こんにちは。

あおい堂鍼灸院の今泉です。

 

前回の記事では頭皮の毛細血管を横に広がる網状毛細血管と皮膚表面に向かって上昇してくる上昇血管の2つに大別しました。そして横に広がる網状毛細血管はどなたにもあるのに対して、皮膚表面に上昇してくる上昇血管は特定のタイミングで多く観察されたり少なく観察されたりするのでした。そのタイミングとは抜けつつある時と生え出す時に多く見受けられるという事でした。抜ける時と生える時といういわば正反対の事態を矛盾無くまとめる為に勝手ではあるものの「活動値」なる概念を提唱しました。抜けたり生えたりするのですから頭皮の変化が大きいのです。上昇血管が多いと頭皮の「活動値」が大きい。一方で頭皮の変化が少ない時はどのような時か?それは円形脱毛症になっていない頭皮と円形脱毛症で抜け切った後になかなか生えてこない時の頭皮なのです。頭皮の変化が少ないので「活動値」が低い。このような事が言えるのではないかと感じています。

 

この辺から推測できる事として髪は血流により生えたり抜けたり伸びたりする事があるという事です。血流は必要と言うのは当たり前のように思われるかも知れませんが、そうであろうと思われる事を確認できた事は私の中で脱毛症の解明に向けての意外に大きな進歩だと思っています。

髪を生やす時は通常よりも大きなエネルギーが必要であり、また問題のある抜け期においても炎症を引き起こすためには大きなエネルギーが必要という事です。初動に関して大きなエネルギーが必要なのはまさしく物理法則の他なりません。自動車のMT車の如く、発進時と強力なエンジンブレーキをかける時には一段低いギアを使用してエンジン回転数が上がるかの如くです。

ただしここで一つ気になることが出てきます。それは脱毛症でない人の頭皮には上昇血管が少ない事です。円形脱毛症で髪は生え始める時は上昇血管が多く、生え出した髪がきちんと成長した後はそれまで存在していた上昇血管の数がいつの間にか現象しています。そしてそれ以降はきっと上昇血管の数は低いまま安定していくと思われます。なぜならば円形脱毛症の治ったのちの方々の頭皮には上昇血管が少ないことから、そう窺い知れます。この現状を鑑みるえの分だけ多く髪を作り出すようにできているようです。案外非常に単純な選り好みしないロボットのようです。では血流は多ければ多いほど良いかと言えばこれもまた違うようです。なぜなら抜け期には上昇血管が多く血流過多が想定されます。円形脱毛症に限らずこれは言えるかも知れません。前回の記事で頭頂部はウィッグを使用されていない誰もが上昇血管が他の部位に比べて多い傾向があります。これはおそらく紫外線の影響ではないかと考えています。頭頂部はどのような髪型であっても他の部位よりも太陽光がよくあたります。紫外線を受けて弱いながらも長期間の炎症を起こし続け上昇血管が増えたと推測します。そして男女とも高齢になってくるとホルモンに関係なく頭頂部付近の髪が薄くなり始めるように思えます。これは紫外線による上昇血管の増加に伴う血流増加が招いたのではないだろうか。実際に紫外線に当たる部位は上昇血管が多いようです。参考として私の手の画像をあげておきます。画像は手の甲と腕の内側の比較的白い部分です。手の甲には上昇血管が無数に確認できます。腕の内側にも上昇血管があるものの、手の甲のそれと比べると随分と少ないのです。この数の違いは紫外線の照射量によるのではないか。手の甲は何もせずとも日光に晒されます。一方で腕の内側は完全に日光を遮断する訳ではありませんが、手の甲に比べると紫外線の照射量は断然に少ないと思います。この違いが上昇血管数の違いにつながるのではないでしょうか。

つまり髪が望む血流量は「正常値から正常値高値まで」であり、それ以上では逆に抜けてしまい、それ以下では髪が育たないように思えます。

 

