MLBシカゴカブスの今永昇太投手は、開幕戦のドジャース戦での4回無安打無失点に引き続き、2試合目のダイヤモンドバックス戦でも7回1失点の好投を見せ、今季初勝利を飾りました
世間は、どうしてもドジャースの大谷・山本・佐々木選手に目が向かってますが、今永投手は昨年も今年も素晴らしい成績を残してますので、もう少し露出が増えればいいなと思ってます
因みに、今永投手は福岡県北九州市の出身で、3月26日には「すかいらーく」からの買収以来、話題の「資さんうどん」とアンバサダー契約を結んだそうです
同じ福岡県人の僕とすれば、「今永投手」にも「資さんうどん」にも、これからも頑張って欲しいと願ってます
本編はここから
【2024年に行くべき52ヶ所に選ばれた山口へ編 その3】
山口のソウルフードと言われるばりそばでお腹いっぱいになった後、さっそく市内観光を始めようと、市内随一の観光名所である瑠璃光寺を訪れました

瑠璃光寺は、戦国大名として栄華を誇った大内氏全盛期の文化を今に伝える曹洞宗の寺院で、五重の塔を中心に、西の京・山口を代表する観光名所と言われていて~

『う~ん、いい気分だわ~

』

この頃になると、すっかり天気も回復し、五重塔を見ようと目を向けると~

『うわっ・・・

』
そう、実は山口市に来る前から知ってたけど、五重塔はニューヨークタイムズで2024年に訪れるべき52ヶ所の3番目に選ばれる直前の2024年1月から2027年3月にかけて屋根葺替工事の真っ只中・・・
ネットなどでは「何故タイミング悪くこの時期に選んだんだ」との声も上がってたけど、物は考えようで、遠方から来る人は確かにそうだろうけど、僕は2時間くらいで来れるので、逆に一生に一度しかないこの景色を見るのも一興かなと思って、今回訪れたのね~


と言うことで、皆さんにニューヨークタイムズが絶賛した景色をお届けできないのは残念ですが、それは次回のお楽しみと言うことにしてください

因みに、息子君も「え〜っ」て言ってたけど・・・


また、ここには大内氏の説明書きや~


五重塔の説明書きが飾られてたけど、今回は尺が長すぎるのでカットします


「室町から、今へ未来へ」

工事関係者の皆さんは色々大変でしょうが、安全第一で頑張って欲しいと願ってます
また、ここには綺麗な梅が咲いていて~

『う~ん

』

僕はこれまで花の写真をたくさん撮って来たけど、どうしてこんなにヘタなんだろうね~


と、いつまでもグチグチ言っても仕方ないので、さっそく
山門を潜ると~


目の前に
本堂が見えてきたけど~


気になったのは
後生車で~


生前の罪過を懺悔し、世の為・人の為・善行を尽くすことを約束し「後世ですから極楽浄土へお導きください」と「南無釈迦牟尼仏、南無釈迦牟尼仏、南無釈迦牟尼仏」と唱えながら後生車を回し、閻魔大王にお願いすると一回廻す毎に罪過が浄化すると言われるけど~


見るからに怖い閻魔大王にガン見されると、思わず「ごめんなさい」と言いたくなったよ~
(そんなに悪いことしてないと思ってるけど~
)
その後、
本堂に向かって~


『僕に係わる全ての人が幸せになりますように
』
との願いを込め、手を合わせました
その後、元来た道を戻っていくと~


大内弘世公が凛々しい姿を見せてたよ~


大内氏第9代当主の大内弘世公は、室町時代の1360年に本拠を大内館から山口に移転し、京都に倣った市街整備を行い、西の京と言われる街造りの基礎を築きました
つまり、ず~っと遡って考えると、ニューヨークタイムズに選ばれたきっかけを作ったのは彼なのね〜

その後、東京訪れたのは、徒歩圏内にある
長州苑内にある〜


5縁CAFE

長州苑は、瑠璃光寺・五重塔の門前に店舗を構え、山口県内の特産品を豊富に取り揃え〜

5縁cafeは、2022年にオープンした長州苑併設のテイクアウトカフェだけど、五重塔を連想させる「5(go)」と、人と人との繋がりを意味する「縁(en)」という言葉を込めてネーミングしたとのこと

