早いもので、飯塚のプチ旅行も最終回になりました

まずは駐車場に車を停めて~


横目に可愛いオブジェを見ながらテクテク歩くと~


最後の目的地である「旧伊藤伝右衛門邸」に到着しました


「旧伊藤伝右衛門(いとうでんえもん)邸」は、「花子とアン」劇中に登場する
石炭王の嘉納伝助氏(吉田鋼太郎)のモデルとなった伊藤伝右衛門の旧邸宅

「旧伊藤伝右衛門邸」とは、裸一貫から身を立て、石炭王へと登り詰めた伊藤伝右衛門が
葉山蓮子(仲間由紀恵)のモデルとなった柳原白蓮(やなぎわらびゃくれん)と
結婚後に暮らしたのがこの邸宅で、「白蓮事件」等で世間を騒がせた
当時のビッグカップルの生活を物語る建築として、観光名所になっています

ここで簡単に二人の物語を語ると~

伊藤伝右衛門は白蓮を迎え入れるのにあたり、
敷地面積約2300坪という敷地に、部屋数25という広大な家屋を設けたうえに
内部は京都からわざわざ宮大工を呼んで技を尽くさせたというほど喜んでいたそうです

しかし、25歳の年齢差から二人の心は離れ始め、白蓮が35歳の時、
7歳年下であった雑誌「解放」の記者・宮崎龍介と恋に落ちてしまいます

その後、新聞社を通して伝右衛門に「公開絶縁状」を叩きつけ、
「筑紫の女王」と呼ばれた歌人白蓮が炭鉱王伝右衛門を捨て、
7歳年下の愛人と駆け落ちするというスキャンダラスな出来事に世の中は騒然となったそうです

白蓮は再び戻ることなく、すれ違い続けた二人の恋物語は結婚10年目にして終わりを迎えました

と、世の中を騒がせた邸宅は今はすっかり観光名所となっているので~


早速、門を潜って、玄関前で記念撮影をしました


玄関から中に入ると、目の前にはドド~んと飾り物が展示してありましたが~


ふと気になった気になる置物があったので、またまたパチリ


どうも太鼓だったみたいだけど、こんなの叩いたら祟られちゃいそうだったよ~

ここには白蓮を迎え入れるために、色々素敵な部屋があったんですが~


この日はお雛様が主役だったので、まず桜の前でパチリ

(おお~っ、またまた季節感がメチャメチャだよ~




その後、大広間に向かうと、大勢の人がいたのでなんだろうかと覗くと~


『うわ~っ


今まで散々雛人形を見てきたけど、こんなにスゴいの見たことないよ~

因みに、この雛人形は日本一の規模を誇り、「雛が見た日本の祭り」と呼ばれました


それにしても、こんなにたくさん飾ってあると、どこを見ていいのか分からなかったけど~


五重の塔や~


縁舞台が飾ってありました


また、ここには「ねぶた祭り」や~


京都の祇園山鉾などが壮麗な姿を見せてましたよ~

(きっとそうだと思うんですが…


それにしても、この雛人形は800体の人形と500点の小道具が飾ってあったので、
どこを見ても圧巻で、いつまで見ても飽きないほどでした


最後はしっかり記念撮影して、今年の雛人形とお別れしました


因みにこの飾りは、来年東京・目黒雅叙園の人気イベント「百段雛まつり」に招かれるそうなので、
東京近郊にお住まいの方は是非ご覧になってくださいね~


その後は、2,300坪もある回遊式の庭園を散歩することにしました


この庭園は、歩く度に様々な姿を変える~


壮麗な景色を見ながらの、楽しい散歩タイムとなりました


その後、休憩所にたどり着くと~


綺麗な姿の邸宅を見ることができて、大満足でしたよ~


ここには素敵な光景がいっぱい広がっているので~


是非、皆さまも遊びに来てくださいね~


と言いつつ、「旧伊藤伝右衛門邸」を後にしました


そして、出口の外ですぐに見つけたのは~


大好きな巨峰ソフトだったけど~


『美味~い、美味~い



と言いつつ、仲良く親子して食べたのは言うまでもないですね~

その後、家に帰る道すがら、窓の外に何やら見えてきたので~


車を停めて近寄ると~


『師の君の 来ますむかふと 八木山の 峠の若葉 さみどりのして』

と書かれた白蓮の歌碑でした

彼女が起こしたスキャンダラスな出来事は当時では大騒動だったと思いますが、
自分に嘘をつけない性格の現れだったんでしょうね~

そして、恒例のお土産コーナーは、千鳥屋さんチームと~


吉野堂さんチーム


この両店は日本では知らない人はいないほど有名だと思いますが、
飯塚が発祥の地だということを知らない人は多いんじゃないでしょうか

(「青ブロ」をご覧の皆さまは、覚えてくれましたよね・・・

我が家も久し振りに両店のお菓子を買ってきましたが、ゆっくりとカステラを食べ、
『南蛮文化の味だわ~』と感慨に浸る僕の横で~


『美味い美味い



とガツガツ食べる少年Aが、ロマンティックなムードをぶち壊してくれました・・・

それにしても、飯塚で生まれたひよ子ちゃんには、
いつまでも日本のお菓子の顏として人気が続いてほしいと思いましたよ~


今回は、熱射病の患者がでるほどの強烈な熱さのなか、
完全に季節外れのシリーズとなりましたが、「雛人形と銘菓を味わう飯塚」編はこれにて終了で~す

最近ではすっかり皆さんから呆れられ、コメント数も激減してますが、
季節外れのネタはまだまだ続きますので、これからもよろしくね~

