我がソフトバンクホークスは23日、4年振りに20回目のリーグ優勝を決めました
この結果を受け、10月16日(水)から始まるクライマックスシリーズ・ファイナルステージへの出場が決定し、日本シリーズ出場を目指すことになりました
今年は、小久保監督が新たに就任し、シーズン序盤から圧倒的な強さで、他球団を大きく引き離してのリーグ優勝となりました
優勝決定時点の85勝47敗との成績だけ見ると順風満帆のようですが、柳田選手・和田投手・オスナ投手・藤井投手・松本投手の離脱、山川選手の一時的な大不振、さらに優勝目前にして近藤選手が故障離脱するなど、苦しい時期やギリギリの戦いを乗り越えて、掴んだ結果だと思っています
「2月のキャンプからこの日のために全員でやってきた。懸命に戦った選手たちに胴上げしてもらえて本当に最高でした」との小久保監督のコメントが、ペナント奪還に向けた小久保監督の並々ならぬ決意・覚悟を言い表していました
小久保監督、選手の皆さん、この度は本当におめでとうございました
昨日のような勝利の美酒を、是非もう一度味わってくださいね~
本編はここから
【2023年9月の北海道編 その3】
前回、思わせ振りな表現で終わりましたが、今回の旅の最大の楽しみは人生初の小樽市を観光することでした
と言うことで、9時11分札幌発の電車に乗り、9時44分に小樽駅に到着
この日は平日だったにも係わらず、電車には予想外に大勢が乗り、座るのはおろか立ってるだけでも大変な状況・・・

それもそのはず、小樽市はコロナ前には毎年700万人以上の観光客が訪れ、コロナが明けた2022年には400万人以上が訪れたと言われる人気観光地で、僕もいつか行きたいなとずっと思っていた街で、皆さんの中にも同じ思いの人は大勢おられることでしょう

小樽駅はレトロ感溢れる造りで~

改札も同じくいい感じ・・・
因みに、誰もいない改札の風景を撮りたいがために、随分長く待って~

10時頃に漸く駅から外に出ることができました

(こだわらなきゃ、もっと早く出れたんだけどね~)
ただ、いつまでもここにいても仕方ないので、パチパチし続けながら徐々に離れていき~

くるっと振り向くと、目の前に広がるのは中央通り

この道は小樽運河や海に真っすぐ続く、緩い勾配の下り坂だったけど~

『おっ・・・
』

目についたのは、小樽都通り商店街

この商店街は、アーケードのある商店街としては北海道で2番目に古く、創立100年以上も経つ商店街だそうです

商店街の入口には、レトロ感溢れる説明書きがあったけど~

『榎本武揚は小樽に関係あるんだ~』
と思わずビックリ・・・

少し勉強したくてネットで調べたところ、Sitakkeの掲載内容が分かりやすかったので、丸めて引用すると~

榎本武揚は、箱館戦争の際には、土方歳三と共に、箱館の五稜郭で幕府軍のリーダーとして最後まで戦った武将で、敗戦による投獄後、特赦により1872年から北海道開拓使に仕官し、国有地払い下げの折に、小樽の土地20万坪を購入し、小樽の市街地開発を進めるため北辰社を設立しました
当時の小樽の土地は人が暮らせるような環境ではなかったものの、榎本武揚は小樽には天然の良港と言われた入江があり、将来必ず長崎のように貿易と文化のリーダー役を果たす地域になると確信して、小樽の市街地開発を進めたとのこと・・・
その後、その確信は現実のものとなり、明治から昭和初期までの約70年間に亘り小樽は黄金時代を築くこととなったそうです

『なるほど、そんなゆかりがあるなら、今でもこんな風に飾られるのも当然だよね~
』

と思いつつ、横にある柱に目が留まると~

ここには榎本武揚とおもしろ小樽弁が掲示されてたけど、「おばんでした=こんばんわ」と言うことはよく知ってたよ~

その後、商店街を抜けると、目の前に現れたのは日銀通り

この通りは、鉄道や港湾の発達で大正時代~昭和初期にかけて北海道の物流・経済の中心地であった小樽市の一大ビジネス街を成し、後年には北のウォール街と呼ばれるようになった道

