺり外観を避けたい」というI夫さんの意図によるもの。

青〇の玄関ポーチも、I夫さんの希望で凹ませた形。

玄関の凹みは、庇代わりにもなるからまだいいけど…
北側の出っ張り、ちょっと後付け感が否めない。



「どうしてもうまくいかない」のは、
「こうしないといけない」という漠然とした思い込みのせいかも?




 

 

外構から見直す!

 

I夫さんちは東道路。
北側には隣家があるため、建物を見るのはおもに東側から。

なのに、外観の凹凸が北側に集中しているのはなぜ?



よく見ると、外構がほぼ手つかず。
図面に駐車場の情報がない。

=「東側は全部駐車スペースにしなきゃ」と思い込んでる可能性が。





つまりこういうこと。
↑赤点線の右側は、無意識に“駐車場にするから使えないスペース”と決めつけていた…のではないか?と。



「車は何台? 来客用は? 自転車は?」
「どの車をどんな頻度でつかう?」
「今すぐ、将来、一時的、ずっと?」

細かく聞いて整理してみたら…



↑赤い部分にポーチを出しても、まったく問題なし!

I夫さんちは当面2台+来客1台。
将来は子ども用に1〜2台(軽やコンパクトカーでOK)

外構がクリアになれば、建物もようやく「踏み込んだ提案」が可能に!

 

 

 

 

 

ビフォーアフター 

 

平面図のビフォーアフターが↓こちら



↑元図面の出っ張りを中止し、玄関ポーチに囲い壁として出っ張りを設け、雨除け、玄関のちょっとした目隠し、さらに外観のアクセントとなるようにした。



外観のビフォーアフターが↓こちら

 




I妻さんからも↓感想をいただきました♪





今回は、外構プランを丁寧に考えたからこそ、深掘りした提案ができた。

私は初期の段階から“そこそこ外構”も一緒に考える派。
駐車・駐輪・ポスト・表札…そのあたりまで盛り込んで。

一方的に見えても、「こういう外構なら、こういう間取りになるよ」と伝えたいから。




だから、外構がほぼゼロの状態で間取りだけ進んでいるプランを見ると…
正直ヒヤヒヤしちゃう汗

あなたのプラン、外構はどうなってますか?

漠然としたままでは「踏み込んだプランができない」。
間取りと外構、ぜひセットで考えてみてね!
 


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