(イラスト:ピンクノイズの少女)
「フェアリー・テイル(FAIRY TALE: A TRUE STORY)」
初公開年 : 1997年
製作国 : イギリス
上映時間 : 98分
監督 : チャールズ・スターリッジ
イギリスはコティングリー村に住む2人の少女が撮影した妖精写真をめぐってイギリス中で大騒動を巻き起こす実際に起こった”コティングリー妖精事件”を元にした映画です。
この事件は1916年に2人の少女が撮影した妖精の姿が写った写真をめぐって、有名作家のアーサー・コナン・ドイルなんかを巻き込んだ大騒動になった有名な事件で、ドイルは完全に少女たちの妖精写真は本物であるとおう主張し、偽物だという反対派と激しい議論を交わしたそうです。
映画では、実話を元にはしているものの、かなり映画らしく物語性のあるものになっています。
イギリス、コティングリー村に住む8歳のフランシスと、12歳の従姉妹エルシーは家の近くの森の中で妖精を目撃する。
妖精の話しを両親にするのだが、信じてもらえない。
母はこの森には無かhしから妖精が住んでいるという伝説は伝え聞いてはいたが、自分の目で目撃してことはないので、信じたい気持はあるもののどうしても信じることができなかった。
父親は子供のたわごとくらいにしか聞いてはくれず、2人の少女は妖精の存在をどうしても両親に認めさそうと、父のカメラを借りて妖精の写真を撮影することにする。
撮影に成功し、現像したその写真には楽しそうにダンスをする妖精の姿がくっきりと映し出されていた。
写真を見た母親は妖精の存在を確信し、写真を専門家へと送った。
その写真はめぐりめぐって有名作家のコナン・ドイルの元へと届き、写真を見たドイルは本物の妖精写真だと確信。
その写真を一般に公開する。
妖精写真でいっきに有名になったコティングリーはイギリス中から観光客が押し寄せる大騒動になる。
そして、妖精写真はトリックなのか?本物なのか?イギリス中を巻き込んだ大騒動へと発展する・・・・・・
といった内容です。
ほぼ実話に基づいたストーリー構成ですが、映画的に脚色しているシーンも多々あります。
2人の純粋無垢な少女たちが妖精をめぐって大人の世界に巻き込まれていく姿が少し痛々しい感じもするんだけど、基本的には凄くファンタジックな内容で凄く好きなのです。
2人の少女がとってもキュートでそこも見逃せないポイント!
映像的には1997年の作品なんで妖精がちょっとショボイ感じもするんだけどね。
でも、とにかく実際に起こった事件を題材にしているだけのことはあって、物語に力強さがありのですよ。
やっぱり、実話ってのは強いなぁ、って思いますよ。
映画の中では妖精が本当にいる。とういう前提で物語が構成されていますが、実際には2人の少女が大人になった時にはトリックだったと認めているらしいです。
しかし、1枚だけは本物だと、最後まで主張していたそうです。
個人的には妖精がいてもいいなぁ~
なんて思ってしまいますねー。
だって、この世界は人間がまだ知らない未知で溢れているはずだから、妖精ももしかしたらいるかもしれないよなぁ~なんて思うんですよ。
いた方がなんだか楽しいと思うんですよ。
みなさんはどう思いますか?
妖精は存在するでしょうか?それとも、そんなの存在しない?
予告編
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