【維新巡遊 鹿児島編 その5】
「薩摩義士碑」前バス停前で後続の周遊バスを待っていたら
この名称のバス停が2ヶ所あることに気付かず
あろうことか、目の前の交差点を曲がられてしまい
泣く泣くタクシーに乗って、鹿児島一の名勝である「仙厳園(せんがんえん)」 にやって来ました
(周遊バスだと、290円(大人190円、子供100円)で済む処、1,000円近くかかりました)
バスが目の前からいなくなった瞬間、ガビ~ンと思ったものの
交通費1,000円を払っても、鹿児島観光には「仙厳園」行きを外すことができないんですよね~
と、いうことで入園料1,500円(大人1,000円、子供500円)を払って
観光客で賑わう入口から中に入ると~
平成20年に放映された大河ドラマ「篤姫」のロケ地ガイドが貼ってありました
このガイドによると、「仙巌園」では、平成19年月下旬から10月初旬まで延べ4日間に亘り
100名を超える大々的なロケが敢行されたそうです
それだけに、ゆっくり散策したかったものの、「仙巌園」は広さが50,000㎡(15,000坪)もあるため
サクサクっと強行観光することにしました~
早速中に入ると、「関ヶ原の戦い」で敵中突破したことで名を馳せた
島津義弘公の鎧が飾ってあったのでパチリ
それにしても、見事な鎧でしたよ~
目の前にドド~ンと鉄製150ポンド砲と反射炉が現れました
実はこの地は島津斉彬公(前々回の銅像の人)が近代化を進めた場所で
「九州・山口の近代化産業遺産群」として、2009年に世界遺産の暫定リストに記載されたんですよ~
「克灰袋」とは、桜島の噴火により周辺地域に一定量以上の降灰があった際に
自治体から一般家庭に配布されるポリ袋の事を指し
集めた灰を詰めて指定の場所に出すと、無料で回収されるんですよ~
「桜島」とは鹿児島のシンボルですが、噴火した際は大変なんですね~
このお餅は「両棒餅(ぢゃんぼもち)」と言いますが
両棒とは鹿児島弁で武士の大小の刀(両棒)のことを指すんです
左は味噌味、右は砂糖醤油味でしたが、どちらも美味しくて
親子して『美味~い』と言って、食べましたよ~
そして、鎧着付けの体験(子供100円)があったので、早速着付けしてもらって~
このサービスは楽しかったし、リーズナブルだったし、最高だったよ~
そして、次に「正門」が現れましたが、ここは「篤姫」で薩摩藩邸江戸屋敷に見立てられ
「錫門(すずもん)」が姿を現しました
この門は江戸時代には正門として用いられていたもので
錫は江戸時代に領内で鉱山が発見され、鹿児島を代表する特産品となったんですよ~
やっぱり鹿児島といえば桜島ですね~
そして、「御殿」は中をゆっくり見る事もできるんですが、時間がないのでスルーして~
19代光久公の時代に琉球国王から献上された「望嶽楼(ぼうがくろう)」も
そして、ここもロケ地になった「曲水の庭」に至る石段を登り~
「仙巌園」は桜島を築山に、錦江湾を池に見立てた雄大な景色が最大の魅力と言われていますが
この雄大な景色を見ていたのかと思うと、感慨もひとしおでした~
しかし、時間は既に正午を大きく回り、お腹もペッコペコ
次回は大好きランチ編ですよ~
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