【サザエさんと過ごす一日 後編】
サザエさん達の写真をいっぱい撮った後、少し早いけど、ランチを食べることにしました
ここ西新は学生時代からの思い出の町なので、せっかくならば懐かしい店で食べようと思い、
昔なじみの「あっぱれ食堂」に向かい~
(と言っても、勝鷹神社の隣だけど・・・)
外観から含め、三回も「あっぱれ、あっぱれ」と書いてあったので~
「どれだけアピールするねん」
と思う気持ちもあったものの、この昔から変わらぬ雰囲気が、いい味出してるんだよね~
その後、オーダーするメニューは決まっていたけど、念のため壁に貼ってるメニューを確認すると~
「ちゃんぽん」(700円)、「五目ちゃんぽん」(810円)や~
「焼きチャンポン」(760円)、「親子丼セット」(760円)とかあったけど、
今にして思えば、学生にはちょっとお高い値段設定だな~と思いつつ~
大人になった僕は初志貫徹して、「焼きちゃんぽん」をオーダーしました
当店の「焼きちゃんぽん」は、見た目は「焼きそば」なんだけど、
ちゃんぽん麺が使用されていること、塩ダレ風味なことなどが、相違点なんだよね~
『美味いよ~』
この日は近くて遠い西新に久々に行き、懐かしの味を堪能することができて嬉しかったで~す
その後、腹ごなしにサイクリングすることにして~
(この日は東京在住時代に購入した「かっとび号」(自転車)でここまで来てました)
脇山口の交差点をよくよく見ると~
「サザエさん通り」の大きな看板が設置されてたよ~
ここ「サザエさん通り」は2012年(平成24年)に、
長谷川町子さんが、この地でサザエさんを発案したことから名付けられました
「サザエさん」とは、戦中戦後に福岡で暮らした長谷川町子さんが、
この付近の百道海岸で散歩をしている時に
サザエ、カツオ、ワカメなど海にまつわる登場人物の名前を発案し、漫画を書くに至ったそうです
そして、ここ「磯野広場」には~
こんな碑が飾ってあって~
ここがサザエさん発祥の地であることが記されており~
「サザエさんうちあけ話」として、サザエさん発案の由来が書かれてました
因みに、このうちあけ話によると~
「昭和21年に西日本新聞社から夕刊フクニチが発刊され、連載漫画を頼まれました。
地方紙の気軽さからあっさり引き受け、主人公はおてんば娘とすぐ決めましたが、家族構成に迷ってました。
妹は順調に回復して、百道の海岸を散歩するまでになりました。
私は毎日一緒について歩き、そんな訳で登場人物がみんな海産物になりました」
と書かれてましたが、サザエさんが福岡で生まれたことを知ってる人って、
一体どのくらいいるんでしょうね
また、発案の地なので、前話のようなお祭りにもサザエさんが登場するんだよ~
さて、話は再びサイクリングに戻り~
福岡市博物館や~
福岡市総合図書館を横目に見ながら~
『めっけ』
ここにはどう見ても、サザエさんとカツオ君らしいオブジェが設置されてたよ~
それにしても、サザエさん発案の由来を知らない人にとっては、
なぜここにサザエさん達がいるのか理解できないだろうね~
(ここまでご覧いただいた皆さまは当然お分かりだと思いますが…)
その後、福岡市のシンボルタワーである「福岡タワー」を通り過ぎ~
青空に映える景色を、綺麗だなと思いつつ、ぼんやり眺めてると~
ここにはサザエさん・カツオ君、ワカメちゃん、タラちゃんが集まってたけど、
このポーズを見てるだけで、幸せそうな雰囲気が伝わってきたよ~
この日は天気もよく、気持ちのいい潮風に吹かれながら~
ここには息子君とよくサイクリングに来てたななどと思いつつ~
懐かしい思いでいっぱいだったよ~
「サザエさんと過ごす一日」編は、これにて終了で~す
さ~、次編からは昨年秋の熊本市の記事
復興に向け頑張る熊本をいっぱい紹介しちゃいますよ~