往時のこの辺りはスゴく栄えてたんだろうなと思いつつ、少し歩くと~

手宮線跡地を発見しました

ここのことは後でゆっくり触れるので、ここでは軽くスルーすると~

『おっ・・・』
最初の目的地の日本銀行 旧小樽支店を発見しました

ここには金融資料館があり、小樽が繁栄した様子を伺うには、ここは最適だなと思いつつ~

重厚な入口から中に足を踏み入れると~

『おお~っ・・・
』

重厚な雰囲気と今どき風の飾り付けをしてあるのが面白く、ついついパチパチしちゃいました
ここには館内案内図が設置されていたので、しげしげと眺めた後で~

奥に向かうと~

辰野金吾と師弟関係にあった長野宇平治が、ここの設計に携わっていたことが書かれてたよ~

その後も~

色んなパネルが次々と現れたけど~

興味深かったのは、北のウォール街の模型で~

先ほどの通りには、日銀を起点に~

風格ある建物が並んでいたかと思うと、感慨深いものがあったよ~

その後、奥の部屋に向かうと~
1億円の重さ体験ができるようになっていたけど、1億円は結構重かったよ~

また、この奥には札束らしきものが積み重ねてあったけど、その量なんと1,000億円・・・

因みに、大谷翔平選手がドジャースと交わした契約は10年1,000億円程度だったので、これ全て受け取れるのかと思うと、再びビックリしちゃったよ~

(実際には税金引かれるので、目減りするだろうけどね~
)

また、ここには一万円札の顔出しパネルがあったけど、今だと渋沢栄一さんに変わってるのかな~

また、ここには現在世の中に出回っているお札の量が125兆683億円と表示されていたけど、2024年度の日本の国家予算が112兆円であることを考えると、少し多いくらいかと妙に納得しちゃいました

(いやいや、13兆円は少しじゃないよ~
)


その後、日銀を出て、再び歩き出すと~


旧北海道銀行 本店が見えてきて、これも重厚な建物だなと思っていると~

(現存する北海道銀行とは関係ないそうです)

入口には小樽バインと書かれ、準備中との貼り紙も・・・


一体こりゃ何かなと思ったら、小樽バインはワインバーなんだってよ~

残念ながら中に入ることはなかったけど、こういう歴史的建物で飲むワインは格別だろうね


その後、テクテク歩き出すと~


賑やかな建物が見えて来たなと思って、近付くと~


ここにあるのは、小樽出抜小路でした


その昔、色内大通りより一本海側にある通りを、小樽市民は出抜小路と呼び、歴史を感じさせる石造りの建物が並ぶこの界隈は、北の商都の繁栄をつぶさに見てきた地で、小樽出抜小路は古き良き時代の賑わいを甦らせているとのこと・・・

さっそく中に足を踏み入れると~


目の前に現れたのはうだつ小僧


うだつ小僧とは、丁稚奉公から事業を興し、腕一本で成功した小樽の先達をイメージし、商売繁盛・立身出世を叶える小樽出抜小路のシンボルなんだってよ~

ただ、それ以上に僕の目を引いたのはメロンにソフトが乗っている画像で~


フラフラと引き寄せられるように、ポプラファーム小樽店に到着しました


店内に入ると、サンタのヒゲ(1/4サイズ)を購入し、2階のオープンスペースに向かって~


美味しそうなメロンソフト&生メロンをひと口食べると~


『メチャメチャ美味いよ~

』



北海道産の生メロン&メロンソフトのコラボなんて、聞いただけでもヨダレが出そうだけど、食べ頃のメロンと程よい甘さのメロンソフトの相乗効果が抜群で、メチャメチャ美味しかったよ~

また、小樽出抜小路には火の見やぐら(展望台)があって~


階段を登り、2階に向かうと~


『おお~っ・・・
』


目の前に広がるのは小樽運河で~


ここが大勢の人を虜にしたかと思うと、感慨もひとしおで、元来た道や~


小樽出抜小路も眼下に見えたよ~

(左下には、さっきのソフトが見えてるけど、分かりますか~
)


さ~、次は小樽運河かと思ったものの、ランチの店の予約時間が近付いたので、観光は一旦ストップして、元来た道を戻っていくと~


再び見えてきたのは、手宮線跡地


ここは明治13年(1880年)に開通し、昭和60年に廃線になった旧国鉄手宮線の跡地で、現在では1,600mほどの跡地が、散策路として整備されているので~


色内驛の跡地を見ながら~


線路脇の遊歩道をテクテク歩くと~


『あはっ・・・
』


何の建物かは全く不明だけど、賑やかそうな雰囲気にほっこりしながら予約していたランチの店に向かいました


ランチの店は、恐らく皆さん期待通りの料理だと思うので、しばしお待ちいただくと嬉しいで〜す

「2023年9月の北海道」編は、まだまだ続きますよ〜
