『おもしろき こともなき世を おもしろく』
歴史とグルメを堪能してきた下関への旅もいよいよ最終回
下関編ではここまで壇ノ浦の戦い・巌流島の戦いなどに
触れてきましたが、今回は最終回にふさわしく
幕末の英雄である高杉晋作ゆかりの地を訪ねてみましたよ~
まず、訪れたのは「高杉晋作終焉の地」
高杉晋作は歴史好きの人には人気が高い人物で
幕末の長州藩において、吉田松陰が主宰した松下村塾に入り
吉田松陰が「安政の大獄」で捕えられ、処刑された後
朝敵となった長州藩を救うべく功山寺にて挙兵しました
その後、長州征伐で幕府軍を撃退するなど活躍するものの
肺結核を患い、この地で亡くなったのです
高杉晋作は坂本龍馬と並んで、明治の世まで生きていてほしかった人ですが
27才の若さで、この地にて亡くなったかと思うと、感慨もひとしおでした
その後、テクテク歩いて大通りに出てくると
厳島神社の鳥居が見えてきました
隣にある料理店「晋作」と言うのが、いいネーミングですね~
そして、「青ブロ」名物の階段を上って~
ヒィヒィ言いながら、漸く境内に辿り付きました
そして、何とも趣深い手水舎で手を洗い~
高杉晋作が小倉戦争の戦勝記念に小倉城から持ち帰った大太鼓を眺めつつ~
恒例の狛犬との記念撮影
今回は珍しくまともなポーズですね~
その後、境内を真っ直ぐ進み~
高杉晋作に想いを馳せつつ、静かに手を合わせました
その後、近所にあるという「高杉晋作療養の地」に向かって歩きましたが~
行けども~
行けども~
行けども~
行けども~、って手抜きしすぎですか・・・
でも、この左手のどう見ても民家の間に「療養の地碑」を発見しましたよ~
その後、車に乗ってやって来たのは「桜山神社」
しかし、ここにも強烈な階段があって~
それにしても、神社って階段の上にあるのが多いよね~
とヒィヒィ言ってると、漸く上にたどり着き~
社殿に向かって歩いて~
静かに手を合わせました
そして、ここにも龍馬の足跡が残ってましたよ~
実はここに来たのは、明治維新に散った勤王の志士たち
391柱の霊標があるからでした
ここには「桜山招魂社(しょうこんしゃ)」があり
高杉晋作の発案により、戦没した騎兵隊隊士の共同墓地が作られています
さっそく中に入ってみると~
中央には吉田松陰、その周りには久坂玄瑞・高杉晋作・吉田稔麿・入江九一ら
松下村塾四天王の面々のお墓が立ち並び、その周りを隊士が囲んでいましたよ~
この人達が命をかけて戦ったことが、今の世を生んだかと思うと
感動すら覚えましたよ~
そして、下関を見下ろす日和山公園にやって来ると~
高杉晋作が凛々しい顏で、佇んでいました
冒頭の句は高杉晋作辞世の句とも言われていますが
幕末の英雄の足跡をたどることができて、嬉しかったですよ~
そして、関門海峡真下の壇ノ浦パーキングエリアにやって来て~
様々な歴史に彩られた関門海峡を静かに眺めつつ
下関の旅は終わりを告げました
って、終わり方が暗いや~ん
と言うことで、やり直しますが
下関には美味しい「ふく」もいるから是非遊びに来てね~
【「青ブロ」のバックナンバー】
「維新はここから始まった~高杉晋作挙兵の地~」編
「松陰神社にて感謝の念を!!」編