こんにちは。間取りアドバイザー 坂口亜希子 です。
先日、リフォームしたお客さまの完成宅へ伺って来ましたので紹介いたします。
Ｋ様邸は、何十年も前に中古住宅として購入され、ほとんど手を加えずそのまま
お住まいになっていらっしゃいました。
４人のお子様も独立され、快適な終の棲家をと今回リフォームを希望されました。
Ｋ様邸は、構造体が別々な建物が５つもつながってできた増築に増築を重ねた家でした。
パッと見ただけではなんとなく増築してるよね？くらいで５つの建物がくっついているようには
まったく見えず、現状の建物の把握が大変なお宅でした。
では、Ｋ様邸実際の図面で紹介しますね。 ※図面は一部のみ表示しています。
Ｋ様は自営業をされており、事務所の奥が住居となっていました。
今回の改修で（図面上左側）倉庫を事務所として利用し、今まで使いづらかった水回りを
使い勝手よく、キレイにしたいというご要望でした。
数十年も前に中古で購入ですので、建物自体相当古く、表面をちょこっとキレイに…
という訳にはいかず、床下の改修、サッシの取替え、ほとんど無かった補強壁の追加など
大掛かりなリフォームになりました。
改修後は、住宅の玄関らしく、前面ラインより少し奥まった感じにして埋め込みポストや
表札、インターホンなども設えました。
なぜ４０㎝なの？
改修前Ｋ様邸の一番のヘンな所は、洗面所前の廊下幅が40㎝しかない所
無理やり増築したせいか家のあちこちにヘンな隙間があったり、不思議な所がありました。
使いづらい階段は、スッキリ階段になりました
改修後、階段下は廊下兼用クローゼットになりました。
改修前 改修後
ちなみに、改修前の階段下にはこんな感じの台所がありました。
台所の床は、今にも抜けそうなシナリ具合でした(笑)
快適キッチン、水回りに変身
Ｋ様邸は、普段お住まいになるのはご夫婦のみですが、週末やお祭りになると
子供たち一家が集まり大人数になります。
ですから、キッチンや水回りなどはゆったり使えるようにしました。
以前は事務所だった場所 スッキリキッチンに
居間８帖がお父さんの寝室？
Ｋ様邸は、もともと部屋数はありました。でも収納がないため収納部屋のような
スペースに取られて、お父さんのゆっくり休める部屋がありませんでした。
さかぐちが初めてお邪魔した時に打ち合わせをした居間８帖がなんと夜はお父さんの寝室
になるのでした。
お父さんが座っていたソファーがそのまま夜はベットになるのだと言うのでびっくり
改修後は、１４帖のＬＤＫと日当たりの良いお父さん専用の寝室５帖もできました
改修前の居間兼お父さん寝室(笑) 改修後リビング（奥に見えるのが寝室）
快適になったお家でいつまでも元気に暮らしてくださいね
お父さん、お酒をあまり飲みすぎないで下さいよ
最後までお付き合いくださってありがとうございました