黒執事第24話★最終回!

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毎度のことながら、ネタバレしますよ!!


あんたバカァ!?

よしなさいよ、最終回はじっくりみるんだからっ!

だいたいあんたのネタバレなんて、誰が聞いてやるかってのよ!


と思し召すお嬢様がた、萌えっ――

あっ、いや、もとい、この先は読まないままでページを閉じてくださいね。






いいですか?





いいですね?












はい、では行きます!





ついに、ついに最終回です――!!


傷付いたシエルを連れ、川を船で進むセバスチャン。

行く先は天使が女王に作らせたという聖なる橋、未完成のその橋の上が決戦の場となります。


辿り着いた橋のたもと、足手まといだからとシエルを置いて行こうとするセバス。


『なるほど。枷があってはおまえでは到底勝てない相手だと言うんだな?』
『……わかりました。どうぞ、特等席でご覧下さいませ。』


さすがは飼い主★シエル坊ちゃん、セバスチャンを黙らせるのがお上手ですwww


敵はド変態天使…奴の画像なぞ上げたくないのでスルーしますw




『では、ご命令を』


最後の命令

『奴を……天使を、殺せ!!』


それは、シエルがセバスチャンに下す、最後の命令になるはずの言葉。

ついにこの日が、来てしまった――。



ド変態天使との手合わせを、天使がイギリス中から集めてきた「不浄」が邪魔しようとします。


ここのシーンちょっと謎だったんですけど、たかだかその程度のモノで悪魔の動きを封じられるものなんでしょうかね? 寧ろ不浄と呼ばれる悪い感情は悪魔の糧になるんじゃ?…なんて。

やっぱりどこまで行っても、あのド変態の言う「不浄」の定義が曖昧な感じがしました。


それにつけても、名言――『犬とまぐわう女など、私の趣味ではありません』www


ますますド変態ぶりが増してヒドイことになっていく駄天使は、調子に乗ってセバスチャンの左腕を――!!!



そんな頃、天使が起こしたあれやこれやを怒ってる人がいました。

それは、死神。

原作コミックスではめっちゃ人気キャラ★の、彼、ウィル――またの名をスーツwwwww


スーツ★

『打ち上げは経費で落としますよ』

やる気まんまんですwww

グレルも活躍!

『ゴキゲンDEATH★』

謹慎中のグレルに、デスサイズを返してくれました!

よかったねグレル~~vvv


そして、死神たちのサービス残業開始DEATH★


死神たちの活躍で、セバスチャンを取り巻いていた「不浄」どもが次々消えていき――。




反撃…といきましょうか
『反撃…と行きましょうか』


形勢があやうくなって、魔犬を呼び戻そうとする駄天使ですが、ファントムハイヴの使用人たちの手で魔犬はすでに事切れていました。
そこで駄天使ブチ切れですよ。あたりかまわず羽根を飛ばしまくります。

シエルを庇いに飛び出したセバスチャンは、更に負傷を――。



『坊ちゃん、ひとつお願いがあります。目を、閉じていてください』
目を閉じていてください

『私がいいと言うまで…じっと、目を』

『――わかった』


こんな場面でも執事としての美学を貫く姿勢はあっぱれです。


そうやってシエルの目を封じてから、駄天使に向かうセバスチャン。

なんかやたらと生き生き★していますww


ト★キ★ハ★ナ★ツ! 『これで…本来の私をお見せできる。

無様な――醜悪な――えげつない――私の真の姿を。』


このあとの、駄天使の断末魔は、実にすばらしかった!!

声優さんってすごいなあ…!!と素直に感動しました。

ほんと、お疲れ様でした!!



この後に続くいくつかのシーンは、傷付いたロンドンや人々が復興するところです。

中でも切なかったのは、リジー…。


あの指輪がシエルのもとに届いたのだけが救いでしたが、リジーがそれを知ることはないんですね。





そうして、シエルを載せた船は、シエルのシネマティックレコードが流れる川を滑って行きます。

とても静かで、穏やかで、…寂しい時間。


船出

パパの日記

セバスチャンはシエルに、タナカが書いた日記を手渡します。

シエルの父の身に起きたことをようやく知ることになるシエル。

こんなときにさえ、とても穏やかなのが…悲しいです。


回想のタナカさん

シエルのパパv
シエルのパパ。シエルが無事に大人になればこんな素敵な男性になっていたんだな…。



『痛いか?』

『そうですね…少しは。…なるべく優しくいたしますが』

『いや。思い切り痛くしてくれ』
☆腐主婦☆アオイの毎日-思い切り痛く
『生きていたという痛みを、魂にしっかりと刻み付けてくれ』

『――イエス、マイロード』


素手で触れる
そうして、白手袋を脱ぎ捨てたセバスチャン。

シエルに、素手で触れるのは初めてなのでしょうね。そんな爪してたんだ。


とてもたいせつに、宝物に触れるようにやわらかく――。


眼帯を外す手

最後にその瞳が映すものは…


最期に、その瞳に映るものは、彼の命を奪う者。

同時に、彼の生を、意味あるものに変えてくれた者。

――そうして、最期まで誰よりも傍にいてくれた、最高の執事にして、もっとも優しい、悪魔。


では、坊ちゃん…

『では、坊ちゃん――――』








アニメだし、もしかしたら『最期』などないのでは、と思っていました。

いい意味で裏切られて、嬉しかったです。


アニメ版セバスチャンは、徹底して『悪魔』らしかったと思います。

執事を演じることを愉しみ、シエルとの契約を果たした後に待つ最高の御馳走をひたすらに待ち望む。


復讐を遂げるまで、シエルの身体をあんなに気遣っていた執事が、

ひどく負傷したシエルの身を前にしてもまずは好機を逃さず復讐の契約を果たし、

その報酬は躊躇せず受け取ろうとする。


それは、甘くなりがちなファンタジーアニメの中にあって、とてもリアルな悪魔像だと思います。



振り返れば、本当にあの駄天使どものやったことには矛盾点というか理解不能なことが多くて、アンジェラが出てきた話とか、人形遣いを利用した話とかはいったい何の前フリだったのかと…その存在の一貫性のなさにはがっかりしてしまいますが、


アニメ黒執事の汚点はそこくらいだと思っていいでしょう。


いや、最大の敵がソレっていうのはかなり致命的だとは思いますけどもww


終わりよければ全てよし、といいますしね。

どうなることかと気をもんでいましたが、思っていたよりはグダグダ感少なめの最終回を迎えられたと思います。



願わくは、本家の最終回がこれとは全く違った結末であることを。


そして、シエルの安らかな眠りを心から祈りたいと思います。