と、いつまでも説明し続けても仕方ないので、さっそく
秋川牧園の牛乳ソフトクリームを購入し、ひと口食べると〜


『チュベたくて美味いよ〜

』
このソフトは、濃厚ながらもさっぱりした後味がよく、メッチャ美味しかったよ~








その後、車を走らせ向かった先は
常栄寺

常栄寺は、元々、大内氏第14代当主の大内政弘公が別邸として建て、庭は雪舟に命じて築庭させたとのこと・・・
その後、母の菩提を弔うため、別邸を寺とし妙喜寺と名付け、江戸時代末期に長州藩の本拠地が萩から山口に移った時に、常栄寺と合寺したそうです
雪舟に庭を造らせたり、母の菩提を弔うために寺を作るなんて、大内政弘公はスゴかったんだなと思いつつ〜


鐘楼門を潜り~


本堂に向かうと~


さっそく堂内に足を踏み入れました


さっそく靴を脱いで、真っすぐ進むと~


『おお~っ

』

歴史を感じる屏風が飾ってあったので、しげしげと眺めちゃったよ~

その後、本堂前の
南溟庭を見つけたけど~


南溟庭は、常栄寺二十世の安田天山老師が、古典造園の復元・修復や創作の大家である重森三玲に「雪舟より良い庭を作られては困る。恥をかくような下手な庭を作ってもらいたい」と依頼し、重森は固辞したものの「上手に下手な庭を作ってもらいたい」と重ねて依頼され、昭和43年に築庭したとのこと・・・

テーマは雪舟が入明し、帰国するまでに往復した海をイメージされているけど、そう言われればそう見えるかな~


その後、いよいよ雪舟庭案内図を確認して~

『これが雪舟庭か~
』
雪舟庭は、禅味溢れる日本庭園の代表作として、大正15年に国の史跡・名勝に指定され、庭園の広さは約30アール(約900坪)で、東西北の三方が山林、南が開けた土地の中央に池泉を穿う池泉廻遊式庭園


『やっぱりここは素敵だな~

』

と思いつつ、
遊歩道を歩き出すと~


意外と階段が結構あって~


弘法大師堂を通り過ぎて~


更に登ると~


薬師如来堂が登場したけど~


ここはまだゴールじゃないなと思いつつ、更に進むと~


『やっと、ゴールだ~
』

漸く折り返しの毘沙門堂に辿り着き~

『オン ベイシラ マンダヤ ソワカ

』
との真言を七回唱え、祈願しました

ここから見る景色は素敵で、しげしげと眺めた後に~


『さっ、頑張るよ

』

と息子君に声をかけ、ガンガン降りていきました
(上りは苦手だけど、下りは得意なのね~)
その後、雪舟庭に戻ってくると~


ここは素敵だなと思いつつ、常栄寺を後にしました


その後、毛利隆元が大内氏館跡地に建立した大内義隆の菩提寺である
龍福寺を訪れました

龍福寺は、大内満盛が1206年に建立した寺で、兵火によって焼失したものの、1557年に毛利隆元が大内義隆の菩提寺として、大内館の跡地に龍福寺を再興したとのこと・・・
そもそも、大内氏の京文化好みは群を抜き、歴代当主たちは在京期間が長くて、京の文化に触れる機会も多く、歴代当主の多くは公家の娘を室に迎えるなど、当主の血筋には公家の血も流れていたこともあり、京風の街造りを進め、西の京と言われるまでになったと言われています
と言うことで、さっそく歩き出すと~


しあわせの鐘や~


大内義隆主従之墓跡を発見して~


山口市における大内氏の貢献度合いは高いなと思いつつ~


静かに手を合わせました










その後、山口駅に向かうと~

駅の正面で見つけたのは~


「幸せ運ぶ大内人形」
大内人形は、瑠璃光寺で登場した大内弘世とお姫様との心温まるお話から生まれた伝統工芸品で、夫婦円満の象徴と言われているんだってよ~


と言うことで、今回の話はこれにて終了・・・
名残惜しいですが、「2024年に行くべき52ヶ所に選ばれた山口へ編」は次回で終了となりますが、山口市が何故選ばれたかが、皆さんに少しでも伝わっていればいいなと思ってます