造園家Ｆさんに剪定など、手間がかからないおすすめシンボルツリーを教えてもらった話。
前回、我が家のシンボルツリーの剪定（せんてい）話をしました。
【我が家のシンボルツリー（シラキ）Ｆさんによる剪定後↑】
我が家のシンボルツリー（シラキ）は剪定さえキチンとすれば、それなりにカッコいいシンボルツリーなのですが、素人ではなかなか上手くできません。
昨年のＦさんの作業を思い出し、今年の春先にチョロっと自分で切りましたが、けっきょく手に負えず…
「剪定がほぼ要らなくて、玄関横に１本植えるとするなら、どんな木がおすすめ？」
と今更ながらの質問をしてみました。
Ｆさん「株立ちがいいな」
【↑絵心のない坂口のイラストにて「株立ち」を解説…】
Ｆさん「落葉樹がいいな」
要するに…冬は葉っぱが無くなり、春になったら新芽が出て季節感を味わえる方がＦさんは好きだと言います。
坂口「落葉樹の一番のおすすめは何？」
Ｆさん「アオダモがいいな。野球のバットの原料だな。」
坂口「おすすめポイントはどんなところ？」
Ｆさん「木肌がいい、葉っぱが小さく見栄えもいい、剪定も基本要らない。」
【適当な株立ちアオダモの画像がなく、拡大でスミマセン】
Ｆさん「他に？ヤマボウシかな。」
Ｆさん「シャラ（夏椿ともいう）もいいな。」
↓ヤマボウシ
↓シャラ（夏ツバキ）
↓やや弱りかけていますが、我が家にもシャラあります
Ｆさん「ここの家（坂口家）にも植わっているハウチワカエデもいいね。」「コハウチワカエデとか。」
Ｆさん「どの木も日差しが強すぎる所とか、植える場所によっては向かないこともあるよ。」
↓（我が家の）ハウチワカエデ
↓（我が家の）ハウチワカエデの少し引いた画像
確かに、我が家を例にとってみても…
文頭に乗せた「シラキ」はガッツリ剪定が要りますが、「シャラ」や「ハウチワカエデ」はプロの剪定不要です。
木自体も、それほどグングンとは大きくなりません。
①株立ち
②落葉樹
③木肌がよく、葉っぱが小さめ。
④剪定要らず（多少の手入れは要りますけどね…）
⑤樹種で言うなら…アオダモ、ヤマボウシ、シャラ、コハウチワカエデなど
注意点：一日中、日当たりが良すぎる場所は向かない場合も…
Ｆさん「ソヨゴはいいね。風に揺られる感じがいい。常緑はそういうタイプが少ないからね。」
↓ソヨゴ
坂口「逆にあまりおすすめできないものはありますか？」
Ｆさん「シマトネリコだね。」
Ｆさん「虫が付きにくく、葉が小さくて見栄えがいいから、よく植えられているけど…」
Ｆさん曰く、人気のシマトネリコをおすすめしない理由は…
「剪定が必要。手入れを怠るとあっという間に大木になりやすい」ところだそうです。
確かに、我が家近くの築浅のお宅でもシンボルツリー（シマトネリコ）が、かなりの大木になっていますな…
１階の窓前を隠すようにと植えられていたようなのですが…
あまり手入れは得意でないようで、メキメキと成長し屋根より高くなり、道路上までモリモリっと広がっています。
逆を言えば、手入れをキチンとするなら「シマトネリコ」はいいシンボルツリーだと思います
玄関先に１本植わっているとマイホームが引き立ちます！
さあ、何を植えましょうか( ´艸｀)