2月13日に松本零士先生がお亡くなりになられました
少年時代、「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」等の作品を観る度に、宇宙へのロマンを抱き、ワクワクしていたことが昨日のことのように思い出されます
また、先生が小学生から高校生まで過ごされたご縁から「北九州市漫画ミュージアム」の名誉会長を務められ、北九州市・小倉の町おこしにも大きな影響を与えられました
先生ありがとうございました
「遠く時の輪の接する処で、また巡り会いましょう」
謹んでご冥福をお祈りします
合掌
本編はここから
【2022年4月末の関西編 その1】
2022年4月29日(金祝)、最初は曇
先日の記事で、昨年(2022年)4月の始めに息子君の関西への引っ越しの模様を書きましたが、4月末に引越しの後片付けや様子見がてら、再び息子君の所に向かいました
(単なる観光じゃないですよ)
まずは山陽新幹線の公式キャラクターの
カンセンジャーをパチリ
この日は6時39分発の
のぞみ4号に乗って~
博多駅発の電車の旅では、かしわ飯弁当を購入することが多いものの、この日は朝早く売店が空いてなかったので、泣く泣くコンビニで
鶏そばろ弁当を購入したけど~
このお弁当は小振りながら276円だったので、お得感バッチリだったよ~
京都駅の構内では
のぞみ30周年を記念して、色んなパネルが設置されてたけど~
時間がなかったので、パパっと写真を撮って先を急ぎました
その後、京都駅から地下鉄を烏丸線・東西線と乗り継ぐと~
左右にレトロチックな可愛い像を見ながら~
テクテク歩くと~
蹴上駅から地上に出ました
因みにここからは次回登場する目的地のみを決め、予備知識なく歩く珍しい展開で~す
始めは何でこんな壁画があるのかなと不思議に思ったけど、京都市動物園の最寄り駅だと後で知り納得納得・・・
動物園に来る子供たちは、この可愛い壁画を見ながらワクワク感を高めるんだろうね~
その後、テクテク歩くと~
昔ながらの風情あるトンネルを発見
明治21年(1888年)に完成したこのトンネルは、ねじりまんぽと呼ばれ、蹴上インクラインの下を横断するために造られたもの・・・
因みに、上部には
雄観奇想(ゆうかんきそう)と書かれた扁額があり、
見事な眺めと優れた考えであるとの意味なんだってよ~
Google mapは「もう少し真っすぐ行くべし」と示されていたものの、こっちの方が面白そうだったのでトンネルを躊躇なく潜りました
因みに、
まんぽとは
トンネルを指す古い言葉で、
ねじりまんぽとは
ねじりのあるトンネルとの意味なんだってよ~
これ以上書くと長くなるので、詳しく知りたい人は↓の画像を読んでみてね
トンネルを潜ると標識があったので、行き先が間違いないことを確認して~
(こう書くと目的地がバレるかな・・・)
雨がポツポツ降り出すなか、テクテク歩くと~
金地院(こんちいん)を発見
そう、それは発見と呼ぶに相応しい登場で、東照宮とか鶴亀庭園と書かれていたから慌ててググってみたら~
『ええ~っ、
金地院崇伝(こんちいんすうでん)がいた寺なんだ~
』
金地院崇伝とは徳川家康のもと江戸幕府の基礎を作った一人と言われ、黒衣の宰相とも呼ばれ畏怖尊敬を一身に集めた名僧・・・
となると、急に興味が沸いてきて~
この時は、
長谷川等伯の襖絵
猿猴捉月図(真ん中上から2番目の絵)や
八窓席茶室(その右下)を見ることが出来る特別拝観もあったので、予定を変更して中に入ることにしました
さっそく、中に入ると~
明智門を発見
明智門とは、1582年に明智光秀が母親の菩提のために大徳寺に建立し、明治元年(1868年)に大徳寺から移設された門のこと・・・
因みに、大河ドラマ
麒麟がくるを見られた人には、
母親は石川さゆりさんが演じた人と言えば、お分かりでしょうか
その後、方丈に上がり、カメラを含めた手荷物をまずロッカーに入れグルっと見学したけど、
猿猴捉月図や
八窓席を始め、離れたくないほどの素晴らしさに包まれ、幸せな時間を過ごしました
その後、
江戸時代初期の最も著名な造園家小堀遠州が1632年に作庭した
鶴亀の庭として有名な
方丈前庭の見学開始
因みにこの庭園は、
庭いっぱいに鶴亀が向かい合う姿を表現していて、前面の白砂は宝船を象徴すると同時に海洋を表し、鶴島と亀島の中間に郡仙島を象る石を点在して、その奥の正面崖地には蓬莱連山を表わす三尊石組を配し、来訪者の萬世を寿ぐ祝儀の庭として非常に格式の整った蓬莱式枯山水庭園と言われています
実際の画像はこんな感じ・・・
因みに右手には
鶴島があり~
左手には
亀島があるけど、皆さんには鶴と亀に見えますか
その後、雨に打たれながら、庭園をテクテク歩き~
雨は土砂降りとなり、写真を撮るのも厳しい状況のなか
御透門を潜り~
到着したのは
東照宮
江戸時代初期の1628年に造営された東照宮は、徳川家康公から遺言で建立を託された希少なもので家康の遺髪と念持仏を奉戴しているそうです
もはや雨が画像に写り込むほどの大雨のなか、必死に写真を撮り、静かに手を合わせました
その後も風情溢れる小道・・・
と言うか、大雨で滑りそうな石段を転ばぬように注意しながらヨチヨチ歩き~
(そもそも写真撮ってる場合じゃないよ~
)
無事に散策を終えることができました
金地院の名前や
猿猴捉月図・鶴亀の庭のことはパーツパーツには知っていたものの、まさかここで出会えるとは思わず、やっぱり京都はいいなと思いました
今シリーズは2泊3日の旅・・・
当然息子君の様子を見たり部屋の片付け・買い物を手伝ったりしたものの、本当にそんなことをしたのかと言われるほど観光して回ったので、全て書き終えるには半月以上の時間がかかると思いますが、お付き合いのほどよろしくお願いしますね~