J1リーグ2018第10節・ホーム広島戦 | FC東京・応援者のブログ

FC東京・応援者のブログ

FC東京/ディズニーリゾート/ホテル宿泊記 など

J1リーグ2018
第10節ホーム広島戦
 
東京 3 - 1 広島
 
モチベーションの勝利
今季最高のパフォーマンス!?

9戦無敗、2位東京に勝点9差で首位を走る広島との一戦。

ミッドウィークの味の素スタジアムに集った観客は1万3千人。残り30分の段階で駆け付けてくるオッチャンとか居るんだもの。みんな、エライわ。

{ACA2553F-3C74-4D1A-B018-15989EDC494E}

試合の方は、今季最高のパフォーマンスを見せて広島に圧勝…とまで言うとチョット言い過ぎか。

後半の押し込まれ方は東京としてはある程度割り切りだったものの、流石は広島で、東京の意図の範疇を超えた部分もあったように思う。万が一2失点目を喫していたなら、引き分けに持ち込まれていた可能性もなくはなかった。

この試合、勝利の最たる要因は東京のモチベーションの高さか。攻守の切り替えの早さ、球際の強さが抜群だった。

ただこの勝利に後々意味を持たせられるかどうかは、次節ホームで迎える風間名古屋にも勝利してこそ。「広島戦と同じテンションで。」とは言わないまでも、7連敗で最下位に沈むの相手をキッチリと退けたい。

東京は今季既に苦い経験を味わっている。難敵鹿島に勝利しておきながら、翌節C大阪戦の星をお見合いゴールで落とし、鹿島戦の労力を水泡に帰してしまった。あれが無ければ広島とは1ゲーム差まで詰め寄れていたわけだからね。上を目指すというのは、そういうことだ。

{198F80BA-56E3-45AE-B58D-3FEA90712F9C}

この日は言うまでもなく、ディエゴ、ディエゴ、ディエゴ!2G1A、圧巻のパフォーマンス。

1点目は髙萩のパスを受けての軽快なターンと突破からPKゲット。ディエゴの個人技が光ったシーンだけど、起点となった森重→髙萩の最終ラインからのロングフィードが広島の虚を突いた格好。

東京にとって2点目となるディエゴ・アシストの始まりは、東京攻撃陣の広島DFラインに対する高質なプレッシングから。慌てる広島の横パスをカットして、ノー・トラップ、ダイレクトにゴール前のディエゴへ当てたのは東!GK林と1対1を外して、フィニッシュに駆け付けた永井へ冷静にアシスト。前半2 - 0。

東京3点目は、後半6分のディエゴ2得点目。最終ラインからビルドアップを図ろうとする広島DFへプレッシング。サイドへ追い込み奪い取ると、橋本を経由して髙萩からディエゴへ絶妙な球筋のスルーパス。抜け出たディエゴは落ち着いて広島ゴールへ対角に流し込み東京3 - 0。

ディエゴはトータル7ゴールでランキング・トップへ。フィジカル、テクニック、スピード、そして運動量と献身性。このヒト、恐らく東京史上最も質の高い助っ人ガイジンと言えそう。

後半6分にしての3 - 0後、広島に押し込まれ始める。前半からハイペースで臨んだ東京。ある程度は意図的に受け入れた展開には違いないんだけど、ホントの意味で割り切って守備に徹したのは残り15分くらいから。そこまでは流石は広島、東京の意図を超える攻勢を受けてしまったように思う。

そしてこの日唯一の失点は東京GK林のパントキックから。

これは意見が分かれると思うけど、林のキックの質がわるくて、東京陣営が競り難い球筋だったように見えた。セカンドボールは易々と広島に回収され、ノー・ガードに近い状態で東京ゴール前まで持ち込まれてしまった。林も一長一短のある選手で、キックが苦手なことはわかるものの、頻度が高過ぎる。丁寧さが欲しい。

守備ありきのチームが10試合11失点。少し失点が多いかな…。

何れにしても首位広島を叩いて、勝ち点差を縮めてみせた東京。それも内容を伴っての勝利。俄然テンションが上がります。

連戦続き(ワールドカップ・イヤーとは言え、ちょっと異常よね…)で選手もファンもキツイところだけど、目の前の試合をひとつひとつ抑えていきましょう。