【まだまだ寒い長崎編 その1】
台風21号と北海道地震で尊い命を落とされた方に謹んで哀悼の意を表します。
また、行方不明になっておられる方は一日も早く元気な姿を見せていただき、避難生活を余儀なくされてる方は一日も早く自宅へ戻られますように・・・
一日も早く復興が完了し、平和に暮らせるよう切に願っています。
それにしても、なぜ今年はこんなに自然災害が多いのでしょうか。
神さま、もうこれ以上僕たちを苦しめないでください。
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平成30年2月のとある日
この日からオフィシャルな用事で、長崎にしばらく滞在することになり、夕刻に博多から長崎へと移動しました
2月の長崎といえば、何と言っても「長崎ランタンフェスティバル」
「長崎ランタンフェスティバル」は、中国の旧正月を祝う行事「春節祭」を起源とし、長崎の冬の一大風物詩と言われています
また、長崎市内の中心部には約15,000個ものランタン(中国提灯)や、大型オブジェが幻想的に飾られ、街を彩ってました
と言うことで、到着間もないけど、いきなりディナータイムとなりました
今回の店は眼鏡橋そばにあり、郷土料理やおじやを味わうことができる「一二三亭」
当店は1896年(明治29年)に創業した老舗店で、到着すると、さっそく大好きビールをオーダーして~
『ひゃ~、うめ~よ~』
やっぱり一日の疲れを癒すには、これが最高だよね~
さっそく突きだしを食べつつ~
『今日は何を食べようか』とワクワクしながら、メニューを眺め~
「刺身の盛り合わせ」と~
「しんじょう」
長崎の魚は鮮度がいいのがウリで、魚の白身をすりつぶして作った「しんじょう」も素朴な味わいが最高だったよ~
また、長崎と言えば鯨を食べたくなるけど、今回オーダーした「鯨のすえひろ」は、長崎の鯨の食文化を代表する鯨肉加工品で~
末広がりになる形のよいものを厳選しているそうで、ひと口食べると~
『メッチャ美味いよ~』
さっぱりした味付けと食感が最高だったよ~
また、この日は結構寒かったので~
と言いつつ、「ふぐのひれ酒」が登場したけど~
『く~、五臓六腑にしみるぜ~』
ふぐひれの香りが最高で、体の中からあったまったよ~
その後、「茶碗蒸し」をオーダーして~
『メッチャ美味いよ~』
「メッチャ美味いよ~」
長崎には美味しい料理がたくさんあるけど、「茶碗蒸し」や「角煮」は食べたくなるよ~
そして、メインディッシュは当店名物の「おじや」で~
当店の「おじや」は以前も書いたことあるけれど、長崎の料亭の酒席で最後に出されていたものを受け継いでいて、釜で炊いた白米に水を足して再び炊き、半日寝かせてカツオと昆布のダシでの3度炊き・・・
3度も炊くなんて、メチャメチャ手間隙かけたうえに、仕上げに玉子を混ぜ、切ゴマと小ネギを乗せて出来上がり
こんなに手間隙かけてるから美味しいんだろうね~
まずはゴマを混ぜ混ぜして、ひと口食べると~
『ヤバいくらい美味いよ~』
当店のおじやは、普通のおじやとは比べものにならないほど美味しいけど、ネギを混ぜると、旨味がさらに増して~
『圧巻の一言だわ~~~』
この味は食べんと分からないから、是非食べてみてほしいよ~
その後、ぶらぶら歩き、たどりついたのは「丸山町」
「丸山」は江戸の「吉原」、京都の「島原」と並んで日本三大花街と言われた場所で~
「長崎に 丸山といふ 処なくば 上方の金銀 無事に帰宅すべし」
と井原西鶴が言うほど賑わっていて、坂本龍馬・高杉晋作等、幕末の志士も遊んだそうです
因みに、この句は~
との意味で、そこまで言われるほどの賑わい振りだったらしいよ~
また、「丸山」で目を引くのはこの建物だけど、正体は「丸山町交番」
レトロ感たっぷりの外観だけど、出来たのは1990年(平成2年)と、意外と最近なんだよ~
その後、丸山公園に入ると~
そして、丸山で最も有名な場所と言えば~
ここは、「長崎ぶらぶら節」(なかにし礼著)、「竜馬がゆく」(司馬遼太郎著)に登場する料亭で、坂本龍馬が斬りつけたという柱の傷跡もあるんだよ~
でも、ランチタイム5,000円超、ディナータイム15,000円超とのことなので、中に入るのは難しいけど、いつの日かここでご飯を食べたいと思ってますよ~
長崎記事は次回に続きま~す