今年最後の相談者であるＢ妻さんの案件で「スゴイ偶然」に出くわしビックリしたという話。
「えーっ！そんな偶然ってある？」
Ｂ妻さんちの相談前、思わずパソコンに向かいひとり叫んでしまった。
※当事者以外、どうでもいい話かも…先に謝罪しときます
今回の登場人物
- 坂口（←私）…愛知県Ｃ市出身。現在は近隣市に在住。
- 2019年に間取り相談をしたＡ夫さん…坂口の出身地であるＣ市で建築予定のマイホームの間取り相談をご依頼。現在は相談時の間取りの新居にお住まい。
- 今年最後の相談者…Ｂ妻さん。一般枠でお申し込みのお客様。同じくＣ市で新たに購入した土地に建築予定。
Ａ夫さんちの経緯
Ａ夫さんの建築予定地（Ｃ市Ｄ町）は、居住地近隣でもあるため坂口の行動範囲内にあり、年に数回程度、予定地の前を車で行き来する場所だった。
間取り相談後、予定地の前を通るたびに「基礎工事始まったな」「もうすぐ完成かな」と横目に拝見しつつ通っていて、最後に通った時も「お！素敵なお家ができてる！無事完成してよかった」と確認していた。
・・・・・
先日、今年最後のお客様であるＢ妻さんちの間取り相談をしたんだけど…
相談前の準備中、Ｂ妻さんから事前に送られた資料を確認していた。
建築地がＣ市Ｄ町ね…ふむふむ。
今回、この土地を購入して建築なのね…
Ｄ町か…あれ？以前もＤ町で間取り相談やったよなぁ
建設予定地の写真がコレね…
…ん？
アレ？ここって…
あーーー！ここってＡ夫さんちのすぐ隣じゃん！
ここに写ってる隣家ってＡさんちじゃん！
なんと、まさかのすぐ真横！
しかも、Ａ夫さんちの間取り相談時に
「南隣地がいつか建て替えたら３階建てになる可能性あるよね」
「３階になっても明るいＬＤＫになるように工夫しなくっちゃね」
と気にしていた、まさにその土地。
Ｂ妻さんはＡ夫さんがかつて間取り相談を受けたことなどもちろん知らず、まったくの偶然。こんなことってあるのね…。
Ｂ妻さんの間取り相談後、Ｂ妻さんに許可を得てＡ夫さんにも、この件を報告したのであった。
↑これ、この件を報告したときのＡ夫さんのLINEコメント。
建築の挨拶でお二方はすでに一度お会いしていたようだけど、まさかそんな繋がりがあったなんて！と、かなり驚かれていた。
Ａ夫さん！早速ブログのネタにさせてもらいました！
今までの間取り相談でも、比較的お近くの方同士ってのはあったけど、すぐ真横同士って…史上初だわ。
Ａ夫さんちの間取り相談直後にくださった以前のコメント。
改めて読み返したら懐かしくなったので…ちょこっとご紹介。
Ａ夫さんちは都心部にあり、隣家との距離が近い。
希望の間取りに近づけるため、日照確保や法規制をどうクリアーするか？がポイントだった。
法令集の事例には載ってない方法でなんとかクリアーできないか？と思いつき、市役所の建築指導課に「この作戦は有効か？」と裏どりをした。
馴染みの市役所だったので相談しやすかったってこともあるんだけど、この１件で建築指導課のＥさんに「変わった案件の相談をする坂口」として覚えられちゃったわ(笑)
いやー懐かしい。
「びっしりと書き込まれたコメントに涙が出そう」…どんなコメント書いてたっけ？と見てみたら…
あー、確かに何やら沢山書き込んでるね。一部をチラッとご紹介↓
平面図だけでは、お客さまはもちろんだけど、設計者も気づいてない事があるもの。
なのでいつも、可能な限り「展開図」を書くようにしている。
展開図…その部屋の中に立って室内を横から見た状態を書いた図
この展開図をみて、見落としていた問題に事前に気づき、それを回避できれば！とね。
坂口が展開図を作成するのは、「こうしましょう」というよりも…
- 提案の平面図は展開図だとこんな風になる
- こんな感じでいい？問題はない？
- こんな感じは逆に好みでない？
と、平面図だけでは見えていない部分も知り、検討してもらうため。
さらに次回ビルダーとの打ち合わせで確認するための材料としてもらうためである。
↑Ａ夫さんが、着工前にくださったコメント。
当時、「良い家が建つ予感しかしていない…」と予言したとおり素敵なお家が建ったようですね！
カリスマって…
そんなキャラじゃないよ？
どっちかっていうと「間取りオタクおばさん」だね(笑)
今回Ｂ妻さんちの一件でのやりとりの中で「住み心地を報告作成中！」とおっしゃってくださっていたので…Ａ夫さん、楽しみに待ってます！