思い返せばあっと言う間の半年でした。
地震発生時に仕事をしていた僕は、東日本大震災以来の携帯電話会社による緊急連絡の大きな音に驚きつつ
震度7もの巨大地震が九州で発生したことに恐怖すら覚えました。
その後、翌々日の16日(土)AM1時25分にも再び巨大地震が発生し、
直接・関連を合わせると、110人もの方々が尊い命を落とされ、避難者はピーク時に18万3882人に上ったそうです。
「東日本大震災」の折、募金以外に大したことができず後悔の念に包まれていた僕は
地震発生直後に熊本地方で大規模な水不足が発生していることを知り、
福岡で巨大地震が発生するとのデマにより、水が買い占められるなか
必死の思いでペットボトルを購入し、

支援物資を熊本市までヘリコプターで輸送していた大名小学校に運び込みましたが、
ここには数多くの善意が集まっていて、目頭が熱くなりました。

また、ゴールデンウィーク初日には、熊本市に向かい
人生初めての災害ボランティア活動に従事して、

数多くの志の高い仲間たちと共に、汗を流しました。

ボランティア終了後は熊本市内の被害状況を我が目で見ようと、歩き回り、
無残にも崩れ果てた熊本大神宮を見て、涙したり、

偶然、被災地視察に訪れていた安倍総理に会い、
復興に向けた支援をお願いすることもできました。

その後、熊本に足が向かうことはなかったのですが、
福岡市で「くまもと観光物産展」などで、間接的な支援活動を行ったりしました。

と言っても、大好きな熊本ラーメンを食べただけとの説もありますが・・・笑

そして、地震から半年を経過したため、今般熊本市を訪れましたが、
地震発生直後にはボランティアセンターとなっていた辛島公園は往時の姿を取り戻し、

ここに連日500人を超えるボランティアの方々が全国から集まっていたとは
想像しがたいほど、平穏な風景が広がっていました。

その後、下通商店街に向かい、一部店舗ではまだ地震の傷跡が見受けられましたが、
多くの店が営業を再開しているなど、すっかり街にも活気がみなぎっていました。

そして、地震直後には池の水がなくなったことでビックリした水前寺公園にも
すっかり水が戻っていて、晴天のなかでの散策を楽しむことができました。

しかし、熊本城を始め多くの場所では、依然として復旧作業が行われており、

まだまだ地震前の姿に戻るには、時間がかかるなと痛感しました。

加えて、今月8日には阿蘇山で36年振りの爆発的噴火が起き、
噴煙が1万メートル以上にも上がり、火山灰は四国地方にも達したそうです。
そんな状況下ではありますが、熊本にはここでしか食べられない「太平燕」があったり、

「熊本城おもてなし武将隊」の大迫力のショーを堪能したりと楽しいことがいっぱいです。

一人でも多くの観光客の皆さまが訪れていただいたり、
熊本産の食べ物を購入していただくなど、できる範囲でのご支援をよろしくお願いします。
熊本・阿蘇地方では天災続きの1年でしたが、早く収束し、
YUMIさんを始めとする熊本県民の皆さまが元通りの生活に戻れるようお祈りするとともに、
「青ブロ」では引き続き熊本支援に向けた支援活動を継続していきたいと思っています。
『想いはひとつ、頑張ろう熊本