このブログのどこかの記事に書きましたが、髪が生え出す時は頭皮の皮が剥けたり皮膚が多少荒れることがあります。ツヤッツヤのキレイな頭皮から(特に汎発性円形脱毛症の場合)髪が生え出すというのは結構なレアケースのように思えます。多少ザラついたり皮が剥けたり、代表的なのは角栓がつき始める事ですが、多かれ少なかれ頭皮が少し荒れます。これももしかすると上昇血管の増加によるものなのではないかと考えています。

 

以上のように考え出すと、現在皮膚科で行われている円形脱毛症の各種の治療は毛細血管の視点から以下のように分類できそうです。

 

 

と、その前に。

以下に書くことは円形脱毛症の自己免疫疾患説をあまり信じていない私個人の感想です。医師の意見を最優先してください。

 

まずエキシマライトなど紫外線治療は言わずもがな上昇血管を増産することが想定されるので発毛させるのに適しているのかも知れません。逆に抜け期に当て過ぎてしまうと血流が増え過ぎて芳しくない結果??

 

ステロイド(内服・外用・注射)はアトピーの炎症を抑える(痒みのきっかけである毛細血管の拍動を鎮める?)事からも血流過多になった頭皮を鎮める事につながるので抜けを阻止するのには適任な治療なのかも知れない。また前述したように髪は本来そこまで多い血流を必要とはしないので、鎮めた程度の血流で程よく髪も作られるようになる??

 

オルミエントやリットフーロなどJAK阻害剤もステロイドと基本的に同じであると考えています。

 

局所免疫療法(SADBEやDPCP)は頭皮に炎症を引き起こすので血流増進を目的としていると思われる。紫外線治療と同様に抜け期には適さないのかも。局所免疫療法の治療中に抜け始めた時、薬液の濃度を濃くする手法をよく見かけるが濃度を濃くして抜けが収束したケースはレア??と思えてしまうのは、やはり……?

 

 

くどいようですが以上はあくまでも私個人の感想です。当然のことながら医師の意見を優先してください。

 

このように円形脱毛症と一口に言ってもその時節時節で必要とされることが異なってくるし、その人の円形脱毛症のタイプ性質によって必要とされることも変わってくるように思えます。

 

そして当院では使用できる手技は鍼灸のみです。

一見頼りなさそうに思えるかも知れませんが、血流という観点からは増加も鎮静化もどちらに対しても影響力のあると思える手技がそれぞれあります。今はこれだけ書いておきます。いずれ詳しく。

 

リンクできない方はこちらへ

https://youtu.be/Zd_hknj2N0M

 
本日の記事はここまで。
まずはご報告まで。

 

よければ参考にしてください。

 

《参考過去記事》

↓やはりこれは言えることだと思います

 

↓毛細血管の振る舞いでこの記事も証明できる?

 

↓果物も案外血流に大きな影響を与えるようです

 
 

 

 

 

 

日曜と月曜

および

月曜と火曜

隔週交替です。

 

 2月の休み

 1日(日)  2日(月)

 9日(月) 10日(火)

15日(日) 16日(月) 20日(金:臨時)

23日(月) 24日(火)

 

 3月の休み

 1日(日)  2日(月)

 9日(月) 10日(火)

15日(日) 16日(月)

23日(月) 24日(火)

29日(日) 30日(月)

 

此方も見てみてください!

円形脱毛症の事がまとめてあります。

『円形脱毛症考』

 

 

あおい堂鍼灸院Youtubeチャンネル

『aoi-do-ga』

 

そしてあおい堂鍼灸院は

鍼灸治療専門院です。

 

しかし、

ウィッグ全般のご相談も承ります。

毛髪に関してワンストップで対応できる鍼灸院を目指します。

 

 

ブログランキングに参加しています。

是非応援クリックお願いいたします。

円形脱毛症ランキング

にほんブログ村 病気ブログ 円形脱毛症・脱毛症へにほんブログ村

ゼヒゼヒ~

フォローしてね…アメンバーぼしゅうちゅう